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そこで、『男前』を自称するヤツがそんなにころころいるかい。
[基準はそこだったらしい]
って、楽しいって何がどー楽しいんだよ。
そりゃま、俺に兄弟がいないのは、お前にゃ言うまでもない事だろうけどさ。
[はあ、と大げさにため息をついて。
ロミルダやクロエの反応に、むう、となるものの]
……ま、そっちも変わってないようで、何より。
[明るく笑ってぱしぱしと叩いてくるダーヴィッドに、少しだけ和らいだ表情を向けた]
あぁ、うわ。自己紹介、先にされちゃった。
商人として、俺、失格かも。
[それはともかく、と身振りで示し]
ロミちゃんね。
こっちこそ、よろしく。
俺は、ダーヴィッド。しがない行商人さ。
そっちの美人な二人も、よろしくねー。
[ダーヴィッドの指で示された『ちまいの』が自分だなんて、ロミルダはさっぱり気付いてないようだった]
そうなのですか。
いきなりソファーにいて、びっくりしたです。
[カルメンがカップを差し出すのを見て、こっくり頷いて言った]
台所に行ったら、手探りで探しててね。
[カルメンを補足するように、ロミへ自分のカップも見せる]
もうちょっと配慮して欲しいもんだよね。
カルまで呼ぶんならさ。
/*
は。
ユリアン
36回 残1586pt
ロミ
36回 残1585pt
絶妙に、惜しい(何がだ。
ところで、相変わらず男女比が微妙ですねというかなんというか。
じゃ。飯にするか。さっき夢で食いそびれたしな
[さっきやたらと海草ばかりを頂いたものでそれを消費でもするか。と考えて己の住処へと帰ろうとしたところで、立て付け…コミュニティとの縄の繋ぎが薄さに揺れる筏が人の来訪を告げる]
何か御用でー?……自衛団の人…これはこれは。何かお求めで
先日の豪雨の前。確かに外にいたけど…は?
[容疑者。と発せられた言葉には眉を顰める。疑われるのは流民故の慣れも若干なりともあるわけだが]
で…?俺にどうしろと?
[抵抗するのはかしこくないと集会場へと集う旨と。身上書の提出を求められ、まずは身上書の提出を先にする]
[考え込んで居たためかユリアンの渋い顔、ではなく声には気付けなかったようで。
気付いたところで、きょとりと首を傾げるしか無かったけれど。
それでもロートスの言葉を反芻されなかったのは、ユリアンにとって幸運だったのだろうか]
[ダーヴィッドの名乗りに顔を動かすも、視線を向けると言うよりは耳を向ける形となり。
色映さぬ瞳は全く違う方向へと向けられる]
ダ……ダー……。
……ダー、ヴェ?
[反芻するように紡がれたのは、やはり別の音が混じったもの]
カーラ、は、カーラ、なの。
[正しく音を紡げぬまま、カルメンも名乗りを返した]
配慮、ねぇ……。
[ふと、耳に届いた声に、は、と一つ息を吐く]
そんなとこまで気ぃ回らねぇんじゃねーの?
今回のコレ、『神の御心のまま』らしいしさ。
[先の自衛団員とのやり取りを思い出しつつ、吐き捨てるよに呟いた]
だって自称する程の男前なんて滅多に居ないだろ?
[さらりと口にするも、恐らくはジョークなのだろう。
眼差しが楽しげに細まる]
そりゃあ何が楽しいかって、当然――…教えないが。
いや、まぁ、8年も経ってるからな。妹が居ても不思議じゃないさ。
…おぅさ。喜べ。
[身上書には以下のように記述された]
――――――――
■名前:ゼルギウス=フォーサイス(Zelgius=Forsyth)
■年齢:26歳
■職業:流民
■経歴:水の流れに身を任せ。時に逆らって。己の家である筏に乗って水の上を流れ流れ同じコミュニティに定住せずにいる滞在期間も気分次第で移住していく流民。
家族はいるが、いつのまにかはぐれお互いの消息不明。
節操のなく物品や知識を扱っているが、怪しいものも多々あるらしい
一ヶ月前からこのコミュニティには住んでるが。過去にも数度訪れている。
――――――――
[書き上げると提出。抜けがないのを調べている自衛団員の横でいただいた海草を干したり海水につけたりして過ごした]
ダーヴ…さんですか。
よろしくですよ。
[ちょっと長かったので、縮めて呼んだ]
ダーヴさんも、団長さんのお話聞きにきたですか?
[首を傾げて問う。
ロミルダは呼ばれた理由まではまだ聞かされてないので、なんでもないようすで]
だい、どころ、いった。
クーリェ、も、きた。
おみず、もらった。
[クロエに補足されながら、更にロミルダへと言葉を向ける。
配慮、と聞こえるとクロエの居る方へ顔を向けるようにして]
おはなし、きく、だけ、だし。
カーラ、も、そのつもり、だった、けど。
のど、かわいちゃった、から。
[気にしない、と言うように言葉を紡いだ]
あわわ。
それは大変だったです。
気がつかなくてごめんなさいですよ。
[クロエの言葉に、口に手を当てて言う。
もっとも気がついていたって、落っこちかけていた体勢ではどうにもできなかっただろうけど。
ユリアンの返す言葉に、今度はきょとんとまたたいたり]
[拙い響きで男の名前が呼ばれ。
けれど、それ以上に気を引いたのは、交わらぬ視線だった]
…。
[ちら、と窺う眼差しが、刹那ユリアンに向く。
そしてまた、カーラと名乗る相手を見た]
カーラちゃんね。
よーっろしくっ。
[殊更に、はきはきとした言葉を紡いだ]
お前の場合、口さえ閉じてりゃ間違いなく男前なんだろうけど、なぁ。
[返す言葉は、どこか呆れたような。
それでも、どこか楽しげでもあり]
で、そこでそう落とすか、お前はっ!
[教えない、というオチに突っ込みを入れつつ。
8年も、という部分には触れなかった。
母が死去したのは、ダーヴィッドが発ったあとの事。
故に、その事はまだ知らないはずだから]
はいはい、嬉しくて泣けてきますよー、と。
そこがそも気に入らない。
[吐き捨てるかのよなユリアンの声に眉を寄せる]
理由にもなってないじゃないか。
信じるものは人それぞれだけど…。
[軽く左右に頭を振る]
まあ文句言っても無駄らしいし。
ここに来た意味は皆無じゃなくなったかな。
[諦めるような口調で言うと、カルメンの頭を軽く*撫でた*]
かみ、の、みここ、ろの、まま、に。
じーちゃ、よく、ゆってる。
[いつも言ってるからおかしくない、と言うような雰囲気で言葉を紡ぐ。
カルメンは宗教の違いをあまり理解出来ていない。
聞かされたものは聞かされたものとして、それぞれを認識しているだけだった]
うん、よろ、しく。
[はきとしたダーヴィッドの声に今度は顔を向けて、微笑みを浮かべた。
同時にクロエに頭を撫でられたため、殊更穏やかな微笑みだったことだろう]
ユーリ、おまえもしかして。
ちぃと機嫌悪い?
気難しい顔ばっかしてるとモテなくなるぞ?
[唾棄すべきふうに語るユリアンに、明るく声を投げ。
膝を曲げ、ロミに向き合う]
…ん?うん。
俺も、団長殿の話を聞きに来たし、聞かれに――、
って、え?
まさか、ロミちゃんも?
[確かな驚きを表情に滲ませ、瞬いた]
[刹那、向けられた窺うような眼差しには、後でな、と小さく呟いて。
眉を寄せるクロエの言葉に、だよなあ、と息を吐く]
ま、じい様はカミサマの話題絡むと石頭通り越して鋼レベルになっちまうし。
文句、言ってもなあ……。
/*
メモだけでなく身上書そのものをちゃんとチェックしておくべきでしたね。ごめんなさい。カルメンがもっと長い付き合いの友人とで何かを考えていたのでなければいいけど…と思いつつ。
どうにも見落としその他が減らない(溜息
この先、少しでも多く気をつけたいと思います。
今はくろねこさんほどじゃないけどリアルが急変してるので、お先に失礼させていただきます。*ぐぅ*
クロさんにもらったですね。
ちゃんと飲めて、よかったです。
[クロエとユリアンのようすを少し気にしながらも、カルメンにはにこにこと返した]
はい。
みんな集まるまで待ってなさいって、団員さんに言われたですよ。
…どうかしたですか?
[ダーヴィッドに答えたあとで、やっぱり驚いてるように見えて、ロミルダはことんと首を傾げる]
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