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[再び声が聞こえたのは、丁度外に出た頃か。]
………後でレナーテに聞いておくよ。
[そうぽつりと呟いて届かない声に応え。]
………。
[続いた言葉には、暫く黙った。
再び口を開くまでには、少し間が空いた。]
これで、正しかったのか?
[考えて答えのでるものでもなく、聞いても答えるコエはない]
もう一度聞きたいといったら、ゲルダは怒るか?
[呟くコエは、ただ*響くだけ*]
…私は。
差し伸べてもらった手を、上手く掴めなかっただけだから。
[自分の死神に刈り取られたのは、自分のせいだと呟いて。]
……ごめん、ね
上手く握り返せなくて。
怖いって怯えて。
弱くて――――。
[イレーネの呼びかけが届けば意識は少しそれた]
[離れていても届くのは兄妹の絆がなしたものだっただろうか]
[緩く首を振って自宅のある方向を見た]
ごめん…。
[胸元で手を強く握り合わせる]
[寝台に移され泣きつかれて眠るミハエルの髪に手を伸ばした]
[触れることのできない頭をそっと撫でるようにして戻す]
…それでもどうか…少しでも幸せに…。
[紅瞳は瞼の下に隠されている]
[唇から祈るような声が細く*搾り出された*]
………。
[これでよかったのかと、また自分に問うような声が聞こえた。
無言のままでいれば、今度は違う言葉が届く。]
………………。
[家の壁に背をつけて、目を伏せた。]
怒ったりしない。でも。
忘れて……。
[伏せた目を、ぎゅ、と*閉じた。*]
―道具屋―
[抑えていた分の反動は大きくて、気持ちは中々静まらなかった。
けれど、支えてくれる手があたたかくて、それが安心できたから。
自分を呼ぶ、別の声が聞こえた頃には、大分落ち着いていた]
……レェ、ねえ。
……うん。少し、話し、してた、だけ、だけど。
[側に、と言う言葉に、小さく返して頷く。
イレーネに頭を撫でられると、にぃ、と目を細めて、その微笑みを見上げた。
笑っている様子が、逆に寂しそうで。
先に言われた事の意味が、改めてわかった気がした、けれど]
……レェねえ。
お代、明日、持ってくる、から。
[何をどう言えばいいのかわからなくて、結局、言えたのはこんな言葉]
あ……そうだ。
みんなに、報せないと、だね。
[事態を知らぬ者の方が少ない事は知らない。
だから、ごく自然にこう言って]
……大丈夫、ちゃんと、立って、歩けるから。
行こ、リィにい。
[歩けるかと問われたなら、笑ってこう返す。
翳りはまだ、あるけれど。
浮かべた笑みは、自然なもの**]
─道具屋─
[イレーネがユーディットを撫でる様子を眺め。送ってあげてと言う言葉には]
それは構わないけど…。
───分かった。
[大丈夫かと言いかけて、向けられた笑みと続けられた返答に言葉を飲み込んだ。今は一人にした方が良いか、と言う判断。腕の中に居る少女の方が比重が大きかったのも少なからずあるが]
ユーディット立てるかい?
無理そうなら、運んであげるけど。
[言うが早いかユーディットを横抱きに抱え上げて運ぼうとするが、歩けると言われて少し残念そうにしながらそれは断念し。向けられた自然な笑みに安堵を覚えつつ笑み返し了承の意を示して、ユーディットに寄り添う形を取る。一度、案ずるようにイレーネに視線を向けてから、ユーディットと共に道具屋を後にした]
報せるのもそうだけど、ユーディット、休まなくても大丈夫かい?
[提案を受けて気遣う言葉をかける。それにも大丈夫と返されたなら、他の者が居る場所の当たりをつけて、報せに向かうことになる*だろう*]
[『もう一人』の様子が気になって、自分もユリアンの家へ行こうとしたら、泣き声が聞こえたのでそちらに意識が飛ぶ。
たどり着いたのは、白雪亭だった。
一人泣くベッティの様子を少し見ていた。
ウェンデルはそれを見ていたかどうか。
誰も居ないようなら、そっと近づいて頭を撫でるように動かした。]
辛い想いは、時や、周りの人に少しずつ取り払ってもらうしかない…。
[もう一つ、解決する方法はあるが。
それは一時の痛みでは選んでほしくない道だった。]
[暫くベッティの様子を見た後、再びユリアンの家へと戻ろうと外へ出。
途中でウェンデルに会うようなら『ベッティが泣いていた』と伝えた。
それからユリアンの家へたどり、中を覗いた。
ユリアンとミハエルのほかに、ゼルギウスが居た事に少し安堵を覚え、何か話している二人を見ていたが。
ミハエルが眠る寝台の横で固く目を閉じ、泣いているようにも見えたレナーテの頭を、手を伸ばしいたわるようにそっと*撫でた。*]
―回想―
花になるの?
それも面白そうだよね。
きれいな花を咲かせられたら、それはなんだか素敵なことだ。
[そりゃ花なんだから、誰ってわからないと思うよ。
なんてゲルダには笑ったりした。
忘れてしまえば良いという言葉、
違うという言葉。
のんびりと聞きながら、二人、別々の所へ去ってゆくのは手を振って見送るのだった。
自分にやることはあるかな、と。
そんなことを考えれば首をかしげて。
――空白。]
[意識が捉えたのはかすかな泣き声。
瞬きをする。
そうするとなんだかはっきりとした。
どこかにいる自分が居る。]
……うん。
[村の通りだなと思って、うなずく。
と、ゲルダが建物から出てくる。]
ベッティが?
そっか。
どうやったら泣き止んでくれるかなぁ…
ありがとう。いってらっしゃい?
[なんとなくお礼を言って、彼女に手を振った。]
[食堂の中に入ると、ベッティが居た。
涙の跡がある。
下から覗き込むように顔を見上げて、
そっとその跡に唇を触れさせるような、そんな仕草を*した*]
─回想─
[ユーディがこちらを見上げるその目は見れなかった。
笑顔を作ることだけで精一杯だったから。
明日お代を持ってくるね、と言われれば、わかった、と頷いて。
エーリは、何か言いたそうにしていたけれど。
こちらの気持ちを汲んでくれたようで、すぐに了承してくれた。
内心感謝しながら、去っていく二人を見送って。
もう少し長くいたら、きっと二人の前で泣いてしまっていた。]
─回想・了─
─道具屋 店内─
[どれだけ時間が経っただろうか。
しゃがみこんで泣き続けて、声も枯れて。
目も喉も重く痛くなって、しゃがみこんだせいでベッティが手当てしてくれた足からもまた血が滲み出ていて。
それでも胸の痛みに敵うものは一つとしてなくて。
これだけ泣いてもまだ足りなくて、浅い息をつきながらしゃくりあげる。
こんな姿を兄が見たら、きっと困った顔をして、もう泣き止みなさいと言うだろうと思うのに。
泣き止みたいのに、止まらなくて。]
お、にい、ちゃ…ん……っ…
…ど、して…!
[しるしに気付いた時から、自分が消える覚悟はしていたのに。
大切なものを失う覚悟なんて、全然出来ていなくて。
返ることのない問いを投げたまま、立ち上がることも*できなかった。*]
店員 ベッティが時計を進めました。
―ユリアン宅―
お前のそんな顔は珍しいからな。
[珍しいと言われれば無愛想にそう答えた。
けれど頭に置いた手を外すことはなく]
……今日だけだ。
[ユリアンとミハエルから口々に言われることには眉を顰め、目を逸らす。
くしゃりと、少し雑にミハエルの頭を撫でた]
[ユリアンがミハエルの背を撫でる時には、己は少し離れて見ていた。
視線を受ければ目線だけで肯定を返して。
押し殺した泣き声が聞こえ始め、やがて静かになり]
らしくねぇ、な。
[ミハエルをベッドに運ぶ親友を見て]
……まぁ、いいんじゃねぇの。
[顔を見合わせれば、そんなことを言った]
[その後ユリアンに尋ねられ]
俺は刈られる気はねぇ。
[瞬時険を含んだ視線は親友にではなく、見えぬ『死神』への宣戦布告。
目を閉じ、一呼吸置いて]
ただ、
多分、今やらなきゃいけないことはある。
[呟くように言って]
……頼めるか?
[眠るミハエルの方を示し、親友に尋ねた]
/*
よし、もどった。もどったが、これで、
起きて精神的に復活して
直後にボクがおちるとかあったらふきすぎるな。
何がおきるかわからなくてわくてかせざるをえない。
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