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次の日の朝、自衛団長 ギュンター が無残な姿で発見された。
そして、消え行くもの。
運命の輪が回りだす。
紡がれるのは、如何なる結末への道筋か……。
現在の生存者は、楽師見習い アーベル、修道士 ライヒアルト、ジャーナリスト ヴィリー、煙突掃除人 カヤ、人形師 ゲルダ、店員 ベッティ、行商人 ハンス、楽師 エルザ、剣士 レナーテ、旅の香水売り ローザ の 10 名。
ったく。
こそこそこそこそ気分悪い。
[大股でずかずかと裏通りを進む。
その後も数回、陰口は叩かれたが、やはり啖呵を切ると逃げ出す姿に少しだけ首を傾げる]
……随分と元気ねえな?
普通、こういうところの奴らはもうちょい骨のある奴いるんだけどな。
[それは、連続失踪事件が尾を引いているということがまず一つ。
次に、大方の血の気の多い人間は大体ヴィリーに叩きのめされているというのが二つ。
もう一つは、裏でこそこそ画策してる誰かさんのせいだった]
―広場/噴水近く―
それは、確かに。
よくお分かりですね。
……、何か、やらかしました?
[よく知った風な口調。
頬杖を突いた姿勢から顔を斜めにして掬い上げるように男を見やった。
単純に疑問に思う、というよりも真剣味を帯びたもの]
あら、お上手ですね。
でも、もう盛りは過ぎましたから。
後は枯れるのを待つだけかしら。
[そう言う頃には軽いものへと変わっていたが。
身を起こして、足を伸ばす。手も伸ばして、んん、と声をあげた]
今はブンタさんたち忙しいから、カヤも大変だろうけど。
早く解決するといいね。
[カヤの仕草に微笑むと、蒼を覗き込んで]
あははー。楽器との相性って言われても、よくわかんないわね。専門家の目から見て、アタシには何が向いてると思う?
[などと、緊張感のない会話を続けていた]
[首を傾げるライヒアルトに、えーと、と僅かに考え]
アーベルくん……だっけ? エルザさんの弟くん
[とか言ってたらエルザの名前が出てきたわけで]
そっか…………わかった
とりあえず、会って話をしてみないことにはね
―広場・露店―
まあね。強要されるのだけは嫌だった。
[アーベルの真意は知らぬまま]
[自分の逃げた理由を思いながら答えた]
風は閉じ込めておけない。
息が詰まって死んでしまうから。かい。
[古謡を歌ではなく詩として諳んじれば]
[ふわりと抜けてゆく風を感じた]
持ち運ぶ荷が増えるだけじゃないか?
そう気軽に買えるものでもなさそうだし。
[一方、黒板に関する回答はそんな夢の無いものだった]
[首をかしげながらも原因の全てに思いつかないままレナーテがずんずんずんずんと裏通りの中を練り歩くが、やはり、特に何事もイベントは起きなく、用意していたべっ甲飴もすでに15本目となった]
あー、もう、なんもねえ。
それに、平和だし。
連続失踪事件なんて、本当にあるのかよ。
[レナーテがそう呟いたとき]
『……おい。
その事件を調べてんのか、姉ちゃん』
[ようやく、レナーテに話しかける男が一人現れた。
キュッと口の端を吊り上げ、レナーテがそれに応じる]
ああ。
だとしたら?
─広場・露店近辺─
……ぜんっぜん、別に、って態度に見えねーんだけど。
[肩を竦めて言うカヤに、憮然とした面持ちで言って。
ベッティの言葉に、んー、と言いつつ腕を組み]
……鈴とか、ベルとか。
[しばし悩んだ挙句、ほぼ直感で上げたのは賑やか系]
─広場・噴水傍─
”まだ”、やらかしちゃいねぇがな。
それらしい言動を聞いただけさ。
ま、他にも目を光らせてるのが居るようだから、そこまで心配はねぇかも知れんが。
[隻眸が真剣味を帯びる視線を見返す]
[口元には変わらずの笑みが張り付いていた]
おいおい、随分と達観してんだな。
アンタはまだまだ魅力的だと思うがね。
仕事で来てないなら口説いてたところだ。
[そんな言葉を返しながら]
[後ろに結わえられた相手の長い髪を一房触れようと手を伸ばす]
ああ、なるほど。
それで弟君か。
[相手の口から当の楽師の名前が出て、それなら話が早いと頷いた]
まあ、この事態だからね。大丈夫だと思うよ。
『こちらの都合はこじ開ける』とまで言っていたくらいだから。
[僅か苦笑を洩らしながら言う]
『なら、てめえも、あのヴィリーとか言う野郎の仲間か!!』
[そんなことを叫びながら襲い掛かってくる男を、あっさりと殴り倒して、レナーテが呟いた]
……ヴィリー?
『とぼけんな!
あの隻眼の野郎のせいで、こちとらひどい被害受けてんだぞ!
なーにが、情報だ!クソッタレ!!』
[顔に一つ青あざを作った男が懲りずにまた襲い掛かってくるが、もう一回殴り倒した]
……隻眼?
[思わず宙を見上げたが、全然頭には浮かばなかった。
その様子に、青あざをもう一つ作った男が恐る恐るレナーテに問いかけた]
『……もしかして、本当に知らない?』
知らん。
─広場・露店近辺─
[強要、という言葉に、ほんの少し蒼が細められたのは刹那の事。
小さな嘆息の後、それ以上は触れず]
ん、まあ。
そんなとこ、かな。
[諳んじられた古謡には、軽く言いつつ頷く。
くるり、ふわり。
舞う風は楽しげに花弁を踊らせ、空へと散らした]
―広場:露店近く―
んだなぁ…
つっても、花祭中は無理なんじゃね?
あ、そだ、ベッティ花の乙女のトトカルチョ、やったか?
[アーベルと話す様子を見ながら首を傾ける。
ハンスも会話に入るようなら、同じ質問をして
しゃくり、飴のかかった果物を食べきると、
ぷっと芯を地面へと吐き出した。]
あんまり使えないなら売ればいいと思ったけど、日常品を増やすならもう少し役に立つ物じゃないとダメですね。
[師匠の言葉に、黒板の購入は諦めた]
えー、ベルって、あのクリスマスとかに鳴らす奴でしょ?
演奏っていうより、ただの客寄せじゃない。
……あれ、それでいいのかしら。
[首を捻った]
―広場/噴水近く―
[笑む男に向けて細められる眼は笑みゆえではなく、
何処か懐かしむような色を帯びていた]
いつもの事、とも言えますけど。
他にも見てくれる人がいるというのは、ありがたいことです。
どうしても、心配してしまうものなんですよね。
当人にとっては迷惑かもしれませんが。
ああ、すみません、初対面の方に。
[苦笑へ変わったのも束の間。
伸ばされた手が青に触れて、ぱちと瞬く。
翠眼が、男の隻眼を見つめた]
……あまりからかわれるのは、よろしくないかと。
[間を空けて、小さく言う。視線が斜め下へと逸れた]
ああ、春の乙女のトトカルチョね。
ううん、まだ。どうしようかなー。レナさんに賭けてみようかしら。
カヤは?
[地面へ吐かれた芯を見て、後で掃除しとこうと思ったり]
[『都合はこじ開ける』との言葉にはこちらも苦笑を返し]
ありゃ、そうなんだ
んー。流石にそこまでいくなら申し訳ないかも
練習時間とかと被らない様にしておかないとね
[にべもなく返したその言葉に反応するように、男は平謝りに謝った]
『す、すまーん!
事件のことを調べているからてっきりあの野郎の仲間かと!いつもはカタギなんて襲ってねえんだ!誓って本当だよ!』
いやまあ、別にアタイもカタギってわけでもねえから、それは別にいいんだけどよ。
何もんだ?そのヴィリーって奴。
『ええ!?許してくれんのかい!
アンタ、いい女だ!女神だ!』
いやだから、それはいいから。
『ええ。聞いてくださいよ、姐さん!』
……もう、姐さん呼ばわりかよ。
[男の変わり身ように、思わず苦笑した]
─広場・露店近辺─
[首を捻るベッティの様子に、にや、と笑って]
あっまいなぁ。
鈴やベルも、ちゃんとした演奏のできる楽器なんだぜ?
ま、お前の場合、大掛かりな楽器は持ち歩けないんだし、小回り効くほうがいいんじゃないか、ってのも、あるんだけど。
[客寄せ、の発想はなかったり]
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