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あいよー、ヒサタん。
…彼女等の分もいるんよなー。
[あだ名確定。
飴を取り出し、なにやら飴よりスイートな雰囲気におぉとか思いながら増えた女の子二人の分も足して計3個をヒサタカの方へ置く。
それから自分ももう一個食べようとして、動きが止まった]
………マジで増えた。
[眼鏡を人差し指で押し下げ、裸眼で目の前の奇怪生物を見る。
他の人に見えないとか知らない]
あー…なんというか予想通りといえば予想通りなのか。
その人…アズマ先輩がいうには他の学生は出れたらしいですしね
[みなが埋めていった地図の結果と会話の中から名前を勝手に聞きつつ情報を集めみて嘆息
さっぱりわからん]
[ ふ、と。
虚空に視線を向けたのは、ほんの一瞬 ]
マジで、どんどん増えるなぁ。
[ リカの言葉に同意するように呟く。
……意図する方向が異なっていたとは、知っていたか否か ]
マリー来たか。で、その人がケイコ先輩…?
[と久鷹の様子を見て。そちらを見遣り…しばし固まる。
マリーとケイコを見ているようでそれはどこか呆としており]
壁に阻まれた?
ここにいる全員?
[首を振ってからその場の面々を確認する。
同級生に、生徒会役員、徽章からして1年生達。
そこに共通性を見つけることは出来ず、軽く片眉が上がる]
バスにも乗れなかったんだよね。実は。
佐鳥経由のに乗る予定だったのが。
[地図が開かれているのを見れば、誰にともなく告げた]
学校関係者、か。
実際今のところ同じ状況になってるのは生徒だけだね。
けどそれも違うのか…。
[悠悟の言葉にむぅと唸った。
そして気付く啓子と璃佳の動き]
ん、何、なんか出た?
−学園/武道場−
[ひゅ、と振られた竹刀が止まる。
ピタリと止まったかと思えば、持ち手はその手をおろして一度収め、窓枠に引っ掛けておいた手ぬぐいを外の蛇口でぬらしたあと少し空気の中に振って冷やす。
気化熱で少し冷えた手ぬぐいを手早く折りたたむと、それを胴着の襟首を少し開いて首の裏筋に当て、ザ・エコロジー精神による体熱の簡易冷却]
…さて。
[朝起きて出かけようと思ったらどういうわけか変な壁に阻まれてしまったので仕方なく胴着を持ってきて練習することにしたのだが。
そろそろ冷えた水分補給を求めて校内に戻ろうと黒の胴着のまま、荷物は部室に残して上履きのぺたぺたという音を響かせながら足は昇降口の自動販売機のほうへ。
その途中にある家庭科室に、まさか人が集まっているとは思わなかったのだが。
見覚えのあるフードが見えれば、ごんごんごん、と扉を叩いてみたりしたわけで]
あー、そういやアズマん見えるんやっけ。
[『マジで増えた』のは不運命共同体のメンバーではなかったけど、違和感少なく続いた会話。
話すべきかどうか悩み、サキの声に唸る]
うーん、夏の暑さに蜃気楼見えたみたいやねん。
つかれてんのかなー。
[憑かれてます、思いっきり]
[ 何だか一部反応の奇妙な皆の代わりに、
叩かれる扉を開きにいって、]
なんだ、また増え……
[ がらがら、ぴしゃん。
閉めました。]
[瞬きをいくらか。した。
結論。暑いわけだが、何か数名同じように変化が出ていて]
どう…
[ノックの音に少し遅れたが返事をしようとしたが、
がらがらぴしゃんとなった]
[広げられている地図とそこに書き込まれている印を見て]
あー、もしかしてソレ壁のあるトコロ?
だったら……
[そう言うと、ぐるーっと地図に大きな円を描く。それはその前に書かれていた印にも重なり]
これが壁のキョーカイだね。
あ、デザートの人。
[開けて閉める一瞬の隙に、きっちり視認]
なあ、家庭科室の冷蔵庫って勝手に中身使ってええんかなー。
空腹の所為で幻覚見える気がすんねん。
[自分で調理する気はない。調理要員が来たからの台詞]
バスも電車も全くダメ、と。
これ完全に閉鎖されてね?
[啓子の情報も地図へと書き込んで。誰に聞くでもなく疑問形に]
…我妻君は何をしてるかな。
[開けて直ぐ閉められた扉に視線を向けた]
あー。二年の五十嵐啓子。
そっちは?
[物凄く省略された自己紹介をキョウヤに。そのまま問い返しつつ]
だから壁に阻まれまして。
神宮寺先輩。
[こちらは生徒会の人間だから顔と名前程度は覚えていた。
問いかけには意識してか無意識か、別の方向の答えを返す]
[ そんなこんなで、見える云々の話は聞きそびれました ]
いや、つい。
こう。
条件反射?
[ 扉を叩く音に対して聞こえない振りを続けていたが、
疑問を持たれてので素直(?)に答えて、
そーっと、扉を開いた。
そして、即効逃げた。逃げましたとも。窓の方に。]
一年の巴恭也です。
[こんなときだからか、単に真似たからか不精だからか同じような簡略した自己紹介を啓子に返す。その日常的なことで少しだけ正常に戻れたが]
俺も疲れたのかね
[璃佳に同意するように言うが疲れてるというか憑かれてる]
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