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/中/
うう、計画性のない企画者でごめんよぅ
企画力がない分、演技面で盛り上げるつもりだけど、遅筆による冒頭の文章の散逸ぷりに軽く絶望してたり
企画者があんなんじゃ駄目だろぉ!?
/中/
なんか、みょーにジョエルとばっか話していたのはナニユエ?
(答え:時間かちあったから)
つーか、オレの方が2コ上なのに坊ちゃん呼びなのは、笑っていいとこなんかww
まあ、気にしとらんけど、この吸血青年(ぁ。
……や、基本は人間ですよ?
鎌作り出したり、翼生えたりするけどさ!(まて
─円卓会議場─
[エレベータがたどり着くと、仄かに漂う紅茶とケーキの匂い]
あっ、ケーキですか? えっと、こういうの持ち込むのってジョエルさんですよね?
じゃあ、食べてもいいのかな、かな?
[そう言って目を輝かせ、涎を垂らす
ミュウから微笑みの言葉を掛けられると]
あっ、ミュウさん。こんばんわ
えへへ。お姉様と私、仲良しさんに見えます?
[そう言って、アヤメの腕に抱きつき、頬を染めながら*笑う*]
司祭 エドガー がきたらしいよ(10人目……だったかなあ?)。
司祭 エドガー は 余り物 になれるよう、天に祈った。
[遡る事数時間前。某所に、二人の酒を交えて談笑する男がいた。]
[片方は若い。青年の顔に、少年のように瞳を輝かせ、体から溢れる情熱を抑え切れないといった感じで熱心に一席ぶっている。もう一人は壮年。聖職者を示す紺地の上着と白いカラーを今ははだけさせている。語る青年をときに頷きときに合槌をうちながら、聖職者に、そして若者の夢を聞く年長者にふさわしい穏やかな瞳で見つめている。]
[青年は一度言葉を切り、手元のグラスをあおいでから、それが既に空の事を知る。聖職者の男は、青年の手元がすでにおぼつかないのに気付くと、氷の中に冷やしてあったボトルを取り、自分と相手のグラスに注いだ。]
[二人は楽しげに何事かをまた話してから、そのグラスを軽く打ち合わせて、一気にあおった。]
[ふと、青年の酒を飲む手が止まると、グラスがゆっくり下ろされる。おぼつかない手付きでグラスを置き、椅子にもたれこむ姿は、傍目には、ついに酔い潰れたように見えるだろう。聖職者の男は、静かにそれを見つめている。]
[青年の目は眠たげに閉じられていき、唇がわななく。しかし、何か言葉にする前に彼は意識を失い、そしてそれは二度と戻れない深みへ沈んでいった…。]
[聖職者の男は立ち上がる。座っていたときは目立たない長身と、歳に比べてがっしりした体駆を静かに屈め、青年の頚に手をあてる。]
[脈が弱く遅くなって、ついに消えるのを確認すると、姿勢を正し、祈りを口にする。懐から携帯電話を取りだし、何処かへと連絡をとると、服装を整え、部屋を出ていった。]
[青年はジャーナリストだった。若いが経験豊富で、そして正義に燃えていた。]
[彼はさる国際貿易企業が、裏で巨大な犯罪組織と繋がっている、むしろその犯罪組織の表の顔がその企業なのだという事をかぎつける。]
[彼は慎重に調査を続けた。下手を打てばすぐに気付かれ、容赦なく口を塞がれただろう。しかし彼は優秀だった。]
[彼が犯した唯一の、そして致命的な過失、それが、内部協力者として、それなりのポストに就きつつしかしそれは企業の裏の顔には関わりの欠片も無い部門で、しかも表の顔においても一見してただのお飾りであると分かるこの聖職者、エドガーを選んだ事だった。]
[...は自分の車に乗り込みながら、先ほど殺した者の顔を思い出す。正義と義憤に燃え、そのエネルギーで動いていたような青年。]
君は…太陽に近付き過ぎたのだよ。
東洋風に言うなら、「虎の尾を踏んだ」、と言う所か。
[今頃は部下達が、彼の荷物を改め、都合の悪い書類や証拠を始末するとともに、彼の死について適当なストーリーを作りあげているだろう。]
[以前は彼のような者は見せしめとして、その遺体もかなり酷い扱いを受けたものだ。]
[だが...がこの『仕事』に就いて以降は、...は部下達に死者の冒涜を許していない。]
[有徳の者の、死の尊厳を汚すべきではない。...はそう考えていたし、部下達にも徹底した。今回の青年のストーリーも、彼の名誉を傷付けない形にまとまる筈だ。]
[もっとも...は、こんな配慮は誰にとっても何の意味もない、とも考えていたのだが。]
(腕時計を見ながら、)少し、遅れてしまいましたか。
にしても、全員集結、とはね。初めての事だ…。
[車は目的の高層ビルの前に停まる。]
ここに来るのも、久しぶりです。
[一度ビルを見上げると、控えていた部下に車のキーを預け、扉をくぐった。]
[社長室、エレベータ前に来ると秘書が控え目に声をかけてきた。]
「Mr.エドガー、失礼ですがそこは…」
[...は静かに表紙を金糸の牡羊のモチーフで飾った聖書を示すと、絶句する秘書を無視してエレベータに乗り込んだ。]
→円卓へ
■1:A.P,エドガー
本名
■2:46歳。
組織の、十二宮の中でも最古参にあたる。
■3:牡羊宮
■4:設定.組織の表の顔たる企業の、「社会貢献部門」を取り仕切る。つまり表の顔の、しかも最も綺麗な部分の大物。
大物とはいえ、部門が部門であり、実務と言えば慈善事業、他の主な仕事は儀礼祭典への出席と、まさに典型的なお飾り。
しかし裏では諜報や暗殺作戦の指揮・実行を取り仕切る。十二宮に対し作戦や標的を指示したり、彼らの後始末を行う事もある。
会議に顔を出すのは久々で、また今の世代の十二宮とはほぼ全員と初対面(間接的に顔を明かさず指示を出していたため、エドガーの方からは十二宮を知っている)。
戦闘.現在の十二宮唯一の大災厄前世代。当然特殊能力は無く、また肉体的にも、年齢より体つきは良いが常人の範疇。
しかし、彼が直接・間接問わず殺害してきた人間の数は、他の十二宮より長く組織にいる事を差し引いても十分異常。
武器は主に毒。筋弛緩系、神経撹乱系、鎮静剤等を好む。
ナイフや銃器も使えない事は無いが、基本的に好まない。
学生 レッグ がきたらしいよ(11人目……だったかなあ?)。
学生 レッグ は グルメ になれるよう、天に祈った。
[そこは海に面した大学。
一人の男が必死の形相で、夜の路地を駆け抜けていく。だがすでに疲労困憊となっている足腰は一歩踏み出すごとにガクガクと振るえ、あわせて速度もまた落ちていった。
だが男は止まらない。
何度も後ろを振り返りながら、すでに水分だけではなく半分近く脂肪を交えた汗を垂れ流しながらも、醜く駆けて行く。
そのうち、男は路地の終点。
海に辿り着いた。辺りを見回し、道がないとわかるとそのまま海に飛び込む。
水柱が上がった。だが、思いのほか浅い所為か、海水は膝程度までの深さしかなかった。
落ちた拍子に降りた腰を半ば腕で強引に持ち上げるようにして動かすと、のろのろと動きやすい浜に向けて移動しだし――]
たっくよ。
メンドクセーんだから、こんなところまで逃げるんじゃねぇっての。
[――どこからともなく聞こえてきた声に、体を硬直させた。
喉から擦れきった悲鳴が漏れる。
だが、そんな自分の変わりきった声など微塵も気にかけず、血走り、ぎょろりとした眼を必死に周囲へと走らせる]
オイオイ。
どこ見てやがる? こっちだこっち。
[声の発生源は――]
「う、上!」
[男は、声に導かれるまま頭上を仰いだ。だが次の瞬間、闇の世界が雲から姿を見せた月光によって、スポットライトに照らされたように世界が現れた。
だが世界は即座に白金の輝きによって左右に分断された。
上下にずれていく世界。
その中で、男の目が最後に映したのは、二本のナイフを持った若い男の姿であった。
バシャン! と水音が響いた。
二つに切り裂かれた蛋白質の塊を全くなんの感情もなく見つめ、二度と動かない事を確認すると、大きな溜息をついてレッグ=アグマイヤはナイフを腰に下げた鞘に納めた]
ンとに、メンドーだったな。幾ら学長候補者の殺人だからって、イチイチ俺に仕事回すんじゃねーってのー。
俺は便利屋か? っての。
[もちろん、組織の暗殺部門に所属しているのだから、便利屋扱いを受けても仕方がないのかもしれない。だが、彼はその中でも、十三人の幹部の一人であった]
今度俺のところに、メンドクセー依頼を率先して持ってきたら殺してやる。
[愚痴を溢しつつ、レッグは大きな欠伸をした。夜は己の活動時間とは言え、それでも三時を過ぎれば眠くもなる。そのまま自宅へ戻り寝てしまおうかと思ったが、ふと昼間に届いた組織からの通達を思い出した]
あ〜、そういえば、何か集まれとかって来てたな。メンドーだな。
でも、行かなかったら糞ウルセーんだろうな。
はぁ〜。しかたね。行くか。
[そうして、バシャバシャと海をかき分けて歩き出したのが、数時間前。
彼は今、組織の本部とも言える建物へと足を踏み入れていた]
[建物内に入ると、すぐに数人のガードが近づいてきた。普段であれば面倒な事など無視していくのだが、この建物だけはいただけない。
仕方なく、ポケットから天秤を意味するカードを見せ、円卓へと進んだ]
ンだ?
まだ数人来てね〜じゃんか。
か〜。こんな早く来なくても良かったのかよ。
はぁ。
無駄な体力つかっちまったなぁ。
[そうぼやきつつ、レッグは七番目に位置する自席に腰をおろした]
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