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少女 アナ を 1人が心の中で指差しました。
騎士 ゲルハルト を 1人が心の中で指差しました。
青年 クルト を 1人が心の中で指差しました。
旅芸人 ツィンカ を 1人が心の中で指差しました。
村娘 マルガレーテ を 1人が心の中で指差しました。
医者 ヴェルナー を 1人が心の中で指差しました。
少女 アナ は人々の意思により処断されたのです……。
次の日の朝、青年 クルト が無残な姿で発見されました。
今、ここにいるのは、騎士 ゲルハルト、旅芸人 ツィンカ、村娘 マルガレーテ、医者 ヴェルナー の全部で 4 人かしら。
[口をきくよりも耳を傾ける手には、また作りかけの花冠。
妖精が摘んだからか銀月の力か、不思議と萎れることはなく。
瑞々しい花弁に触れては色とりどりの花を編みこんでいく。
月の物語の間は静かだった妖精たちも、また茸の上で踊る]
―回想―
気まぐれで、呼ばれない限り…?
えっと…王様って。気分屋さんなの?
ま、まぁ。みんな、一緒だよね。
[急用ではなく、きまぐれ。
少し不安になりながらも]
え?あ、うん…
誘われて、きちゃってるみたい。
[クルトに小さく笑いながら答えた。
何が、とは、言えずにいたが]
[妖精が案内する先には、巨大な石が積み上げられていた。
今まで、自然物ばかりだったのに、何処か、誰かの手を加えたような光景に目を瞬かせる]
妖精…が積み上げたんじゃない、の?
でも、人間…でも、なさそう?
[こんな石を何処から運んできたのか。
どうやって積み上げたのか…
疑問は尽きない。
クルトは違う事に驚いていたようだったが、娘は気付いていなかった。
その洞窟の中へと入れば…]
わ、ぁ…!
―回想終了―
[足下から舞い上がる蒼い光。
闇を追いやり、辺りに漂う…
全てが青白く見える中で、娘の周りに、ぽかり、と空いたような黒が一つ]
…見えてる。
[驚いたように、黒が跳ねれば、青を取り込みつつアナの周りをくるくると回り始め]
あ…アナちゃん。
[アナの姿が無くなれば、すい、と端の方へと逃げた]
…もう、ばれてると思うけど…
[そう、端に寄った黒を見つめ]
ワッ、
[王の力。
りいいん、とわずかな音が鳴り、
手の先の感触が抜けるようになくなった]
アラ!
[解けた手を見て、ぱちぱちと瞬く]
アナがご招待されたのね!
あと、いなくなったのは……
[くると見回すと、
見えないのはクルトとゲルハルトだろうか]
月光で織った布か…。
本当に、普通なら体験出来ないことばかりが起きるね、ここは。
[零れるのは嬉しげな笑み]
上手く扱えるかは判らないけど、やってみるよ。
ありがとう。
…あ、縫合用の糸も貰って良いかな?
手持ちの糸もあるけど…それを使うよりは合わせた方が良さそうだ。
[鞄からいつも持ち歩いているソーイングセットを取り出し、その場に座って裁断を始める。
ふと気付いて、銀に糸も貰えないかと頼んで見た]
ミステルー、ちょっと来てもらって良い?
[適当なサイズに布を裁断すると、今度はミステルタインを呼ぶ。
手には小さなメジャー]
[ゆるりと細める瞳。
薄らと浮かぶのは楽しげな其れ]
「こんなに月が蒼い夜は不思議なことが起きる」のだから。
俺たち妖精からしても、ヒトと触れ合うのは「普通」では無いのだし。
[翳す手は人差し指を一本立てて空を撫でる。
軌跡に紡がれていく銀は細く長く]
…この程度の細さで良いだろうか。
紡いでいくから適当なところで一旦切ってくれ。
[糸の先をイゾルテの傍に浮かせ、
銀は指先から長く長く続けて糸を紡いでいく]
[ぱたり、と羽ばたく木の葉色の翅。
はらり、零れ落ちるのは金の光の粒子]
『どーやら、おにーさんに拗ねられずにはすみそうだよ、マリオン?』
[ついで、浮かぶのは笑み。
仲間の力が誰を呼んだのかを、木の葉色はしっかりと捉えていた]
『お?
どーしたんだい、おにーさん?』
[イゾルデに呼ばれた木の葉色は、首をこてり、と傾げた後。
金の粒子を散らしつつ、そちらへと、ふわり]
不思議、ですよね。
力持ち、かぁ。
持ってるところ見てみたい、けど…
[妖精の姿を探そうと辺りを見回すも見つからず。
代わりに小さな音が聞こえた]
…ツィンカさんの、ですか?
この音。
後は…ギールと、クルトさんが、見えません、けど。
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