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―中央エリア・ビル屋上―
――そりゃぁ残念。
[企業秘密と言いつつ飛び上がる鴉を見上げ、傷付いた肩を押さえた]
気にせんでええ、白雪。
平気や。
[攻撃を避けられ、そのまま寄ってくる虎に言葉を向ける。
右手を伝い、紅が滑り落ちる。
刀を拾う様子は見せず]
一対二相手にようやりますなぁ。
流石は暗殺者、とでもいうべきやろか。
[離れた場所の鴉に向けるはあくまで笑み。
その様子には気付くか否か。
未だ血の流れる肩から剥がした右手に、刀の抜けた傘を持ち代えた]
─外・廃墟中央付近─
平和主義者に用はねぇ。
ここの総帥だってそんなもんじゃねぇのかっ。
[避けられるのは想定内。
だが見たことのない武器から放たれるモノには少なからず驚いた。]
『エネルギー弾かねェ?』
ちっ、面倒な!
[避けられた瞬間こちらも背後に飛び距離を取る。
十分に開いた間から軌道を見極め身体をずらし、光の爪から身をかわした。]
『背後から帰ってこなきゃいいけどネ。』
[不吉な言葉に後ろを警戒する心も残しながら。
再び距離を詰めようと、今度は大きく回りながら徐々に合間を詰めてゆく。]
─中央エリア・別ビル屋上─
[しばらく前から繋がったままの通信。正確に言えば、受信のみに切り替えた状態。安堵を含むような呟きが聞こえ、クスリと笑いを零した]
仕事を放棄するつもりなのかしら。
[揶揄いを含めた言葉は通信機に乗せない。一頻り笑ってから、改めて通信機を送受信に切り替えた]
モーンさん、生きているかしら?
[伝えた第一声もまた、揶揄いを含めた言葉]
―中央エリア―
[進んだ先に眩い光が見えた。
誰かが戦っているらしい。一瞬動きを止めかけ、そのまま進む。
戦っているのはカルメンと、先にチラリと接触した…のだと思う…男。
少し離れた場所にはロミの姿も見えた。こちらも特に姿を隠してはいない]
予想以上に変則的な武器ですね。
対するのは自我を持つ剣ですか。
[橙がちらつく瞳で戦いの様子を追いかけてゆく。
途中でピクリと背筋を緊張させた]
―中央エリア・ビル屋上―
俺に取っちゃ、今後の生活にも関わりますんで。
[残念、という言葉に、にぃ、と笑う。
刀ではなく、傘の方を拾う様子に、一つ瞬くものの。
す、と立ち上がり、胸の前で両腕を交差させるように、構える。
両の手、その指の間には複数の漆黒の煌めき]
一対多なんて、『仕事』してるとわりとよくあるからねぇ。
……まあ、そちらさんたちみたいに、綺麗なシンクロしてるパターンには、ついぞお目にかかってないけど。
それだけに……。
[言いつつ、は、と一つ息を吐き。直後、勢いをつけて床を蹴り、舞い上がった]
厄介なんだよ、ねぇっ!
[言葉と共にまず左、次いで右手が振り抜かれ]
―中央エリア―
[揶揄い含みの言葉が耳に響いた]
は、はい。
[動揺した声に自分が驚いた。
仕事中になんという声を出しているのだろう。
短く深呼吸をして普段の状態を取り戻そうとする]
今、目の前で戦闘が一つ。
Lilithと…狂犬でしたか。その二人が。
[どうにか冷静に聞こえなくもない声にはなった]
―中央エリア・通路―
うわっ、あの喋る剣変形しただ!
あっちの十字架は、光で攻撃するだか!?
[戦闘の様子を覗き見る少女のリアクションは大きかった。
『総帥』の戦いを見た時のような異様な緊張感はない。
とはいえ、完全に観戦気分でいるのはさすがに気の抜き過ぎであったか]
ん? ……わあっ!
[気が付けばすぐ傍まで、もう一人の参加者――ユーディットが近付いて来ていた。
しかし武器を構えるでも身を隠すでもなく、こちらと同じく観戦に来たかのように見える]
え、えっと……
[伺うような視線をユーディットに向ける]
─中央エリア・別ビル屋上─
[動揺する声にまたクスリと笑いが漏れる]
そう、その二人が。
こちらでは黒耀鴉と紅雨が戦っておりますわ。
そうそう、ウィルマートさん……渡りが脱落したのはご存知かしら?
[揺れる声色を指摘することは無く、別の話題を持ち出す]
─中央部・廃墟─
まったくもってね。
今のこの世界に平和なんてあるわけないのに、愚かな人間はそんなものに縋りつく。
なんともまぁ愚かしい話だぁね。
[振りぬいた光波の爪はヴィリーにかわされ、背後のビルに衝突し、小爆破を起こす。
じりじりと大回りながら合間を詰めるヴィリーにニヤリと笑うと、]
そっちが来ないなら……
[そう言うと新たなカードを抜き、]
「フォームライド ススススタッグビートゥル!!」
こっちから行きますわぁ!
[カード起動と同時に距離を詰めると、今ヴィリーのいる場所へとクワガタのはさみの如くに変形し腕に装着された十字架を振り下ろす。]
─中央エリア・別ビル屋上─
[クスクス。何を見てか、何を聞いてか。揶揄うような笑いを漏らす。それは直ぐに消え、隣のビルの屋上を見詰めた鶸色が瞬いた。ネックレスは相変わらず煌めいている]
あちらはあの子に任せておけば良いですわね。
こちらはそろそろ……かしら?
[先の言葉が何を意味するかを知るは本人だけ。続いた言葉は目の前の対戦を見てのこと。行く末を見守るように、鶸色は隣のビルの屋上へと注がれた]
―中央エリア・通路―
お邪魔しますね。
[硬い表情から穏やかな笑みを作って浮かべ、こちらに気づいたロミに向けた。
手には何も武器らしきものを持っていない。けれど即座に作り出せることは、データを参照したのなら知られている事だろう]
ああ。
倒すつもりならとっくに動いてます。
けれどそれはお気に召さないでしょうから、今は一緒に観戦させてもらおうかと。
あちらの決着が着いた後、お付き合い下さるのなら喜んで?
[一見何も武器を手にしていないが。それは意味のない話だというのはデータを見ている相手には当然分るだろう]
―中央エリア―
そちらでもですか。
[現れない名前に安堵するような、不安になるような。
けれど今度は表にまでは出なかった]
渡りが…そうでしたか。
部屋の方へは戻らなかったので知らぬままでした。
相手は誰だったのでしょう。
[素直に答えながら、仕事が片手落ちているのに気づいて息を呑んだ。失態を叱責されても文句は言えない]
―中央エリア・ビル屋上―
そりゃぁ、なぁ。
[鴉が舞い上がるとほぼ同時、娘は白虎の背に飛び乗る]
――血の繋がった、姉弟ですし。
[嘘か真か言葉を紡ぎつつ、開いた目の色は、紅。
虎の目もまた同じ色に。
携えた傘、先程まで鞘の役割をしていたそれは、見た目よりもずっと重量を持つもの]
ただの獣遣いと同じにしてもろては、困りますえ。
[両の手の煌めきを前に、紅の眼がふ、と笑む。
虎が咆哮を上げた]
─外・廃墟中央付近─
はっ、その点だけは話が合いそうだな。
力がなければ、勝たなければ、生きていく資格なんざない。
『縋り付いてぼろぼろになる可哀相な子にゃ成りたくないからネェ。』
[背後でおこる爆発に軽く舌打ちし、カルメンの言葉に一定の同調をしながら。再びカードを挿す行動を見ると、警戒心を強めた。
また遠距離砲が来ると思っていたが。距離を詰められたのは予想外だった。]
なくそっ!
[振り下ろされたクワガタ鋏のような武器を、10本の刃が交差し受け止める。ぎちぎちと、金属が擦れる不快音を鳴らしながら押し切られないよう腕に力を込めた。力勝負ではこちらの方が上か。徐々に押し返してゆき。]
は…あああっ!!
[両手を外側に振り払うようにし、カルメンを鋏ごと押し飛ばした。]
―中央エリア・通路―
[相手の穏やかな笑みに幾度か瞬く。
その表情が心の底から来ているものかは、読めそうもない]
(この人は……確か、武器をその場で作り出すとかいう……?)
[警戒するように、足が一歩後ろへ下がる]
へえ……お気に召すとか召さないとか、気にしながら戦ってるだか?
[ぐっと鉄槌の柄を握る。
しかし攻撃のためではない。
重心は完全に後ろに寄っている]
オラは、この場でやる気はねえ、だけんども……
(さて……逃げるにしても、何処まで行けるだか……?)
[意識は完全に、戦闘から眼前のユーディットの方へと向いていた]
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