情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
─中央ビル1階・モニタールーム─
[鶸色は複数のモニターに映し出される光景を順次確認していく。カルメンの姿もあったかも知れないが、それは呆れと共に捨て置いた]
あら、御機嫌よう。
今終わったところですわ。
[何を意味するかを悟り、簡潔に言葉を返す]
何か見たいものでもありまして?
―中央エリア屋外―
[廃ビルの一つの中からスィと姿を現す。
一度部屋に入ったはずなのに、短時間でどうやってそこまで移動したのか。そんな能力を持つとはどこにも記載されていなかった]
…ふぅっ。
[数区画先から殺気混じりの気配が届いてくる。
少し立ち竦んでから、静かにそちらへ向かい歩き始めた]
―ビル4階・食堂―
結構なお手前で。
[人気の無くなった食堂内。
カップを置いて、代わりに目を向けるは端末]
色々と来てはるんやなぁ。
外のことはよう知らんうちでも、聞いたことある名前もあるし。
[傍の虎を見れば尻尾を振られる。
何を思うか小さく頷いて、扉に目を向けた]
─中央ビル1階・モニタールーム─
[オクタヴイアの視線の先、そこに目当ての光景があるだろうとモニタを見る。
カルメンの姿が最初に見えて、首を傾げ、すぐに総帥達を映すモニタを見つける。
それと同時に返された返答]
そうですか、残念ですね。
[それは本当に残念そうに、ゆっくりしていたのは自分でもあるのだが]
総帥の姿、しかも戦うもの。
これほど興味深いものは早々ないかと。
これって、過去の記録映像とかは見れるのでしょうかね?
(本番前?…あくまでこれは余興だ、ということか)
(こいつを殺せば、あるいは失敗したとしても、世界最大の組織を敵に回すことは避けられないと考えていたが…)
(今なら刃を引けばいい、か)
(…馬鹿な考えだ。敵の言葉を信じられるか)
(そもそも依頼を果たせなければ依頼者側に消される)
悪いが、ショーダウンは今だ。俺とお前のは、な。
ピクニック気分で地獄へ落ちろ。
[言いながら、再び姿勢を低くして疾走、肉薄する]
(次は動けなくしてから、首を落とす。必要なら何度でも)
―一階広間・端末前―
『―――よっと、大体データ回収したよん。
まぁ大した事あるような無いような微妙な所だけど。』
…なんだそれ。
『んーまぁつまり、ここの施設やら状況?についてはだーっと十分すぎるくらい入ってたから大したモン。
大したことナいってのは…まー組織そのものについての情報?あわよくばお土産に持って帰ろっかナ、って思ってたんだけどやっぱりそういう大層なモンは無いねー。』
別に不要だろうが…下手に余計な事する必要は無いからな。
『まーまー情報って、多すぎても困るモンじゃないよ?処理する能力さえあればネ。』
[へろんと笑うように飾り紐が揺れて、するりと端末からその先を外そうとして、再び動きは止まった。]
─中央ビル一階・モニタールーム─
そうですわね……あまり表立って行動することも少ないでしょうし。
接することが少ないとなれば、尚更。
[どこか含むような物言い。記録映像について訊ねられれば]
そちらのモニターから呼び出せるはずですわ。
こちらはリアルタイムの映像のみですの。
[目の前にしているモニターとは別の、部屋の後ろ側に備え付けられた一つのモニターを示す]
…今度は何だ?
『んー流れてる映像データに面白いモノが入ってたから見てたトコー。後で旦那にも臨場感たっぷりに聞き語りしたげるよん。もちょっと待ってて。』
お前また………ちっ、長くは待たないからな。
[剣と主。使い使われる関係ではあるが、呪い呪われた関係でもあり、完全な主従ではない。
グリズがデータに噛り付いた時は、本人が納得するまで梃子でも動かないの嫌という程知った事だった。
軽く舌打ちしながら、結局待っている間する事のない事にまた苛立ちを覚え始め。気を逸らすために窓から外の景色を見た。]
――中央エリア・ビル街――
(あれが……『総帥』の、武器)
[ふわり、と浮かぶようにして主の手に収まったその武器を、少し離れた所から凝視する。
向こうがこちらに気付いているかは定かではなかったが、少なくとも今は『青の死神』の方へ意識を向けているように見える]
……まだ、行くだか? 『死神』さ。
[小声で独り言つときゅっと鉄槌の柄を握り、尚も『総帥』へと向かっていく『青の死神』に視線を注いだ。
彼の『力』と思惑の一端を見定めるように]
おやおや、まったく。
……これが、若さ、というものか?
[再び接近する様子に、零れるのは嘆息]
だが……。
[詰まる距離。しかし、有効距離に達するより先に黒衣が翻り、その身は宙へと舞う]
私が望むのは、『先』を欲する者たちの数多の『交差』。
それを生み出す者を、始まりの前に消すのは本意ではないのでね。
[足場のない中空に浮いたまま、楽しげに言い放つ。
手にした剣はどこか不満げな音を響かせているが、それは取り合わず]
……私を消したくば、己が魂を賭ける覚悟で来るがいい。
もっとも、それで成せるとは、言い難いがね。
[それまでと一転、静かな声で言った後、周囲を見回す。
その場にいる者、一人一人を見回すように、深紫をめぐらせた後、再び青の死神を見やって]
……君が最後の刻まで崩れぬのであれば。
今一度、対する事もあろう。
……そのために、良き『交差』が織り成される事を、期待する。
[一方的に言い放つのと、黒衣が翻るのはどちらが先か。
文字通りの瞬きする間に、その姿は*消えうせた*]
─中央ビル一階・モニタールーム─
確かにお友達なれれば接することも多くなりますかね。
[含む言動に対しては触れず、言う言葉は口元に指を当て考えるようにしながら。
質問に返された返答には顔をうれしそうに輝かせて]
ありがとうございます。
それでは……、
[後ろのモニターを見る前に、オクタヴィアと共に見ているモニターには、総帥に飛び掛るアーベルの姿が映っていた]
おや、再戦ですかね?
えぇ。
一応、止んだみたいやね。
[椅子から降り、歩き出す足は食堂の外へ]
余程自信があるんか、ただの向こう見ずか――
どっちでもうちには関係あらへんけど。
[のそりと虎が後を追う]
まぁ、ちぃと散歩でもしましょか。
─中央エリア・屋外─
……おーやまあ。
[再び『総帥』に挑みかかる『青の死神』の様子に、鴉は一つ、息を吐く]
……『先』を欲する者たちの、数多の『交差』……ね。
とにかく、やり合えって事ですかい。
[言い放たれる言葉に思わず零すのは、ぼやくような呟き]
……っと。
[まるでそれに答えるかのように一瞬だけ向けられる深紫。
常磐緑は一瞬だけ鋭さを帯びてそれを見返すが、果たして向こうは気づいたか。
確かめる暇もなく、その姿は消えてゆく]
─中央ビル一階・モニタールーム─
[お友達、との言葉には何も返さず、クスリと僅かに嘲りを含んだ笑いが掠める]
…再戦は、持ち越しでしょうね。
[言うと同時『総帥』の姿がモニターから掻き消えた。アーベルの相手をしたのも気紛れと考えるが故]
それではわたくしは失礼致しますわね。
用事も終えましたので。
[扉へと足を向けながらエルザへと言葉を向ける。シャラリと、アンクレットが音を奏でた]
[宙に浮かぶ標的を隙あらば襲撃せんと睨んでいたが、その姿は忽然と掻き消えてしまった]
[再び立ち会いたければ、勝ち残れと言い残して]
…くそ!
[標的が消えた後もたっぷり数秒、何も無いその中空を睨みすえてから、一言、悪態を漏らした]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新