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小説家 ブリジット に 6人が投票した。
研究生 エーリッヒ に 1人が投票した。
小説家 ブリジット は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、シスター ナターリエ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、青年 アーベル、研究生 エーリッヒ、職人見習い ユリアン、少女 ベアトリーチェ、教師 オトフリート の 5 名。
―回想・モニタールーム―
…あぁ、大丈夫、だ。
[掠れかけた声で、それでも唇端には笑みを浮かべてそう答えてのけ。だが動くことは出来ず彼女が近付くのをただ見て。
伸ばされた翼にはゆるりと手で触れる。
「暖かい」
そう思った。どこかがジワリと癒されるような感覚すら覚えた]
戦っているのは、銀翼とお姫様、か?
[そのイレーネ越しに見えるモニター。
映される画面の一つに唇を噛むが]
しかし、あれは……。
[ナターリエの動きを追う内に、目が細まり表情が硬くなってゆく]
馬鹿な。あれはお姫様ではありえない。
[ナターリエ=ヘルゼーエンの中にあるもう一つの人格のことはメッセージにもあった。だがそれはせいぜいが『お嬢様と呼ぶにはお転婆』レベルのものであって。あのような無茶な動きを、容赦の無い行動をするものではありえず]
銃とナイフの連技。計算されたような機動。
…まさか。終焉の…か!?
[大切な相手の戦いを見守るイレーネに呟くような一連の言葉は届いただろうか。それを確認する余裕も無く、やはり展開される戦闘風景をじっと睨むように見つめ続けて]
どういうことだ。
…確認が必要そうだな。
[ナターリエが倒れるのを、どこか冷たい瞳で見届けた]
[それから倒れたままの点滴スタンドと伸ばしていた翼から力が抜けて崩れてゆくイレーネの姿を見れば、軽く目を伏せ息を吐いて。
まだ動くのも億劫なところがあったが、ゆっくりとそちらに近付くと頭を持ち上げようとする。誰かが来るなら任せもするだろうか。だがとりあえずは自身も壁に寄りかかりながらイレーネの身体を支えようとして。
自分の身体は壁で支えつつ、モニターに映る他の画面の動きをじっと*見ていた*]
/*
ナターリエ、ブリジット、お疲れ様でした。
最後まで頑張っていたエーリッヒもお疲れ様!
出る前にコソコソと回想ぽいのを挟んでみました。後はまた適当に動かしていただいて構いません。
昼間は鳩で何度か覗けるといいな、レベル。多分反応とかは殆ど出来ないのではないかと。昼休みに余裕があれば少し程度。
…電撃宿した刃も傷口って実は焼くよねと思いつつ。
アーベルの回復能力ならきっと問題無いのさ!と祈りつつ。
いってまいります。
*/
[個室で膝を抱えている間に、眠ってしまったようで。
スタッフが誰かを運んできた音だろうか、人の気配に目を覚ました。
まだ少し左足は痛んだが、左腕はそれほど痛みは残っておらず、ただ破れたスカートや避けたパフスリーブを直したいな、などと思いながら部屋を出た。]
…誰?
[スタッフが誰かを運んで来、帰って行くのが見えた。
思わず、右足で地面を蹴って追いかける]
待、って…!
[エレベーターへと乗り込むスタッフ。
それを追うが、たどり着いた時にはエレベーターの扉はぴたりと閉じてしまい、隙間には髪の毛一本すら挟む事が出来なかった。
横の、操作盤を見る。
いじろうとしてみるが、専用コードが必要なようで全く起動せず。]
…もう!
[バン!と大きな音を立てて、エレベーターの扉を叩いた。]
/*
おはようございます。
今日は朝から夕方は大体いられるので、暇な人いたら漏れなく構いたいです。
いなかったらソロールまわしてるかも。
/*
あの後、霧が晴れていただって……!
なんたる孔明の罠。
覗けはするのですが、部屋から出ない気がするよ、この子。
*/
−地下・個室(l)−
[ゆるりと眼を開く。
白いベッドの上に横たえられた身体は、酷く、重い。
目蓋も奇妙に重たく、目を開けていられなかった。
瞬きのような動作を幾度か繰り返して、
顔を横へと動かす。
傍らの机には、端末と小刀が置かれていた。
彼女が意識を保てなくなれば、刀はあの姿を留める事は出来ない。]
……、
[声は出なかった。]
[――あがる、少女の悲鳴。
彼女は、瞬きをせずに放たれる光を見つめ、
その全てを受けた。
引き戻した鞘を胸元に運び急所は避けたが、それだけ。
暴走により、先程より威力は高くも狙いの出鱈目な攻撃は、身を捻るだけでも、大分軽減されるはずだった。避ける手段は幾つもあった。
それでも、彼女はそうせずに。
むしろ――後方に抜けて行きかけた一条は、自ら、左手を伸ばしてすら。]
――……………ッ
[手に、腕に、腹に、肩に。
光が灼く。
開いた唇からは、息だけが洩れた。熱い。
足がふらつきかけた瞬間、球体が爆発する。
少女より距離は遠かれど、まだ近い。その煽りを受けて、後方に飛ばされる。身体。手から離れた刀が転がり、受身は取れず、強かに背を打ち付けた。]
[暫くエレベーターの前でイライラしていたが、スタッフが来たという事はまた誰かがここへ来たのだろうと推測できた。
誰が来たのだろうか、と思いながら、モニタルームの方へとゆったり歩く。
と、端の部屋。
人の息が聞こえたか、気配を感じたか、それとも医療器具の音が聞こえたか。
何ら、気になって、不躾にも無言で扉に手をかけてノブを捻った。
鍵がかかっていなければ、白いベッドに長い髪が波打っているのが見えるのだろうか?]
[持ち上げて額に乗せた手の袖からは、包帯が覗いていた。
開かれる扉に、閉じかけていた眼を薄く開いて、起き上がろうとはせずに、視線のみを移す。]
ブリジットさん。
…なんだぁ、昨日ボクに敗者敗者言ってて、キミも敗けたんじゃないのぉ?
[言いながら、ベッドの傍まで歩いて近寄り、顔を覗き込んだ。]
[緑の眸が、徐々に焦点を結ぶ。]
……、ぁあ、
[すぐに声は紡げず、一度ゆっくりと吸ってから、息と共に絞り出した。]
敗けた方が、まだよかったかも知れないな。
[憤慨のいろも見えず、呟く。]
さて、ね。
痛覚は人並みにある。
困った事にな。
――……痕も残るか。
[ユーディットから視線を外して、包帯の巻かれた腕を見やる。]
もっとも、このまま処分を待つのなら、
残ろうが、関係の無い話だが。
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