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呼び寄せたのは果たして何か。
その意を誰一人知る由もないまま、人々は集い始める。
1人目、 マクシーム がやってきました。
人狼の存在なんてこの集落にはとても馴染みのないものだった。
偶然掘り返された土の中に死体があり、それが獣に喰われた痕跡を残しているだけだろう。
マクシームはそう言った。
この小さな集落で平和に暮らしていた毎日。
お互い見知ったもの同士。
そんなお伽噺の存在が隠れているなんて、と。
人狼なんていない、と。うわさだと否定したマクシームは、しかしどこか不安げでもあった。
相手を見る目は猜疑心を含み、そらされる。
この集落の中の誰かが、人狼なのかもしれない。
花の咲くあたたかな季節、不安・疑い。そういった暗いものが、そこにはたしかに横たわっていた。
+-+-+-+-+-+-+ +-+-+-+-+-+-+
普通の人狼騒ぎが起きる村です。
!Caution! カニバリズム的描写が発生します。
ご注意下さい。
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年齢制限的描写は禁止ではありません
ただし物語の本筋は人狼騒動です。
各PL様の思うとおりに、物語を綴って下さい。
なおグロテスクな描写も主軸ではありません。
必要な分の記入には問題ありません。
すべてにおいて、個々の裁量にお任せいたします。
+-+-+-+-+-+-+ +-+-+-+-+-+-+
[必要な情報について]
すべてwikiにあります。
それ以外にわからない点がありましたら、ご連絡下さい。
└Twitter:@hishou3
なお、基本は白ログが優先となりますが、
状況を見ながら、個々の判断を大切にして下さい。
[禁止事項]
村に対する意識の違いすぎる方の入村はお断りいたします。
└こちらからの質問に答えなかった人物
└問題が起きるとIDを変えて他所に入村する人物
└突然死を繰り返す人物
なお、期間中、時間の余裕がない方もご遠慮下さい。
ぎりぎり大丈夫な生活ではなく、余裕のある生活を心がけましょう。
[PC必要要件]
「一月程前の旅人がいる時、この集落に居たこと」
「全員が最初から知り合いであること」
[プロローグメモ必須要件]
■名前/性別
■身長や容姿等の設定
■既知関係についての言及(知られたい事/隠している事等、記入した人勝ち)
■PLとしての村の健康目標(中バレしない為に暈すのも可。独り言で補足どうぞ)
[NPC・天声について]
これ以上、天声を使ってNPCが話すことは(基本的に)ありません。
好きなように動かして下さい。
なお、NPCはチップ通りのまま扱い、設定をつけた時はメモで報告をすると良いと思います。
[パスワード]
wikiにコメントアウトで記入しました。
+-+-+-+-+-+-+-+
以上となります。
参加者全員にとって楽しい村になりますように**
村の設定が変更されました。
2人目、 カチューシャ がやってきました。
お兄ちゃん……そりゃ噂だって思うけど。
でも旅人さん死んじゃってるんだよ。
もしかしたら―― って思わない?
[否定するマクシームを見やり。
小さく言葉を返した。
穏やかな村で見つかったひとつの死。
それにざわめく村の中、彼女は不安げに周囲を見た]
旅人さん、いい人だったのにね……
[一月前にやってきた旅人は旅の話を面白おかしく話してくれた。
それを思い返してため息を零す]
[旅人が死んだのも、埋められていたのも、紛れもない現実で。
獣に食い殺された痕が狼だといいはるには、埋められたということが邪魔をする]
――人狼かあ……
ほんとに、いるのかな……
[兄のマクシームは妹の言葉には返事をせずにそっぽを向いている。
しかたがないなとため息をついて。
他に村の広場に居た人に声をかけてみた**]
3人目、 キリル がやってきました。
噂だよ、決まってるだろ?
[ボクは語尾を上げて断言した。
カチューシャが不安げに辺りを見渡している。
とても女の子らしい仕草だと思う。ボクとは大違いだ]
狼が亡骸を荒らしたんだろ。
そりゃあちょっとは……おかしな感じだったけど。
でも獣だって、食べなけりゃ生きていけないんだからね。
[殊更に強く言い切った。
不安げな空気の原因、その話はボクも良く知っている]
せっかくの春なのになあ…
このままじゃ、花見も碌に出来ないじゃないか。
カチューシャのサンドイッチ、楽しみにしていたのにさ。
[小さな村にも花は咲く。
新緑が芽吹き、薄紅色の花弁がやわらかに村の風を彩る。
それを愛でて遊ぶのが、お決まりの春の楽しみ。それなのに]
カチューシャは、人狼がいると思う?この村の中に。
もしも誰かが人狼だったら、殺さなきゃならない。
ずっと、一緒に暮らしてきたのにね。
[本当に、小さな小さな村だ。
ここで生まれ育った者には、この村のみんなが家族みたいだ。
当然ボクもその中に含まれている。
幼馴染の彼女も、その兄であるマクシームも、また]
ボクが人狼だと言ったら、ボクを殺すかい?
人狼を信じるってのは、そういうことさ。…そら。
わおーん!…なーんてね?
[頭に手を当てて、犬みたいな耳をつけてみる。
見返す瞳に、ボクはにやりと笑い*返した*]
そうなのかな……
[幼馴染のキリルにも言い切られて、しゅん、と肩を落とした]
森の狼さんたちが落ち着いてくれないと、ゆっくりお花見できないよね。
あたしのサンドイッチ? お花見じゃなくても今度つくろっか?
[祖父母はとうに亡く、両親も数年前の流行病で相次いで亡くなった。
家事を一手に引き受けているから、それなりに料理は得意でもある。
キリルが楽しみにしてくれていたと知れば理由などなくても作ろうというものだ]
うー……
[キリルに具体的に突っ込まれて悔しげにうなりながらにやりとした顔をじーっと見やる]
キリルが人狼だなんて思えないし。
ほかの皆だって、人狼だとは思えないけど……
[途中で言葉が途切れたのは、「阿呆なことばっかり言うな」とばかりに兄マクシームに後ろ頭をたたかれたからだった]
いったーい! お兄ちゃん酷い!
う、そりゃ……そりゃあたしが悪いけど……
でもでも、ほんとにいたりしたら、危険、だよ。
誰かを殺したくなんて、ないけど……死ぬのも怖いよ。
[訴えはあっさり兄に「無責任なことばっかり言ってるからだ」と一刀両断された。
それでも、心にある不安は口をついてでる。
兄マクシームと、幼馴染のキリルの間を視線がいったりきたりして、しゅん、と地面へと落ちた**]
4人目、 ロラン がやってきました。
[風が花弁を舞い上げて、くるくると踊る。
カタカタと鳴る窓に、ロランは黒い睫毛に縁取られた目を上げた。
膝に置いた本は、つい最近旅人が来た時に貰ったもの。
ふ、と、落ちた溜息と共に、暗い部屋の床板へと落ちた]
…騒がしいな。
[キィ、と高い音が鳴るのは膝の更に下、ロランが座る武骨な色。
左右に銀の輪付いた無機質で硬質な、車椅子の軋み。
片手で器用に操り、窓辺へと寄ると広場が一望出来る。
楽しげに話す人々の色彩を眺め、そっと窓を開ける。
会話の声と共に、遠くで獣が鳴く声が聞こえた気が、した]
5人目、 レイス がやってきました。
殺すだろうな、人狼なら。
[そう、本気で言ったわけではなかった。誰も血の繋がった人間を疑いたい訳ではない。
が、一つだけ失念していた。表情豊かな妹と違って、僕は笑顔を作るのが上手くないらしい。
らしい、というのは僕自身、指摘されて気づいたことだからだ。]
……まあ、そうだとすればの話だ。
[随分と遅れてフォローを入れたが、目が合ったマクシームにはすぐに逸らされてしまった。
噂だ、なんて言いながら、一番不安そうに見えるのは彼だ。と思う。]
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