情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
─集会場・広間─
………少なくとも、私にはあなた方がサイキッカーでないことは解ってました。
[自らが何物であるか、口にする代わりに、吊るした二人にはそう告げた。
二人が手に武器を持っているのは見えたが、それを落とす事は特にしなかった。
そうして視線は二人から外れ、名を呼んだ主のほうへと向き直る。
その瞳から冷たさは消えていたが、どこかぼんやりとしたような一つの眼差しで主を見て。]
………ぼっちゃまの望みは、何ですか?
[答えの続きを尋ねた。]
メイド エリカが「時間を進める」を選択しました。
─集会場・広間─
[吊るされた二人に、ちら、と視線を向ける。
瞳に宿る焦燥と──僅かな揺らぎに、二人は気づくか]
……私の、望みは。
[ゆっくりと振り返る、エリカ。
向けられる、どこかぼんやりとした眼差しを静かに見返し]
……これ以上。
私のために、あなたが罪を重ねない事、ですよ……!
[静かな宣、それに重なるように。
自動拳銃の安全装置が外れる音が響いた]
[広間の様子をただ静かに眺める]
何人死ぬかな。
――全員、死ねば良いのによ。
[同僚が為す行動を見詰めながら、無感動に*呟いた*]
─集会場・広間─
え、りか…さ…っく……ふ…!
だ、め…!
[緩やかに締める力が強くなるのを感じながらも、エリカとマイルズの遣り取りを聞き。
マイルズの答えと、行動に。
堪え切れなくなった涙が零れた。]
─集会場・広間─
…りゃ、おま…が…!
[首にかかる力は徐々に強くなり。
声も出せなくなってきた。頭が痛い]
……ッ。
[唇を噛み切った。口の端から細く紅糸が顎へと伝ってゆく。
まだその武器も、意識も手放してはいない。
小さな音が響くのを耳が拾う]
[空中でもがく後輩と司書。
それを見上げて、僅かに口は開いたが]
……ふーん。
[そう呟いたきり、また目を逸らす。
生者と別の声が聞こえて――僅かに首は傾げたが]
─集会場・広間─
[主に銃を向けられて、静かに微笑みを向ける。]
………それが一番の近道です。
私にも、そんなことは解っていました。
[ぱさりと眼帯をとると、赤と薄茶のオッドアイが、主を見据えた。]
でも私はズューネだから。
自らの死すら、選べない。
[告げながらも、二人への力は緩む事はない。]
貴方は私の証だから。
貴方が居なければ私は在れないから。
…私の命は貴方のものです。
どうぞ貴方がお決めになって下さい、私の未来を。
―――――――――Mein Ehemann.
[深く、深く、一礼した。]
[私にぼっちゃまは殺せない。
それは、サイキッカーとして力を振るうよりも。
死にたくないと願うよりも。
もっともっと、強い想い。]
─集会場・広間─
[告げられる言葉と、笑み。
何かを振り払うように、強く頭を振る。
乱れた露草色の下から響くのは、赤紫の左目。
向けられる異眸を、色の異なる異眸が受け止める]
……あなたの命が、私の物である、というならば。
[望みのために。
この場で取りうる道は。
ひとつ、しか、ない]
私は、私の望みのために。
……それを、断ちます。
[向けられる一礼。
返すのは、銃口]
……それが……私の、選択、です。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新