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……ゲルダの状態は詳しくは分からねぇ。
ただ、顔は綺麗なもんだった。
身体は上着で包まれてたが……この状態なら、おそらく酷い傷跡が残ってるんじゃねぇかと思う。
[言葉を途切れさせた後に一息つけてから、ゲルダのこともヘルムートに伝えた]
―回想―
普通に生活ができなくなる程じゃない。
けど…親父のことが年々忘れられなくなっていて。時々酷く取り乱すようになっちまった。
…本人が島に来なくなったのも、そのせいなんだ。
[言えずに隠していた事実を告げる]
ごめんな。
心配はしてたよ、いつでもずっと。
…大切だったからな。
[クロエの頬に手を伸ばす。横になった位置からは、頭より近い]
ありがとう。
…はいはい、分かった分かった。
少し休むよ。
[口を噤み瞼を閉じて、クロエの呼吸音を確かめていた。
そして、朝を迎えて]
測量士 アーベルは、船大工見習い カヤ を投票先に選びました。
おめぇからすればその三人だろうな。
俺からすりゃおめぇも入っちまうが。
[疑っていると言葉に含める。実際はヴィリーは除外され、確かな身の証明が為されていない者達が対象となるのだが]
おめぇが一番に疑ってるのは、誰だ?
[そう言う奴が居るのかと、ヘルムートに訊ねた]
/*
バファリン考えてユリアンでなくこちらに。
俺が黒出しされるだろうと思うけど、リアル優先だし。コミット進行中だと発言必須になってしまうからね。
場合によっては、俺キリングでもカヤ吊りありだと思うんだ。システムとズレてしまうことになるけどね。
そこに変に拘り過ぎて失敗を重ね塗りしてしまったから。
[弔いを終えたという声。
次いだ問いには了承して、体を起こす]
[今宵の獲物か、とは問わずとも。
他に気づかれぬようゲルダに声をかけ、
占いと称して自室へと誘い込んだ]
人が自らが傷付く以上に拒む事…――
[答えを待たない問いに目の前の娘を見る]
……なるほどね。
[その顔に浮かんだ笑みは、
不安げなゲルダにどう映ったであろうか]
[そう待たずして現れたセザーリオに従い、
窓から複数の影が闇に舞う。
唇を染めたあかには、不思議そうに首を傾げたが。
問うよりも先に、
その顔に傷一つなく永遠のものとなった娘が出来上がる]
[壁に文字を躍らせる姿に口許を弛めたのは
セザーリオが愉しいのであろう、と考えていたからで。
その真意を確かめようとはしなかったが]
―宿屋―
起きた……起こされたのか?
[タロットケース片手に、机の近くからクロエに声をかけた。
泣きそうな呟きに、問いを変える]
─宿屋─
[問いかけに、振り返る。
黒の瞳に浮かぶのは、不安の翳り]
うん……また、きこえる……。
[死者が出た、という、端的な事実。
未だ終わらぬ事の示唆]
……確かめ、行かない、と。
[と、ここまで言って。
それから、あ、と短く声を上げる]
起きて、大丈夫、なの?
―宿屋外・路地―
[フーゴーの推測には、口の中でなるほどと呟く]
――……人狼を、許さない、か。
そう、よね。
ヴィリーさんを信じるのなら。
[ヴィリーとゲルダ、其々の様相に頷きを返し]
ええ、あたくしが入るのは、当然だと思っているわ。
[僅かなりの微苦笑にはソツが無い]
あたくしが、選ぶのなら…。
―宿屋―
…そうか。まだ終わってなかったか。
[ケースを腰のポーチへと仕舞う。
クロエの傍まで歩くと、しっかりと肩に手を置いて]
分かった、俺も行く。
ああ。万全とは言えないけど、大丈夫だ。
[まだ怪しいところもあったが、そう頷いた]
狼に味方する人間が居るって話、有るでしょう?
その人間に庇われたようにも見えたから。
[単純な見方をするならだけれど、と、また苦笑を]
ただ、こういう挑発をしそうな子には見えないから…。
[また少し、考え込む姿勢を見せて]
そう思うと、神父さまが似合いそうでもあるのよね。
[もう一つの名前をも口に出した]
─宿屋外─
……ほぅ。
ユリアンが人間と見た奴を疑わしいと取るか。
てこたぁ、ユリアンは偽物と見てるってことか?
[自然に向けらた微苦笑を見やりながら、逡巡の後に紡がれた名前に瞳を細める]
[酒場に足を踏み入れれば、既に何人か顔があって。
かといって挨拶をするわけでもなく、いつも通り水を求めた。]
ああ、飲むほうじゃなくて、まずそっち。
[そう言ってグラスワインで水を受け取り。
3度目のそれをこなす]
[指をならす動作なく彩られたのは青。
真珠の色が白だったのは、誰かに見て取れたのだろうか]
[無言のままそれを確かめれば、真珠を掬って木箱へと。
ため息の後、礼を述べてグラスをカウンターの奥へと差し出した]
[ 結局は、ヴィリーの傍にもそう長い間入れず、
何かに導かれるように、死した人狼の魂は森へと向かう。]
それは、どう云う意味ですかね…――。
[自分の好みを良く知った後輩が、
自分とリディの躯を屠るのを見やり、
返事を求めるでもない問いが零れた。]
[「ずっと、いっしょね」その言葉に思い浮かんだことは2つ。
1つは、
自分がリディと一緒であると云いたいのだろうか?ということ。
もう1つは
…――同胞が自分の肉を喰らった結果に付随すること。
そして、自覚なく、後者であればいいと思った。]
…―――。
[脳裏に響く声。
今度はそれに導かれ、狩りの場へと。
壁に書かれた血文字を見やり。]
…――それが貴方の愉しみ方ですか?
[首を傾げたのは、その行為が同胞らしくもあり、
同胞らしくないとも思ったから。
そして、聴こえないと知っていながら、
同胞ではない、囁き聴こえる人の疑問に、心裡で答えて、
逡巡し暫し立ちつくしていた魂は結局、
終幕を見据える為に、宿へと…――。]
神父見習い ウェンデルは、船大工見習い カヤ を投票先に選びました。
後天的な人狼のほとんどが、そう長くない、
というのは本当です。
…――私は、まだ、随分と長い方だと。
[ヒースクリフの顔を見て、少し前交わされていた会話の疑問へ、
聴こえていないと思えども、いつもの言葉足らずな説明を囁きのように思う。]
恐らく、他の方たちと壊れる場所が違っていたからでしょうね。
[知りえた後天的な人狼たちは、身体のどこかを蝕まれていることが多かった。
学者であった男の場合は…――言わずもがな。
それでも、おそらくはそう長くない命だったと理解していた。
物語っていたのは、時折起こる頭痛。
それでも――死にたいとは1度も思わなかったのは、
そのように思う心さえ、壊れていたからか否か。]
なるほど、おめぇはそう考えたのか。
確かに無ぇとは限らねぇ。
[内容は一理あるものではある。けれど他と同じように鵜呑みにはしない。ヘルムートが疑わしいと思っているのがカヤ、それがフーゴーにとっての『情報』]
このメッセージを残しそうなのは、見習いってか。
[話を聞いて腕を組み、ふむ、と唸る]
─宿屋─
そう、みたい。
[呟きと共に、零れたのは、ため息。
肩に手を置かれると、しばし、探るような視線を向け]
……無茶なし。だよ?
[やや、低い声で言い、部屋を出る。
立て続けの接触で多少慣れたのか、他に理由があるのか。『声』から受ける威圧感は、大分和らいでいた]
[『声』に示されるまま、歩んだ先。
たどり着いた先の部屋で見たのは、動かぬ幼馴染と、ヴィリーと。
閃いたしろいろに、感じたのは眩暈]
……なん、で。
約束。
……みんなで、お茶、しよっ、て。
[呆然とした呟きが零れる。
状況の説明は、されたか、否か。
されたとしても、上手く頭には入らずに。
崩れ落ちるのを押し止めるのが、精一杯だった]
/*
死体みないとならない設定の、思わぬアキレス腱(とおいめ。
制御慣れして、跡地でもOKにするかどうかは悩んだけど(※それで時間くいました)、便利すぎるしショック薄いので短期接触にしたのだとか。
― 酒場 ―
おや、ダーヴィッドさん。おはようございます。
[辿り着いた場所。
そこに赤い髪の騎士の姿があれば、
生前と全く変わらない、淡々とした口調でお決まりの挨拶を。
それは丁度、ヴィリーが入ってきた時だったか。
チラリと碧の眸をヴィリーに向けるも、
表情は、これまた生前と変わらぬ無表情で。]
/*
こんばんは。
折角なのでダーヴィッドさんに話しかけてみました。
フーゴーさん可愛いは、エピで云いまくればよろしいじゃぁないですか。大袈裟ですねぇ。
私は抱きしめて愛でるつもりでいますが(マテ
―宿屋前―
……こりゃぁ。
[遺された血とメッセージ。
来るなりそれらを目にした男は、暫し立ち尽くし]
……ふん。
やってくれんじゃねぇの。
まだ、居やがるんだな。
[前にいる2人に言うでもなく。
2人の話は聞いたか否か。
口を歪め呟くと、横を擦り抜け宿の中へと入った]
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