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[その後、何名かの自衛団員を伴い結社員達は戻って来て。宿屋にて検分他の情報交換を行った。宿屋で、となったのは大概の事件がここで行われたため。アーベルなど他の宿泊者も居たが、彼らは関係ないと言い張り関わらせなかった。勿論、クロエが力を持つことも伝えない。生き残った能力者は既に立ち去ったものとして告げた。フーゴーが結社員達に対し険を示していたのは周囲からも明らかだったろう。それでも聞かれたことには答え、系譜を作るのに必要なことは協力して行った]
「……なるほど、解りました。
ではこれで検分は終了とします。
皆さんお疲れ様でした」
[結社員達の中のリーダー格である例の男が終了の旨を口にする。他の結社員や自衛団員達を解散させると、男はフーゴーに声をかけて来た]
「少し良いかな?」
……何だ。
「聞きたいことがあってね。
ああ、何か酒でも貰おうか。
種類はお任せするよ」
[にこやかに笑みながら男は言い、カウンターに腰かける。その様子に軽く眉を寄せながら、グラスにラム酒を入れて差し出した。男は礼を言いながらそれを受け取り、一口口に含む]
「……で、話なんだが。
結社に戻る気は無いのか?
ダニーだって一応連絡は欠かさないで居てくれている。
こうも人狼に関わってしまうのも何かの縁だろう。
お前はまだ、戦力になる。
今回だってこうして生き延びたんだしな。
審問に巻き込まれたことで解っただろう、人狼が如何に愚かな生き物か」
……………ざけんな。
あそこに居る気があれば最初から離れちゃいねぇよ。
てめぇらのその思想を理解出来ねぇ、したくねぇから俺はあそこを飛び出したんだ。
…絶対ぇ戻らねぇ。
[フーゴーの瞳が男を睨む。嫌悪を通り越して怒りすら覚え始めていた。その様子に男は一つ息を吐く]
「……まだ、”あのこと”を根に持っているのか?
お前も可笑しな男だ。
…その思想を持ち続けるなら、そのうち”狂人”と呼ばれる羽目になるぞ」
……それでもてめぇらのようになるよりはマシだ。
てめぇらとは相容れねぇ。
俺が戻らない理由はそれだけで十分なはずだろ。
「……やれやれ、どこまでも堅い男だ」
[フーゴーの言葉に男はゆるりと首を横に振った。そうしてまたグラスを口に運ぶ]
「仕方が無い、今回は諦めるとしよう。
これ以上言ったら今日は野宿しなければならなくなりそうだしな」
…解ってんじゃねぇか。
だったらさっさと部屋に引っ込みな。
これ以上顔も見たくねぇ。
「随分と嫌われたものだ。
まぁ、だいぶ遅いことだし大人しく戻るとしよう。
ああ、これは部屋に持って行っても構わないか?」
好きにしな。
[カウンターから立ち上がり、男はグラスを示しながらフーゴーに訊ねる。その答えもまたそっけないものだった。許可と受け取った男は「それでは」と残すと部屋へと戻って行く。今日はリッキーも先に部屋に戻らせていたため、酒場にはフーゴーだけが残った]
……戻りてぇと思う訳ねぇだろが。
ルーカスとレヴィナを実験道具にしたような場所になんてよ。
[過去を思い出し、ぎり、と拳を握る。見かねて彼らを呪縛から解き放ったのはこの手。生からの解放と言う、最終手段で]
てめぇらの思想を受け入れちまえば、アイツらのことをも侮辱しちまうことになる。
そんなこと、出来るはずが無ぇ。
[友を、大切な者を手に掛けたと言う業。それを結社の思想で穢したくは無かった。しばらくの間、握った拳を眺め見やり。力を抜くとグラスにラム酒を注ぎ、フーゴーは一気にそれを呷るの*だった*]
─大陸のとある街─
[活気に溢れる港町。大きな造船所のあるその街に定期船が辿り着いた。船乗りが一人、手紙を手に造船所へ向かい、とある名を呼んだ。呼ばれた巨躯は仏頂面で応対し、渡された手紙を受け取る。船乗りに短く礼を述べると、休憩場所へと移動し手紙を開いた]
『よぉダニー、元気してるか? こっちは相変わらずだ。
……と言いたいところなんだが、この間でかい嵐が来ちまってな。
折角この間メンテしてもらった自慢の船がパァになっちまった。
悪ぃがまた船作ってもらえねぇか? 金額は割増すからよ!』
[親友から届いた手紙。それを途中まで読んで、手紙を持つ男の手に力が籠った。ぐしゃり、と紙が悲鳴を上げる]
『それが第一の報告で、もう一つ伝えることがある。
……俺の島で人狼騒ぎが起きた。
もしかしたら、結社の方から連絡が行ってるかね。
…どうにか退治して、俺はこうして手紙を書けてる。
それ関連で……”奴”が検分に来たよ。
見たくねぇ面だったがな、報告は義務だから応対した』
[”奴”と言う文字に男の眉根が寄った。それだけで伝わる相手。男自身、その人物に対して恩義はあれど、良い感情は持ち合わせていなかった]
『ここらの詳細はまぁ、そっちに行った時にでも話すわ。
そん時は酒に付き合ってくれよ、勿論愚痴にもな。
そんじゃ、こっちが落ち着いたらヴェルト連れてそっちに行く』
[『じゃあな』と言う文字で文章は終わっていた。読み終わると男は手紙を畳み、懐へと仕舞う。そして天を見上げ呟いた]
/*
こっちは短く。
ちなみにルーカス(ルーサー)@宗教家、ダニー(ダニエル)@船大工、レヴィナ(レベッカ)のイメージ。
ルーカスに関しては15歳若くする必要があるけd
@以降はアーベル向けw
/*
[くろねこさんに、兎猫すりより]
もそもそ。
親父さんは結社ENDと船大工への手紙、お疲れ様。
結社員ヒューが画像付きで浮かびました、ええ。
…レヴィナさんは何商だったんだろう(ぉ
あ、雌鹿亭の女将さん、結局名前考えてn(どうでもいい
/*
[くろねこ、ごろごろ]
さてて。
微妙に道交法に抵触しつつ(こらこら)帰還っと。
とりあえず、ひきこもりから脱しよう、うん。
─雑貨屋・自室─
……はあ……。
[零れたため息は、幾度目のものか。
家に帰ってからは、日々こんな調子だった。
店には、落ち着くまではでなくていいから、という母にいわれ、だからといって出かける先も特になく、ある種らしくない引きこもり状態が続いていた。
そうする事で、無意識に顔を合わせるのを避けている、というのもあるのだが]
……もぅ……やだな、こんなん。
ウチらしくないよ……。
[そうは思えど、その状態から脱する術は思いつかなくて。
結果的に、ため息ばかりの日々は続いた]
……お前も、そう思ってる?
[すぐ側で毛繕いをするぶち猫に向け、こんな問いを向けたなら、返るのは、肯定の響きの鳴き声。
呆れすら感じられるそれに、へにゃ、と眉を下げつつ、こいつめ、と小さな額をつつく]
でも、さすがに引きこもりすぎ、か。
……少しは外、あるこ……。
[ぽつり、そんな呟きが落ちたのはどんな気まぐれの作用か。
ぶち猫を伴い、店先で編み物をしていた母に散歩してくる、と声をかけ、外に出た]
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