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[母子と言われれば、確かに似てると深く頷き。
ただ、温泉と言う言葉に…ミハエルを見る。]
[紳士然とした少年は、あまり公衆浴場になれているようには見えず。
そしてふと気づく…]
…………まさか、ミハエルを”女湯”の方へ連れて行く気では…
[ミハエルの年は知らないが、彼ぐらいならまだボーダーラインだろう。
それに相手はフィリーネ…きっと連れて行くに違いない。
けれど、当のミハエルは…]
[そう思って…ふと気がつけば]
[どうやら火花はちりかけたがミハエルは鼠と勝負せず
ミハエルに従っていたメイドが鼠と静かなバトルを繰り広げている。]
[つぶらな黒い瞳と焦げ茶色の瞳が、一歩も引かぬとばかりに見詰め合って。なんだかもう、完全に意地というか引っ込みが付かない状態に。
――小動物に本気で対抗する時点で既に試合に勝っても勝負に負けてるようなものなのだが。]
……っ!
ぁ…。すみませ…ん……
[主の声に、はっ、と我に返って、瞳を伏せる。
止められるのが、もう少し遅ければ……負けていた…と思いながら。]
[ミハエルの静止でユーディットが視線を逸らした事で、対決の幕は引かれ、相棒はきゅう、と一鳴き。
やや残念そうだったのは、今度は完勝できる自信でもあったからなのか]
……いい加減にしろな、俺が疲れる。
[ため息混じりに言いつつ、小さな頭を指先でつつき]
[フィリーネは、アーベルの問い掛けに、きょとんとして。
くすっと口許に手を当てて、笑い。そんな事をせずとも、
“混浴があるそうだから”
――と、笑顔で言い放った]
[当の本人は、運良くというか何と言うか。聞いてはおらず。
ユーディットが瞳を伏せる様子に、小さく息を吐く]
…ありがとう…
[ランプを渡すと、代金を受けとる。
…今日もまた、気分はすぐれては居ない。
なぜならば、また、夢を見たからだった]
…妖精…そんなに言うなら、自分で連れていけばいいじゃない…
ましてや… … …が、妖精だなんて…
[マフラーの下でモソモソと呟いた]
[地理は頭で覚えるよりは体で覚える質。
幾度か向かっている広場には大して迷うこともなく。
けれど途中でふと思い立ち、近くを歩く実行委員を捕まえた]
すまない、『Fairy's fire』の出店は何処だろうか?
[かくて、幾度も人に道を確認しながらその出店を目指そうと]
…………そ、そうか…そう言えばそうだったな。
[今、この場にエーリッヒがいたら
例えどんな状況でもこの一行にひっついていきそうだ…]
[青年はフィリーネの返答に軽い眩暈を感じながらも
このまま、ミハエルを放っておく→あら大変…でいいのか考える。]
[でも、きっとこの女性に何を言っても実行するに違いない。
――――彼女はそう言う人だ。]
[何か…言えないかと思案してはみたが、青年には思いつかず
心の中で、ミハエルに対し無力な己を謝罪した。]
[ふと。誰かが"妖精"、と言った気がして…少し顔を上げた]
…
[顔を上げれば、お下げ髪の女の子。
こっちを見ている、と言う事は…]
…いらっしゃい。
[…聞かれたのだろうか?
まぁ…聞かれていたとしても、世迷い事にしか思われないだろう、と。
いたって普通に接客態度を示した]
[取りあえず、勝負はついたようなので、ぐるり、周囲を見回し。
当初の目的だった腹ごしらえのために、屋台の並びの方へと歩みを進め]
……お。
[目に入ったのは、煌めくランプの出店と、その前で足を止めている、赤髪の少女]
よ、こんばんわだな。
[数瞬、ためらうも、いつも通りに声をかけた]
[少女は、声をかけられたことに驚いたように瞬いて、少し慌てた様子で、ぺこりと頭を下げる]
あ、こんばんは!綺麗なランプですね。
[ぴょこりと赤いお下げが跳ねる]
[沈黙気味のアーベルに、フィリーネはにこにこと微笑むだけで。
御付のイザベラもそれを止めない辺り、楽しんでいるのかと思いきや、単に食べるのに忙しいだけのようだった]
[彼はと言えば、アーベルと母の会話に漸く気付き、顔を上げて。
少しばかり様子のおかしい青年に、首を傾げる]
……どうか、したのか?
[きょとんとして、瞬き、数度]
…ん?
[声が聞こえた方に顔を向けると、ユリアンの姿を見つけ]
ぁ…ユリアン、こんばんは。
[軽く手を振り、挨拶をする]
…んで、そっちは、どう?
売れ行き…
[…頭を下げる女の子に、軽くマフラーの下で微笑んで]
…ん、ありがと…
そう、言ってくれると、嬉しいわ…
[そして、ユリアンの方を見て固まる女の子に一つ瞬き]
[目的のランプ屋は広場からあまり離れてはいないようで。
比較的容易く辿り着くことができた。
……あくまで比較的、だが]
おや…こんばんは。
[其処にランプ屋の主だけでなく二人の見知った顔を見付けて。
笑みを浮かべて会釈を向けた]
[出店の並ぶ大通りの途中にある休憩所。椅子に腰掛けてテーブルに肘をついて、人の行き交う通りをぼうっと眺めていた]
[昨日の事とはまるで関係無く――とはいえ大半が単に知らないだけだろうが――今日も今日とて人は多い]
…杞憂…だと良いけど。
[結局あれから自衛団長は見ていない。出会った知り合いにさり気なく聞いてはみたが、皆首を傾げるばかりで]
[いつもの屋台通りをゆっくり歩いていく少女の姿。
その手の中には2本の苺チョコの他に、竹串が5本ほど。
途中で屋台を発見したらしい。当たり前のように購入して
そして半分以上食べつくしている]
増えたなー…屋台。
[口に出した言葉とは裏腹に、ぼんやりと考えを巡らせながら歩を進めれば
ランプの屋台の前に、見慣れた青年と友人の姿。]
あ。ユリアンにぃと、ミリィはっけーん?
[ひらりと苺の刺さった竹串ごと手を振って近づいた。
…ちらりと「あ、お邪魔だったかも」と思ったのは口に出さず]
[一瞬固まるミリィにきょとん、としつつ]
……どうか、したか?
[不思議そうに問う。その様子は、いつも通りの素。
それから、イレーネの方を振り返って]
ん、売れ行きはそれなり。
……なんかこう、気がのらねーんで真面目に出店やってねぇってのも、あるけど。
[師匠が聞いたら後が怖いけどな、と冗談めかして言いつつ]
んで、そっちの景気は?
…ぁ。ダーヴィットさん…こんばんは。
[軽く頭を下げると、小さく笑んで…ふと、明るい声が聞こえると目を向けた]
…リディも、こんばんは。
[軽く手を振り…
ミリィ、と言う名前に、ぴん、と思い出し…ぁぁ、そっか、ミリィか、と心の中で頷く]
[フィリーネの鉄壁の防御に見える笑顔に圧倒されていた所に
本人ミハエルから声がかかる。]
…・…・………いや…その…
[待ち受ける事体に気がついてないであろう表情。
その表情に見詰められ、青年は絶えきれず視線を逸らす。]
[が…青年は失敗した場合が怖いが、ある作戦を思い付く]
……ミハエル…男の友情を知っているか…
(落ち着いて!落ち着くのよ、ミリィ!)
[勘の良い人間…或いは妖精になら、少女のこんな心の声が聞こえたかもしれない]
…こんばんは、ユリアン。
[しかし、やっぱり、声は小さい。そして、もう一人、昨日助けてくれたダーヴィッドの声に振り向く]
あ、こんばんは、ダーヴィッドさん。
[こっちの方が嬉しそうに聞こえたかもしれない]
…それなり…
って。気が、乗らないの?
[軽く首を傾げて。
少し心配になったのか眉を少しひそめた]
…まぁ…それなりなら、怒られない、かも、だけど…
あたし?
あたしは…結構、買っていってくれる人、居るみたい。
[と、ランプ達の方を見て…視線を戻す]
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