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[視界の端にライの姿が映るや、速度を上げて上げるために符を使い……]
って止まらない〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
[次元歪みを使ってさっと姿が見えなくなったライの立っていた場所を通り過ぎて、そのまま壁に顔面から衝突した]
キュゥ……。
…失礼。
[其の声に女性だと気付いたのか、ぽつりと謝罪を入れる。
狐火が一個現れれば、へぇ、と小さく]
構成せよ。燃えぬ扇…!
[ばっ。
手を振れば、半透明の扇が手の中で形を作り。
狐火をすれ違い様に扇で撫でるように吹き飛ばす]
/*
一回の戦闘につき、大体、名前付きは4回までかなぁ。
んで、遠距離構成が2回、か。
まぁ、コレで一回になるのかね。
作れる、という事は意外と色々と…うん。
「その頃狼ことレーグとその主のマテウスは南館を歩いていていて]
「主はまだ起きないし…食堂はなかなか遠いし」
[と愚痴をいいながら蒸気の壁を作って簡単な迷彩をかけつつ、狼はのしのし歩く。
とりあえず中立地点と聞いた
「アーデルハイド殿も主を起こしてくれればよいものを…」
[獣人は頑丈で更に最近生命学科にもはいったものだからマテウスにあてられる雷撃の力がかなりあがっていたりで、雷撃を受けると戦えなくなってしまうと。
ままならない人生を憂いながらのそのそ食堂を目指して、教室をあける。見かけは気にせずに、食堂の匂いをたどって、くんくんと捜索中]
おなごに石ころ投げるとか紳士のやることやあらへんよー。
[扇の風に煽られた火は、一瞬大きく燃え広がって消える。]
ほなまたなー!
[歪みへ飛び込もうとした。]
/*
まあ、ぶっちゃけると現在位置を決めるのが面倒になっていた、ともいう(お前。
どうせなら、ランダ神で遊んでなんぼ、とな。
―南館―
[そしてのこのこと、人の気配がしたら隅っこでやりすごしたり…そんなだから主が起きないのだが仕方ないが]
「ふむ…あれぐらい主もやるきがあれば」
[なんだか男の嫉妬なのかライヒを狙ってる節の男子生徒やそれとは別に、各々の目的をもって黄色い声まじりの女子生徒とかみて把握して思ったりする辺り。狼も胃が相当病んできているのかもしれない]
[先にかけた強化魔法は一応残っていて。廊下の角を曲がろうとして気配を感じる]
っとぉ、誰か居るな…。
[そろりと角から覗き込むと、教室の扉を開ける白狼の姿が見えた]
あ、さっきのもふもふ。
主とやらはまだ起きてない…みたいか。
[ここで出てしまったら見つかるかなと思い、しばらくやり過ごそうと]
『待つのは良いけど、他にも気を向けておきなさいよ』
わーってるって。
[ふわり、と木の枝から飛び降りる。
さらり、零れてきた銀糸を後ろに払って]
界と界、結びし力、行先定めぬ道を開け。
[短く紡ぐ、呪。
歪みの利用ではなく、ランダムに空間を繋げる転移の呪文を発動し、それの作り出した門の中へと踏み込んだ]
全く持って其の通り。
次の手から気を付けよう。
[火が燃え上がる音を聞きながら]
ただ…その耳の魔導器は気になるがね。
[そう、ドアの向こうの歪みへと飛び込む姿に言う]
…同じ所に出れば面白いのだが。
─ →南館─
ん、ここに出たか。
[ふわり、抜け出た先は南館。
ここには、学科合同演習の時に幾度か訪れた事があったものの、最近はとんと御無沙汰していた]
……さて、幾つか気配はあるようだが……ラヴィ。
[『魔本』を手にしたまま、肩の水晶龍へ声をかける。
ふわり、と真白の光が散った]
臨戦態勢は、一応万全にしとかんと、な。
[ほぼ全員に向けて挑戦宣言したような状況なので、一応の注意はしておく。らしい]
[熱を温度を司る狼は。嗅覚とその能力によって周囲の人の気配を敏感に察するも、それが鬼であることはしれない。ただ伺っている様子なのだけ把握して。教室をくんくんしつつ]
「…そこの者…我らに用があるならば相手になるが?」
[声だけを投げかけ、やっぱり食堂散策]
やー、とか、ほな、って。
次元魔法…じゃ、ないか…
[思いっきり隙を見せた気がして。
思いっきり隙を見逃した気がして、緩く頭を振ると]
まぁ。まだ、鬼ごっこは続くわけか…?
[ウェンデルもまたその後ろ姿を追いかける。
今度は持っていた扇をフリスビーの様に投げつけた]
では、プレゼント。
(うひょ、バレタ!?)
(『お馬鹿、あっちは嗅覚優れてるに決まってるじゃないの』)
[物影で灰銀とひそひそ。けれど鬼であるとまではバレて居ないと判ずると、姿は見せずに]
や、鬼じゃないなら用はねぇわ。
邪魔したな。
[自分も鬼を探す参加者であると偽ってそう声だけ向けた。その様子に灰銀はまた『お馬鹿…』と呟いて居たりするわけだが。そしてそろりそろりとその場を離れようとする]
うわっと!
[振り向いたら扇が飛んできたのでジャンピングキャッチ!]
ほぃ、パス!
[キャッチボールよろしく投げ返してみた。]
……ん。
[傍目呑気に廊下を進んでいけば、遠くない場所に見知った無配が複数]
さて、どうするか。
[この場合のどうするか、は、どちらに声をかけるか、という事らしい。
基準は、どっちが面白いか、だったりするが]
ん?
[投げ返されると思ってなかったのか、足を止め扇を受け止める]
お気に召さなかったかな?
[扇を開ききると、パタパタと自身に対して扇ぎつつ首を傾げた]
「ほう…邪魔ではないぞ…我らを鬼と知らぬは、鬼が何者か知られているのか。それとも…そなたが鬼だからなのかは…如何に…?」
[狼は答えた瞬間に威圧感を増して…]
「だが主がやらねば意味はないな…口惜しいものだ」
[残念そうにしながらくんくん。進路を見つけ]
「食堂はこちらか?…主もそろそろ食事の時間だ」
[やっぱり過保護だった]
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