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[呼びかける声に、意識はそちらへ]
ああ、何とかな。
しっかり寝てきたから、そうは倒れん。
[まあ、気絶中に麒麟の気をわけてもらったから、というのもあるのだが。
木生火の理によって変換された波動のためか、それには当人、気づいてはいないらしい]
……そういや、あの後、どうなったんだ?
そか。
でも無理は禁物。
[良いね?と年上らしいことを言いつつ]
あの後なぁ。
エキサイトしっぱなしだった奴とか、説明聞いて不機嫌になった奴とか。
状況を受け入れて協力してくれそうなのは何人か居る。
ああ、石段から落とされたのも居たっけ。
[全然関係ない情報も与えたり]
……ああ。
[戒めの言葉には逆らわずに、肯定を返し。
なされた説明に、そうか、とぽつり]
……ま、理不尽っちゃ理不尽な事態だし、な。
[加えて自分の説明が悪かったのは、自覚あるのかそれともないのか]
つか、石段から落とされたあ?
……生きてたのかよ、それ。
…『天帝』をも非難されたよ。
[ぽつり、小さく漏らされた]
何故、天界が動かない。
何故、人に憑依させて行う。
……言い返せなかったよ。
[苦笑している様子が伝わっただろうか。続く問いには]
ああ、頑丈な奴なのかは分からないけど、命に別状は無かったらしい。
なんで動かない、ね。
[苦笑の気配に返すのは、こちらも苦笑。
ただ、こちらは上の……『天』の状況を多少なりとも知るが故か。
それはまた、事なる苦さを帯びて]
動きたくても動けない……っても、事情がわからなきゃ、単なる理屈だしな。
[ふ、と。零れるため息一つ]
……さすがに、自分の家の石段で死なれちゃかなわんから、それはそれでいいんだが。
頑丈、ですむのか、それ……?
― 七曜学園・屋上 ―
[ 学校へと戻った後、水分を補給して作業再開。
現像し終えた写真を纏めてファイルに入れると、
すぐに帰るでもなく、屋上まで来ていた。
フェンス寄りかかりって身を捻り、
空を見上げたり、地を見下ろしたり。
学校付近で何かあれば捉え易いということ以上に、
何より、吹き抜ける風が心地好いから。
陽射しの強さは、それなりに厳しくはあったが ]
ああ、あの様子じゃ、仮に説明したところで理解してもくれないだろう。
[ふ、と短い溜息が漏れた]
……その辺りが、分からない。
ただ、ここに捕らわれた奴らは少なからず五神、もしくは天魔の力を持つ。
その影響が出てると言うのは否めない。
詳しくは、応龍に聞いた方が良いかもね。
一緒に行動してたみたいだから。
[この言葉で誰が転げ落ちたのかはおそらく理解出来るだろう]
……しかし、暑いな。
[言葉と裏腹、外見は平然としているのは、宿すものの気、故か]
あー……今日は、師匠んとこ、行けねぇなぁ……。
[そんな愚痴めいた呟きをもらしてから。
また、ゆっくりと歩みを進め]
─瑞雲神社・境内にある木のどれかの上─
[石段下に誰かが来た気配に気付いているのか居ないのか。木の上で休んだまま、動くことは無い。座っているのは少し高めの枝葉の中であるため、境内に誰かが来たとしても、気付きにくいだろうか]
[ポケットの中に入れた黒い塊が、ぴきぴきと音を立てていたが、それに気付く様子もまだ無い]
[日差しは強かった。今日も間違いなく真夏日になるだろう。
手傘を作って細めた眼で太陽を見上げながら、そんななんでもない感想を心で呟いて、ソレを肩に乗せつつ……というよりぶら下がらせながら、町へと進んでいく。
目的は単純に降りかかる火の粉を払うために、万全の位置を把握しておこうと思ったからだ。少なくとも昨日神社に向かったメンバーから五人引く。そしてサキが口にしていた四端というものも同じく天界の愚かな手先と考えると、純粋な消去法で自分が怪しまれるのは明白だったからだ]
……逆に、そこでまだ一人来ていない事を無視して俺に当たりをつけたとしても、頭が足りないと言わざるを得ないか。
[彼はタマキの事を知らないからそう言えるのだが。
と、ぶらぶらしている時、不意に携帯が震えた。取り出してみるとキョウヤからだった。
しかしその内容に眉を顰める]
「……?」
[ソレも、そんな彼を不思議そうに見た]
とはいえ理解できなくても、納得できなくても……。
それでも、『天』と『地』の『護界操手』が集わなくては、相互崩落の危険もあるのは、事実。
……多少時間かかったり、荒療治してでも、受け入れてもらわにゃならん。
[静かな言葉は、厳しさとと共にどこか冷たさも帯びて]
ま、確かに力の影響は出てるだろうな……って、応龍がかよ。
……まあ……後で、聞いては見る。
[得られた答えに返す言葉は、ちょっとだけ嫌そうだったかも。
従姉とは違う意味で、苦手っぽいです]
[石段を登る。暑い。だがいつもより疲労も身体も軽い気がする。]
あー、今回はともかくこれからはどうしたもんか…、
[どうなるかもわからぬのに既に先のことをぼやきつつ石段を登る
石段の上には既に璃佳は居るのか否か]
……何かあったか?
[それが一番最初の感想だ。
彼がキョウヤと出会ってから早六年になるか。小学校五年生の時に京都からこの町に引っ越してきて以来の付き合いだ。キョウヤはこれまでも彼の突拍子もない発言と、天然ぶりに振り回されていたのは自覚していたが(自覚していただけで、直せなかった)、その中でもこんな、
・・・・・・・・・
まるで人を遠ざけるような内容の連絡を寄越したのは見た記憶がなかった。
……尤も、彼の事なので忘れている可能性が高いのも否めない事実であるが]
……キョウヤを探す。
[彼はそうソレに言って、キョウヤを探すべく町をうろつき始めた]
[しかし、探すと言っても、何気に町は広い。どうしたもんかと考えていると、その子が不意にアズマの事を口にした]
……そうか。彼にもついでに手伝ってもらえばいいのか。
[しかし風の印というのはこちらから通じるものなのか? 疑問がない訳でもないが、ものは試しと呼びかけてみた]
『……アズマ、聞こえるか?』
ん――
[ 不意に視線がゆるりと動いて、地に水平になる。
規則性のない風が、一定の流れを持ったかのように、
彼のすぐ傍を過ぎっていった ]
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