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― パトラッシュの家 ―
外に出たんなら…。
[語尾は沈黙に変わった。外出中でも無事な保証はかなり低い。
力なく尻尾を垂らして奥に入ってゆく犬>>102を一度見送り。
少し迷うようにしてから、銃をホルスターに仕舞った。
携帯端末の裏面を片手で押さえながら、忙しなく操作する。
「御姉様」への連絡手段。使うと面倒もあるけれど、今はそうも言ってられないし。一番確実な情報源のはずで。
けれど反応は戻らなかった。その理由はすぐに知れる>>#1]
……最悪に最悪が重なってく。
[クローディアなら「交渉」も可能だが。これではもう下手に接触を図ることも出来ない。
あーあ、と肩を落として、奥から戻ってこない犬がどうしたのか確認するために奥まで踏み込んだ]
さっきの、キミの名前も含まれてたんかな。
カレン? パトラッシュ?
[名前は今度こそ間違わずに確認できただろうか]
私はエリカ。
ジェファーソンの雑貨屋寄りながら指示通り移動するけど、キミはどうする?
[軽く首を傾げて尋ねる。
共に来るなら連れ立って、動かないようなら「また後で」と小さく告げて、沈黙に沈んだ街の雑貨屋へと*向かった*]
[頭を撫でられ、伝わってくるのは人とちょっと違った何か。
でもその思いの本質は変わらないらしく心配してくれてるのは伝わってきた]
えうっ……えうぅぅ……
[ぐしぐしと涙に濡れた目を擦ってから名前を聞かれると]
かれん……かれん……どいる……
[まだぐずった声のままで答えて、それから続いた問いかけには小さく頷き]
いく……
[この場所にこれ以上一人でいたくなかった。
少なくとも、悪い人ではなさそうだったから]
けいじ……さん……
[それからその後ろに大人しくついていきながら、凄惨な様子の街中を歩いていく]
─ 自宅 ─
[犬は何度も飼い主の頬を舐める。
それが途切れたのは、実験室まで来た警備員の手が頭に触れた>>108時だった]
…… きゅうん ……
[犬とて飼い主がどうなったのかは理解している。
人と同等の知能を持っているが故に、飼い主の死も、何が原因で今このような状態になっているかもきちんと把握出来ていた。
そして、自分に課せられた義務>>#1についても]
…俺も含まれてるんだ。犬なのに。
俺に何が出来るって言うんだよぉ。
銃なんて使えないし、ご主人も護れなかったのに。
[尻尾も耳も垂れさせたまま、飼い主の傍に座り込んで。
じっと飼い主を見詰めていたところで声をかけられ>>109、犬は鼻先をそちらへと向ける。
問われたことに対しては、自分の名を呼ばれたところで返事をするように一声鳴いた]
くぅん
[続く警備員の名乗りと問いかけを聞くと、一度視線を床へと落として。
再び見上げた時に首を横に振って否定の意思を伝えた。
「また後で」と告げて立ち去る警備員には何も鳴き声を向けることなく、視線だけでその背中を見送る]
…… きゅうん
[警備員の背中が見えなくなってから、犬は小さく鳴き声を漏らす。
やらなければいけないことは理解しているが、どうすれば良いか悩み始めて。
しばらくは実験室の中をうろうろと歩いて*いた*]
─ 街中 ─
[親子を送り出した後、殺気立つ群集相手に銃撃戦──なんて事はせず。
牽制数発撃ち込んだ後、裏通りの仕事でトラブった時に使う煙幕弾を使ってその場を離脱して。
落ち着けそうな物陰に飛び込むまでの間に、シリンダーは空になっていた]
予備弾もらっといてせーかいだったなぁ。
[なんて妙にしみじみと呟きつつ、空薬莢を弾丸に入れ替え、シリンダーを銃身に戻す]
……ってぇと。
……だいぶ、静かになった、な。
[ここに飛び込んでしばらくは響いていた銃声も、今は聞こえない。
とはいえ、沈静化したとは思えない──と。
思った矢先、聞こえたのは淡々とした放送。>>#1]
…………マジで?
それっきゃ残んなかった……っての?
[知る名前、知らぬ名前取り混ぜてはいるが、余りにも少なすぎる、と。
浮かんだのは、そんな思考]
っかし、メイン破壊された、ってどーゆーことよ。
そんな簡単に潰せるセキリュティでもねぇだろうに……。
[ぼやいてみた所で、状況は変わらないのだろう、多分。
と、なれば、やるべきは決まっている──と。
すんなり理解できるのは、古巣での経験の賜物か]
……とにかく……行くっきゃ、ねぇ、か。
[ここでぼーっとしていても仕方ない、と。
立ち上がり、歩き出す。
目に入る光景は、以前に見たものと良く似ていて、それが、僅かに気を滅入らせた]
……あんときゃ、エライさんが意図的に起こさせたわけだが。
今回はホントに……なんだって、なあ。
[問うた所で答えなどは見えず、倒れる死者は突っ込みも入れない。
嫌な静けさを振り払うべく、ポケットから煙草を出して火を点けて。
血の匂いのする大気に紫煙の香を溶かしつつ、指定された場所へ向けて歩き出した]
/*
……なあんか、なあ。
去年も良く揺れたけど、今年も良く揺れる……orz
さっきの震度4はちょっと酔ったぞ……!
さてて。
PC視点、撃てる所が限られすぎているのだが、どーおすべか。
[>>111小さな声が聞こえると、振り返って首を振った。]
気にしないでいーよ。
そうだ、手かして?
[危なっかしい足取りを心配して。彼女が手を差し出してくれたなら、そのまま繋いで歩いてゆく。
さっきまで騒がしかった街は、今は静かで一層不気味だった。
雑貨屋にたどり着く少し前に>>#1放送が流れて足が止まった。]
え…… えっ?
[無機質無感情な放送が淡々と読み上げた名前と事柄に、何の冗談かと一瞬思った。
自分の名前と、手を握ってるカレンの名前、フラン以外は全員知らない名だった。
エリカは単に名前を知らないだけなのだが。]
打ち合い?
何すんだ打ち合いって…?
[文字通りの事が行われるという予想はつかずに、自然手が強張りかけたが。]
ふーちゃんは無事らしいけど……
[名前が読み上げられただけで、真実無事かは分からない。
顔を見ないことには安心できず、読み上げられた名前に、彼女の祖父の名前が無い事に気づけば、軽く唇を噛んだが足は止めなかった。]
ごめんカレンちゃん、ちょっと急ぐね。
[カレンに断り一ついれてから、雑貨屋へと急いだ。]
― 雑貨屋 ―
[雑貨屋に辿りついていたのは、エリカが先だっただろうか。
フランがまだシャッターの前にいるようなら、後ろからカレンを連れたまま声をかけた。]
…ふーちゃん大丈夫?
[声がこわごわとした物だったのは、彼女の元気が無いからか、あるいは先ほどの放送に彼女の祖父の名が無かったのを気遣ってからのどちらか、あるいはどちらものせいだった。]
─ 雑貨屋・店外 ─
…ちょっと、待っ、て。
生存者、って…え、なに、どう…
[理解できない。
理解したくない。
読み上げられた名の後に続けられた内容も、信じたくなどないもので。
放送が止まり、静寂に包まれた中で身動きを取れずにいた。]
―街中―
[ケイジの後についていきながら目指す方向はよくわからない。
地理にも明るくないので黙ってそのいく方向についていく]
えうっ……ふぇ……
[大泣きすることはなかったが、しゃっくりをあげながら目元を擦っていた]
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