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次の日の朝、自衛団長 ギュンター が無残な姿で発見された。
そして、消え行くもの。
運命の輪が回りだす。
紡がれるのは、如何なる結末への道筋か……。
現在の生存者は、雑貨屋 クロエ、生物学者 ライヒアルト、宿屋主人 フーゴー、神父見習い ウェンデル、記憶喪失者 リディ、作家 ヘルムート、船大工見習い カヤ、細工職人 ヴィリー、風来坊 ユリアン、騎士 ダーヴィッド、測量士 アーベル、刺繍工 ゲルダ の 12 名。
……ごめ……。
[いつになく荒い言葉は、その理由を知らぬが故に、厳しく聞こえて。
無意識か、掠れた声と身体が微かに震えた。
重ねられる言葉には、答えようがなく。
最後の問いには、僅かな意地で立ち上がろうとするものの]
……ダメ、かも。
[色々と、力が抜けているようで、意地はあっさりと敗北した]
[酒場と宿を繋ぐ入り口の所でアーベルが止まるのを不思議に思っていると、ゲルダが呼ばれるのが見えて。
何かあったのか、と思って自分も向かえばクロエがしゃがみこんでいるのが見え。]
……運べるか?
[アーベルの目を見て問いかける。
確か彼の座っていたテーブルにはグラスが多く並んでいたはずだ。]
居ねぇに越したことはねぇが、可能性があるなら最悪のケースは考えておくべきだからな。
そのためには『信じる』と言うピースが必要になる。
結社から手紙が来てるってぇのがまた、な…。
[可能性を高めている、とまでは言わなかったが、何を言いたいかの予想はつくだろうか。謝罪を口にするヴィリーにはゆるりと首を横に振り]
無理強いをさせるつもりはねぇんだが、自衛団の対応を考えるとやらなきゃやられる、っつーのが見えてるからな。
そう言う意味での覚悟は、どうしても必要になると思う。
人狼が居ようが居まいが、な。
[静かに言葉を連ねた。
宿泊部屋に続く出入口からクロエの名が聞こえると一度そちらへと視線を向け]
案の定のようだな。
部屋ぁもう一つ開けるか?
[誰ともなく声をかけた]
[後からやって来たゲルダの問いに、ふるる、と首を横に振る。
無理してた、という部分の否定なのか、大丈夫、という問いへの否定なのかは、定かではないけれど。
何となく、声を出すのが怖くて、言葉を紡げずに]
あ、逃げられた。
[席を立つアーベルをみおくると、ひとつの人影]
あらぁん?
クーちゃん、大丈夫かしらぁ?
[手伝ったほうがいいかと腰をうかすも、呼ばれたのは自分ではなかったので、ようすをうかがうだけ]
[声を出さないクロエの頭をぽふっと軽く撫でて。]
今日はもうゆっくりやすむといいよ。
それとも、添い寝してあげよーか。
[くす、と、からかうように笑う。
アーベルがクロエを支えるのか、それとも後からきたヴィリーがクロエを支えるのか。
どちらにしてもフーゴーの好意に甘えることになるだろう。
クロエが落ち着くまで傍に居て、添い寝をしないのなら、その後自宅に戻るつもりだった**]
― 酒場へ ―
皆さん、こんばんは。
[後ろからウェンデルと少女が追う形になってるとは知らず、
マイペースに歩み、いつもの挨拶を落とし、
一先ず一直線に昼頃座っていた場所へと腰を降ろす。]
おや、大丈夫ですか?
[腰を落ち着けたところで、クロエの周辺の話が耳に届き、
無表情故に、心配してるとは思えないような淡々とした声で尋ねた。]
だから、無理はすんなって。
[意地も張れない様子にまた溜息。
けれど続けた言葉からは荒さが幾らか抜けていた。
伸ばした手をそのまま身体に回して抱き上げる]
服とか緩めるのをしてやって欲しいんだ。
ああ、この程度ならまだ大丈夫だけど。
親父さんに空き部屋の鍵借りてきて貰えるか?
[ゲルダと、声をかけてくるヴィリーにそう頼む]
[ゲルダの問いかけに、一瞬、きょとり、と瞬いて。
何か、返そうとするより先に、抱き上げられた]
……ふぇっ……!?
[上がるのは、上擦った声。
慣れていない状況は、今度は動揺を呼び込んだようだった]
[フーゴーの重ねる言葉にようやく顔を上げると、そうだな、と頷き。
アーベルから部屋の鍵を頼まれれば解った、と答えた]
おっさん、部屋を空けてくれるか。
ゲルダ、ついでに、これも持っていけ。
[リッキーから空き部屋の鍵と、水桶とタオルを受け取るとそのままゲルダに渡し、自分はアーベル達より先に部屋へ行き。]
―宿屋―
[ライヒアルトから遅れること数分]
よぉ。
おやっさん、キャル連れてきたぜ……って、
[扉を開け、そう声を掛け。
そこで止まったまま、なにやら集まっているほうを見た]
……なんだ、どうかしたのか?
こういうときって、どうしようもなく無力よねぇ。
[おんなであれば、できること。
おとこであれば、できること。
そのどちらもできず、わずかにまなざしを伏せた]
アル先輩…。
[戻ってきたひとかげを確認し、こまったような表情をみせた]
ああ、まだ使ってねぇのは一つある。
そこに運んでやれ。
[どの部屋かの指示をリッキーに出し、空き部屋の鍵を出させる]
やれやれ、金にならん満室御礼だが仕方あるめぇ。
[ぼやきは冗談交じりに。クロエを部屋に連れて行く者達をカウンターから見送った]
部屋の準備は、済んだ。
後は、任せたぞ。
[リッキーと共に布団の準備を済ませると、部屋から出てアーベルに声をかける。
ゲルダには、ついていてやれ、と言った後、少し悩んでから。]
…無理は、するなよ。
お前も、倒れたばかりだから、な。
[と、ゲルダの頭を撫でてから酒場へ戻って。]
おぅ、ライヒアルトに見習い。
…っと、キャルも来たのか。
つーかまだ起きてて良いのかよ?
[問いはウェンデルへ。己が問いと入れ替わるように紡がれた問いには]
ん、ああ。
ちぃとクロエがへたり込んじまったんでな。
輸送中だ。
[視線は宿泊部屋へ続く出入口へ]
クロエは、アーベル達に任せた。
迷惑ばかりかけて、すまない。
[フーゴーにそう言って頭を下げると、ようやく幼馴染や神父見習い達が来ていることに気づいて手をあげる。
そして幼馴染の横に少女がいないことに気づくと、瞬きをして。]
…一人、か?
俺がやるのはちっと、なんでね。
[ゲルダに頷きを返し]
動けなきゃこうするしかないだろ。
[上擦った声に、いつもと変わらぬ調子に戻り言う]
ありがとう。
[支度を済ませたヴィリーに頭を下げて、部屋に入る。
ベッドに寝かせると直接のあれこれはゲルダに任せた]
― 酒場 ―
[フーゴーの説明に、大体の事情は察して、頷くと、
ヘルムートに名を呼ばれ、少し傾げる首。]
……どうか、しましたか?
[相手の表情を察しての問いかけではなかったが、
珍しく状況と一致しているだろう言葉を紡ぐ。
視界の端に先程まで話していた2人が映ると、
目礼だけで、挨拶代わりとした。]
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