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とくべつに何とも思っていないが。
まァ、見るほうの問題だろう。
そうやっていると、子どもよりも子どものようだな。
[面白がる調子。]
…もう俺25だぞ?
[下げた眉の下、大きく溜息をついて]
まぁ…「虚」に捕らわれるとか、子供以下だよな。
[自嘲気味に口の端を上げた。]
…ぅぅ。
[恨めしそうな目で、狐を見た。
その面は笑っているようにも見えて、更に眉を顰める。]
なぁ、あんたは何か「闇」って持ってる、のか?
[ふと声色を明るくして聞いてみた]
え。
何に、って。
こう、計画、とか、なんていうか…
[手をぱたぱたして、四角や丸を形どってみた後、ぴたりと止めて眉を下げてケイジを見上げ]
…何、だろ。
−上空−
[慌てて着いて来る気配も見ず、大きな翼を羽ばたかせた。
ケイジの姿を探し、地上を睨み飛ぶ。
だが狐の面を見つける事は出来ず、舌打ちした所で小さなラウルの鳴き声が耳に入った。何事かと体ごと振り返る。
視線の先、速度を落としよろめく白の翼が見えた。]
『………限界か。』
[昨夜消えた後の事は知らないが、小さな体が悲鳴を上げたのだろうと判断する。幸い、施療院は遠くなかった。
慌てて見上げてくる深紅の瞳を射抜き、顎をしゃくる。]
足手纏いだ。
[睨む視線で施療院を示し、再び前を向き四翼に力を入れた。
風を大きく捉え空を切る背を、声だけが追いかけてくる。]
………フン。
[耳に届いた礼に鼻を鳴らし、振り返る事なく飛び去る。
冷たい風を受ける顔は、少しだけ口の端を上げていた。]
だから、馬鹿って言うな、よ!
[ぎゅぅ、と眉を寄せて睨む。]
いや、先の事考えるだろ。どうなってる、とか。目標とかさ。
妹が結婚して子供も生まれるだろうから、その頃には羊を何頭上げたいから子羊を何頭いつ産ませて育てて…とか。
…とか。
[紫紺の翼を広げ、風に乗り島を巡る。
だがほどなく、聖殿の方から光が漏れ出すのを目に捉える。]
………誰か封じたか。誰だ?
[翼を引き、高度を下げる。半ば滑り込むように広場へ。]
[一定の距離を空けたままに、
気持ちばかりが急くような足取りを、追う。
獣も鳥も眠りについたか、森は、静寂に満ちている。
吹き抜ける風は、冷えていた。
辿り着いた広場は既に儀式も終わり、人は疎らで、
奇妙な熱は失われていた。
背の翼も傍らのひかりもないがゆえか、特別、見咎められることもない。異なるものがなければ、少女は群集に埋没する存在だと示すようでもあった]
お前は、言われたくないといいながら本当は莫迦といってほしいんだろう?
[狐はわらうが、心なしか呆れたようにも見える。]
……誰を封じた?
[大股で儀式の間に踏み込み、長老へと短く問う。
アヤメがケイジを捕らえてきた事などを聞き、強く頷く。]
………そうだな。あれは危険だ。
己の愉しみの為なら、堕天尸に手を貸す事すら厭わんだろう。
[そう告げて辺りを見回す。アヤメの姿はない。
眉間に皺を刻み、儀式の場を出た。]
[狐の言葉には、ぎゅと目を険しくしてにらみ付けて]
なわけないだろう。
…馬鹿は馬鹿なりに色々考えてんだよっ!
[口を尖らせる]
[周囲を見回す。
知るものはおらず、人は過ぎていく。
とりあえずは、伝えるため――
そして知るために、
聖殿に行けばいいのかと考え、歩を向けた]
[扉から数歩離れた所でカルロスと擦れ違う。
その顔に浮かぶ表情に、何も言葉をかける事なく目で見送る。
そして、ふと彼の来た方に視線を向けた。
埋没する様に静かに、見知った顔がそこにあった。]
………エリカ。無事だったか。
[カレン、ロザリンドと続け消えた事を思い、小さく息を吐く。
そして彼女等の行方を問うべく、そちらへと足を向けた。]
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