情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
職人見習い ユリアン に 3人が投票した。
青年 アーベル に 1人が投票した。
司書 オトフリート に 1人が投票した。
少女 ベアトリーチェ に 4人が投票した。
少女 ベアトリーチェ は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、薬師 ミリィ が無残な姿で発見された。
次の日の朝、蒼月の『絵師』 エーリッヒ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、白練の歌子 エルザ、学生 リディ、職人見習い ユリアン、青年 アーベル、奏者 ミハエル、司書 オトフリート の 6 名。
[ユリアンとエーリッヒのやり取りには口を挟まず黙って聞きながらも]
でも…俺らの代でいけんのかな…
[今まで考えてなかったけれどぽつりと小さく呟き]
そうだな。その人に頑張ってもらうしかないか。
ってか色々聞いてわかったことだが…
なんかできることって、俺…なさそうな気が…
[注意してみたり。誰かから話を聞いたりなどはできてもそこまで。という情けない結論]
あ?ああそりゃもちろん。
にしても何かって、縁起でもねえなぁ
[エーリッヒの言いたかった意味をその場ではわからずに、ただ苦笑を返して]
[小さな子供は、手を引いても大人達に邪魔されて、なかなか思うように進めない。結局、痺れを切らしたのは男の方で、そのまま子供を腕へと抱き上げた]
何だ?
[その視界に近づいて来た都市の上層部の者達の姿が映る]
そっか。なら安心……ん?
[ざわめきに視線を向けると、そこには上層部の連中。
意図せずとも、スッと眼が細くなる。]
おいでなすった。審判の刻ってとこですか。
[ミハエルのことを返事するとエーリッヒは少し安堵したようにも感じて内心首をかしげる。仲がよい兄弟なのだろう。そういえばミハエルもなんだかんだいって気にかけてたし。などと思っていれば。上層部。なるものの姿が目に入り]
なーんでかしんねーけど、ああいうのがいけ好かなく感じるのはなんでなんかなぁ。
[思わずぼやく]
[ジッと上層部の連中を睨んでいたが、その耳に入るエーリッヒの言葉。
それに呆けた様な顔で振り向くと]
はぁ? 何いきなり。そんなんまるで…………
[だが、そこで喉まで出掛かった言葉を飲み込み]
……ん。わかった。
もしそうなったら、俺が何が何でもミハエルの奴守ってやんよ。
[そう言って、エーリッヒに笑顔を向けた。]
[彼らが近づいて来たのは、司書の前、ではなく、正確にはその腕に抱かれた子供の前だった]
「ベアトリーチェ・ザックス、君は、絵を見れば、それが絵師の描いたものかどうかが分かると言ったそうだな」
[子供は怯えながらも頷いた]
「それが真実とは到底信じられない。よって、お前が絵筆を盗み出した本人である懸念があるとの結論に達した。子供のいたずらではすまされない。持っているならすぐに返しなさい」
歌っちゃだめって、怒られたのだけれど…いいなら、行って見たい、わ。
だって、…――のご本があるかもしれないし。
[ぽつり、言ってふると頭を振る。
オトフリートがベアトリーチェの方へと寄っていくのを見送り
首を傾け、籠を抱えあげた。]
あ、そうだ。
絵師さまに、会わないといけなかったのだけれど…
[小さく呟き、周りを見渡す。
同じ金の髪が目に留まるが、それは弟で。
そこに一緒にいたひとたちに何も言わず
ふらり、ゆっくりとした足取りでその場を離れた。]
[子供がそれを持っているはずはなく、怯えた口から抗弁が紡ぎ出されることも難しいのは当然だった]
「では、仕方がない。絵師殿、この子供をしばらくの間、封じてください。そうすれば反省もできるでしょう」
[絵師は、あまりに根拠が薄いと抗弁したが、決定は決定だと言い張る相手には通用しなかった。子供をかばえば、自分たちも疑われると思うのか、或は自らも疑いに飲まれたか、周囲の人々からも、封じを肯定する囁きが漏れ聞こえる]
[このままでは、封じずにいても子供は、人々の疑いの目にさらされる、そう絵師が思い至ったのは、親しい人々には明白だった]
[一団は己が先程見ていた少女の前へ。
その言葉は断片しか聞き取れなかったが]
…え。
[どうやら少女が疑いの対象らしいと知り、眉を寄せる。
その傍ら、影が一つ離れて行くのには気付かない]
[絵師が子供を抱く男に近づくと、男は、その目をまっすぐに見返したまま子供を地に降ろした。屈み込んだ絵師が、子供に何かを囁いたが、その声は周囲のざわめきに飲まれて誰にも聞こえなかっただろう]
[この場で封じを行うのは不適当だと、絵師は言い。立ち会おうとする実力者達と共に、アトリエへと子供を連れて立ち去っていった]
[そして、子供の絵が、描き上げられたのは、それからしばらくしてのこと]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新