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糸紡ぎ ユーディット を 2人が心の中で指差しました。
薬師 ゼルギウス を 1人が心の中で指差しました。
絵描き エーリッヒ を 1人が心の中で指差しました。
狩人 レナーテ を 3人が心の中で指差しました。
店員 ベッティ を 1人が心の中で指差しました。
狩人 レナーテ は人々の意思により処断されたのです……。
今日は犠牲者がいないようでした。運が良かったのか、それともただの気まぐれでしょうか?
今、ここにいるのは、糸紡ぎ ユーディット、薬師 ゼルギウス、きのこ畑の主 ユリアン、語り部見習い ミハエル、絵描き エーリッヒ、店員 ベッティ、道具屋 イレーネ の全部で 7 人かしら。
[口を開く前に、はっとしたように視線が遠くを向けられた。]
死神…。
[ここではない、違う場所で、死神の影が動くのがわかった。
ただそれは、昨日と同じように、その人を通り過ぎて行くだけで。
再びまた、影が誰かを刈り取る事をしなかった事に、ほっと息を付いた。]
…エーリは、刈られないんだ…。
[代わりに、そんな言葉が口から漏れた。]
[ミハエルに掛けられる言葉>>4:132を聞き、夢に見た人物を思い出す。
それは誰だかまではわからなかったが、
けれどもそれは事実で誰かが、なったということなのだろう。
机に手をついて、少しの間、呼吸を荒げ、ゆっくりと整えていく]
ああ、エーリは大丈夫なのかもしれない。
[そう、ミハエルへの答えを含めて]
三度目、父さんにも聞いたこと無い話だから。
よくはわからない。
[親友の言葉>>4:128に答えるようにも]
─自宅・作業場→外─
[ヒカリコケを混ぜた二種の赤色。それを中央より下側に濃いめの方で2つ円を描き。その中にやや薄めの方で更に円を描き入れた]
……あれ、筆が一本足りない。
仕方無い、道具屋に行って来るか。
[色により使い分けしていた筆。その一本が見当たらず、次に進むことが出来なかった。仕方無く絵は中断し、筆を調達するために外へと出た]
─白雪亭─
そういえば…ベッティ、手、大丈夫?
[ギュン爺の家で会った時、手を押さえて蹲っていたのを思い出して。
あの時はつらそうに見えたので、今は大丈夫なのだろうかと。]
─道具屋前─
あ……うん。
でも、ちゃんと、ギィにいに手当てはしてもらったんだよ!
[足を痛めているのかという問いに、少しだけあたふたと]
……ほんとは、家に帰ったら、安静にって、言われたんだけど。
ビーズのお代、まだ払ってなかったから。
ちゃんと、したかったんだよ。
[ぽそぽそと、やって来た理由を告げる声は消え入りそうな小声。
その様子は、狩人の青年の苦笑を誘うか。笑われたら笑われたで、むう、とむくれて精一杯睨み上げるわけだが]
―ユリアン宅―
[言葉には眉を顰めたが]
ユリ?
[よろめく親友に、手を伸ばしかけて。
けれど宙でひたと止まった]
3度目、か。
……大丈夫か?
[息を整える様に手を引きながら、言葉だけを掛ける]
ん……レテにい、何か、やる事あるんだよ、ね。
邪魔になるといけないし、お店番のお手伝いもできないから、やっぱり、明日くるんだよ。
[待っていてもいい、との言葉には、首を横に振り。
くるり、踵を返して歩き出そうとする──が]
……ふに?
[ふ、と、掠めるよに、過ぎ去る気配。
違和感を覚えて、振り返り──]
……レテ、にい?
─ユリアンの家─
[ゼルギウスの頷きもみとめて>>4:128、知っていると知るも口を直ぐに引き結びそれについては何を言うでもなく]
外す?
[二人が理解している主語が見つからず]
……っ! ユリアン?!
[不意に机に手をついた、辛そうな様子に驚いて服からは手を離して、目を見開き眉を寄せる。]
[その時初めて花に痛みを感じた]
[咄嗟に上から押さえる]
[痛み止めを飲んでいなかったなと頭に浮かぶ]
[それでどうこうなるものではないと分かってもいた]
[ユーディットへの見立ては正しかったらしい]
[後ろめたさの伝わってくる答え方に微笑が浮かんだ]
[むくれ睨み上げてくる姿にごめんと言う]
[その笑みが消えるよりも早くに]
……え?
[ついさっきまで、そこにいたはずの姿は、なくて]
……どして?
[口をつく言葉に答える人は、いなくて]
なんで……いない、の?
[一瞬だけ──花のようなものが見えたのは、幻か否か]
……なんで?
[もう一度、繰り返して。
ぺた、とその場に座り込んだ]
―自宅―
ああ、なんとか。
[すぐに呼吸が整えば、普段の通りに親友に声を返して]
ミハエルも心配かけてすまない。
[手をひらひらと振って、問題ないというようにそちらにも]
─ →道具屋─
[移動中、『憑く』者が何かをしたかもしれないが、今回はそれに気付くこと無く。道具屋を目指し通りを進む]
ついでだから新しい器と布袋も───あれ?
[道具屋に近付いて見えてくる一つの影。見知ったそれが座り込むのを見て慌てて駆け寄った]
ユーディット、どうした!?
[>>0 ユリアンから答えが返るも、矢張り全容が見とれず]
…、…わからない。
二人はわかっているようだがボクにはさっぱりだ。
二人は二人共に説明が足りないのだよ。
[むっ、と引き結んだ口をへの字に曲げた。]
エーリ兄が、大丈夫というのは、
それは、いったい、ど──…
[どういうことだ。と、言い切る前に、ふわ。と、金色の髪が揺れる。]
─道具屋─
[放心したように、先ほどまで人がいたはずの場所を見つめていた所にかけられた、声。
びく、と肩が震えたのは、傍目にわかるほど]
リィ、にい。
[ゆっくりと、顔を上げて、駆け寄ってきたひとを、見て]
……消えちゃった、の。
レテ、にい、が。
[紡いだ言葉は、端的なもの]
―道具屋前―
[瞬く程の間が過ぎる]
[見えたのはユーディットが座り込む姿だった]
……ああ。
[何が起きたかは理解できた]
[少女の視線は自分の上にない]
これは失敗したというか。
本当に突然なのだね。
[届かないと分かっていてもその頭に手を伸ばす]
[触れられないのを確認すると寂しそうに目を伏せた]
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