人狼物語 ─幻夢─


35 紅月小夜曲

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指物師 エーリッヒ

―回想・二階廊下―

[もう大丈夫だと思う。
ゲルダの言葉を契機に一度エーファの部屋から出た]

マテウス。
ゼルギウスは、どうだった。

[こちらを探してきたという男に短く問う。
二人の間に交わされたものは知らず。大丈夫だと言われれば、それを信じる他は無い。
また休めと言われてそれを拒絶するだけの根拠も無かった。
疲労は溜まっている。それは隣に居るゲルダとて同じはず]

(70) 2009/01/18(Sun) 19:12:09

指物師 エーリッヒ

そうか。うん、分かった。

[他にも幾つかの会話が交わされ、部屋へと引き上げる。

だがすぐに眠れる気分でも無かったので、ここ数日の習慣となってしまった道具を取り出した。
用意した板は、4枚。

助けることの出来なかった同居人も、命掛けて終わらせようとしてくれた幼馴染も。
人狼だと言われた少女も、人狼の秘密を語った老婆も。
これだけは等しく]

(71) 2009/01/18(Sun) 19:13:28

指物師 エーリッヒ

[それぞれの板の下、名前を刻んでゆく。

Reichard=Morgenstern
Natalie=Scherz
Beatrice=Erhard

だが、様々に気は昂っていても身体は正直で。

Johanna=Ihatov

その名を彫り込んだ所で目の奥に痛みを感じた。
流石に限界かと、道具を片付ける。

休息は思ったよりも長いものとなった。
訪れた眠りは浅く深く]

(72) 2009/01/18(Sun) 19:16:20

指物師 エーリッヒ、メモを貼った。

2009/01/18(Sun) 19:20:41

【墓】 療養中の少女 ベアトリーチェ

[回想]
[あの人は「人狼について分かったことがある」といってエーファちゃんを連れ出すと、その爪で存分に彼女を引き裂いた。]

[わたしはうっとりとその様子を眺めていた。]

(+87) 2009/01/18(Sun) 19:29:19

【墓】 詩人 ライヒアルト

……む。

[増えた気配。
物思いから立ち返る。

見回し、目に入った姿は]

……蒼花……では、ないな。

[そこに立つ者に浮かぶのは、朱花]

お前、が。
エーファ、か?

[投げかけたのは、短い問い]

(+88) 2009/01/18(Sun) 19:44:54

【独】 詩人 ライヒアルト

/*
今気がついた。

……ここまでで既に1000使ってるのか……。

確かに、休日だし墓だし。
リミッターは切れやすいけど。ど。

(-30) 2009/01/18(Sun) 20:04:57

薬師 ゼルギウス

─ 一階・広間─

[ゼルギウスが部屋に戻ることは無かった]
[何をするでもなく集会場を彷徨い]
[最終的に辿り着いたのは広間であった]
[窓から外の様子を眺める]
[白の中に人影]
[その中心に鮮やかな紅]

……綺麗に咲いたねぇ。

[くつりと口元に笑みを浮かべる]
[それが誰であるかは気にしなかった]
[その色を見るのが愉しかった]

[乱暴に集会場の出入口の扉を閉められたのはいつだったか]
[誰か外に居たかと思いながら、広間の出入口へと足を向ける]

(73) 2009/01/18(Sun) 20:12:04

薬師 ゼルギウス、メモを貼った。

2009/01/18(Sun) 20:12:59

【墓】 療養中の少女 ベアトリーチェ

おかしくなっちゃったな、ゼルギウスさん。
…今のあなたは、多分味方なんだろうけど、好きじゃない。

(+89) 2009/01/18(Sun) 20:31:28

【墓】 迷子 エーファ

[青い光を手のひらに包んだまま佇んでいた少女は、かけられた声に茶色の瞳を向ける]

「私は、最初のエーファなの。ライヒアルト」

[短い問いの続きを汲み取るように、少女は青い光を見つめて言葉を繋ぐ]

「この子と私は、対でつがい、そのように産まれて育てられた。でも私が食べられてしまったから、この子はひとりになった」

[青い光がふわりと空に浮かび、風に戯れるように飛び回る]

「この子は全てを忘れるようにと命じられた。でもエーファという名だけは忘れなかったから、それがこの子の新しい名になった」

(+90) 2009/01/18(Sun) 20:32:58

【墓】 詩人 ライヒアルト

対で、つがい。
……文字通りの、双花、という訳か。

[飛び回る蒼の光を視線で追い、それから、改めて暗き翠は朱花の少女へと]

新たな、という事は、やはり真名は他にあった、という事か?
しかし、何故。
全てを忘れるように、などと……。

(+91) 2009/01/18(Sun) 20:38:39

神学生 ウェンデル、メモを貼った。

2009/01/18(Sun) 20:40:16

【墓】 迷子 エーファ

「忘れなければ、壊れてしまうから。愛したことも、信じたことも、憎んだことも、苦しんだことも、全部忘れてしまえば、ただ花として働くことが出来るから」

[少女は飛び回る光に手を差し伸べる。淡い光は、そっとその手に止まった]

「でも、何度も何度も心を消されて、この子の魂はこんなに小さく削られてしまった」

(+92) 2009/01/18(Sun) 20:45:40

指物師 エーリッヒ

―二階個室―

[目を覚ましたのと前後して、大きな音が響いた]

…今のは?

[続く物音は特にないようだが。
簡単に身支度を整えると、様子を窺うために部屋から出た]

(74) 2009/01/18(Sun) 20:47:20

傭兵 マテウス

-回想・二回廊下-
[集会場内を探し程なくして、エーリッヒたちに会うことができた。]

ああ、だいぶ疲れが見える感じではあったが、
まぁしかたがないだろうな。

[肩をすくめて]

エーリッヒ達ももう休め。
なにかあったときに疲れて動けないといけないしな。

[笑いかけて自室へと戻る二人を見送り自分も自室へと]

(75) 2009/01/18(Sun) 20:49:07

【墓】 迷子 エーファ


「きっと、もうすぐ消えてしまうの」

[そう言った少女の姿もゆらゆらと陽炎のように薄く、大気に溶けていく]

(+93) 2009/01/18(Sun) 20:49:49

【墓】 迷子 エーファ


[残ったのは、青と、赤、風に舞う、小さな小さな二つの灯火**]

(+94) 2009/01/18(Sun) 20:52:35

【墓】 詩人 ライヒアルト

壊れてしまう、か。
確かに。
双花の役割は、最も強く心を切り裂くもの……。

[過ぎるのは、蒼花宿せし友の姿]

ただ、終わらせる事を望んでいたのは……文字通り、それ以外になかったから、という事か。

[小さく呟き。
揺らめく様子に、微か、眉を寄せる]

……消える。
それを望んでいる、のか、お前たちは?

(+95) 2009/01/18(Sun) 20:53:29

傭兵 マテウス、メモを貼った。

2009/01/18(Sun) 20:57:17

【墓】 詩人 ライヒアルト

[残された小さな灯火。
嘆息。
手を伸ばしたなら、触れる事はできるか否か。
触れられたとて、無理に捕えるつもりはないが。
ただ、撫でるよにそれぞれに触れるのみで]

……先の世へと転じたとて、同じ事となるのなら……。

[消えた方が幸いなのか、と。
呟きは声にならず、心の内へと、ただ、落ちる]

(+96) 2009/01/18(Sun) 20:58:52

薬師 ゼルギウス、メモを貼った。

2009/01/18(Sun) 21:08:39

調理師 ゲルダ、メモを貼った。

2009/01/18(Sun) 21:12:31

神学生 ウェンデル

― 集会所一階・廊下 ―

[顔を上げる。
服には染みの痕。
頬にはじんとした、痛みが残っていた。
濡れた目と、渇いた喉。
水を欲していた。
壁にすがり、立ち上がる。
定まらない視界の中、額に手を当て、歩みだした]

(76) 2009/01/18(Sun) 21:18:47

【墓】 療養中の少女 ベアトリーチェ

エーファちゃんまで二重人格だったなんて…。

(+97) 2009/01/18(Sun) 21:19:04

【墓】 療養中の少女 ベアトリーチェ

え?違うの?

(+98) 2009/01/18(Sun) 21:20:04

調理師 ゲルダ

―厨房―

[小気味良い音を立て、刻まれていく野菜。
此処で料理をするのはもう何度目で、そして後何度有るのだろうと、ふと思う]

…終わったら、エーリッヒとマテウス兄さんと一緒に。

[それらの約束を信じてでもいなければ、崩れ落ちそうで。
今はただ日常の名残に縋る。
出来上がった一皿は、アスパラガスのスープ]

(77) 2009/01/18(Sun) 21:21:44

【墓】 詩人 ライヒアルト

……二重人格では、なかろう。

共に、産まれ、育ち。
一方が喰らわれた後、残された方の側に在り続けた……というところか。
本来は二人、文字通りの『対なる双花』だったようだ。

[暗き翠は二色を見つめたまま。
淡々と、言葉を綴る]

置いてゆくのも、置いてゆかれるのも。
辛かったのだろうな。

(+99) 2009/01/18(Sun) 21:25:30

神学生 ウェンデル、メモを貼った。

2009/01/18(Sun) 21:29:15

調理師 ゲルダ

[過日、ゼルギウスと交わした会話の中、自らが言った言葉を思い出す。
薬箱の中の導眠剤。
皿に盛ったスープの上、入れるつもりは無く、けれど導眠剤の瓶を傾けた]

…。

[扉が乱暴に閉められる大きな音に、首だけを曲げ、その姿勢のまま固まった。
幾ら首を曲げても、何が起こったか見えるはずもないのだが]

(78) 2009/01/18(Sun) 21:29:30

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