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ちょ! まて、マリー!
「お客さん、お勘定」
え? あ、えっと、ちょ、九尾、マリーを追いかけて……。
「お勘定」
[と、言うわけで、九尾は飛び出したマリーの後を追って、一人で店の外に飛び出た]
「……?」
[しかし、もう見失ってしまった。そこはほら、生まれたての女の子ですから。しばしその場でうろうろと困り果てたところで、空を飛べば問題ないじゃないかと気付くや、雷の電子を組み替える力を使って、大気中に見えない足場を使うと、ポンポンとテンポ良く駆け上がり上空から探索を開始した]
[そうして、空き地に走り着くと、そこにはリカとケイコの姿。]
あー、ケイコ。ソノ様子じゃ、リカから聞いちゃった、か。
ごめんね、ケイコとは戦いたくなかったんだ。
[と、ケイコには優しい声を向けていたが]
……で、ヒサタカを狙うだけじゃなくて、ケイコまでワタシの敵にするつもり?
ヒサタカとあの子に害なすなら、容赦はしないヨ。
[リカに向けるのは底冷えのする言葉。その手にはいつの間にか剣。]
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>>*24
うん、サキが身動き取り辛そうだな、とは思ってたんだ。
しまったな、天魔側の設定を見越して僕残るべきだったかもしんない。
あーゴメン。本当ゴメン。笑顔で九狐を斬れる人間が必要だったorz
アズマの様子的にも、まだ道は塞がってないとは思うんだけどな。
――そういう意味でもアズマを残した方が、後々動き易いかも。とは思う。
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下におちて凄く気楽な立ち位置になってる気がする中身がひょっこり。
一応暴走しすぎるなーとはいわれてるからどっちにも転べる動きしつつ、マリーが最悪落ちるよりも俺が落ちたほうが村面白いよねーで昨日の対戦カードさっくりもらったとか。ついでに五神同士だったし。生き残ったらどうとでも動けるように(だから知識量が少なかった)
悪役になるかわからないが中間管理職がんばれーとだけ。
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タマキは悪役としては確かに動けたものなぁ…幸貴のほうが動きづらそうとか、まあ当人たちも自覚している通り。
タマキのランダム神を覆す運に合掌するしかあるまい…生きてたらさっくり誰かに負け確定RPでも触れたんだがなぁ(どんだけ負けたがりと)
―空き地―
ちょいとごめんなー。造成したるから堪忍やで。
[そんなコト呟きながら、杭とロープで囲まれ放置されている一角に入り込む。羽織っていた綿シャツを脱ぎ、ケイコにパス]
ごめーん、持っててな。
たぶんマリりんのあの睨みようからしてうちに来ると思うねん。
[苦笑して、大きく伸びをする。
やがて追いかけてきたマリーの口にした内容と視線は案の定]
そんなん知らへんよ。
うちはうちなりに助けるつもりやねんから。
あんたら二人だけの世界やのうて、気脈の上の全体をな。
[剣を向けられる様子に、てっとり早いとこちらも剣を召喚する]
さあ、ね。
たまたま、そういうのが多かったんじゃないっすか?
[けらりと返した。
続く、『従う気はない』という響の言葉。
ふ、と掠めたのは、満足げな笑み]
……ご安心を、俺は従ってもらうつもりなんぞありませんので。
ついでに、『地』の『護界』をぶっ壊さない限り、勝手にしてもらってかまやしませんので。
[物言いは無茶だが、それは一つの真理。
『天』は『天』、『地』は『地』。
それぞれの『護界操手』は、天地それそのものと同じく、上下関係にあるわけではなく。
『地』の護り手は、『地』の護り手の思う形で界を護るものであるが故に]
……うっわ、それって物凄い言いがかりっすねー。
[けらけらと笑いつつ。手に呼び出すのは、五色の柄糸も鮮やかな、一振りの太刀]
こらこら。
下手に目立ったら後が洒落にならんでしょ!
[喫茶店の窓に貼りつきかけたリカを引っ張って、空き地を示す。すぐに理解してもらえたらしく、中に伝えるジェスチャーをするリカと二人、一足先に空き地へ。
まずやってきたのはマリー一人で]
[あれやこれやはありましたが、散歩継続で神社付近へと。亀、疲れてきたのかいつの間にか幸貴の肩の上へと]
こりゃマジで移動偵察は無理だな…。
こいつで吉兆占えとかそんな話?
[亀がぶんぶこ横に首を振った。ちょっと焦ってたかも。
そうこうしているうちに場所は神社傍の喫茶店へと近付く]
……あ。
[そこで見つけたのは空中に浮かぶ女の子だったとか。喫茶店前でうろたえる久鷹も見つけたり]
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>>*27
アズマvsヒビキなら、問題ないでしょう。と勝手に思っている。
(少々失礼ながら)中の人で予測をするならば、
あのお二方は、展開に応じて読める方々だと僕は思っております故。
…そうなんですよね。
中盤の赤組は、サポートに回りつつ、
はみ出した五神を摘んでい(って反感を買いつつ終盤に備える)
んだとばかり想定していたものですから、ここで悪役が必要になるとは
流石に想定していなかったのが。がが。
しかし、無理なさらず。
急なロールの転換は、思う以上に中に負担を掛けますゆえ。
…キモ。
[けらけらと笑いだした様子がお気に召さなかったのかものすごく不快そうな顔をしてぼそりと呟く]
わけの分かんない単語ばっかゴタゴタ並べてんじゃねえ。
標準現代語で喋りやがれ…!
[変な所にある沸点は地味に上がり、それを示すように朱塗りの鞘は融けて刃を舐めるように伝う青白い焔へ]
言いがかりだろうが、何だろうが。
[本気でイライラしているのだろう。
ぐ、とわずかに膝が撓んだかと思えば]
そもそも、このやり方が気に入らねえんだよ──!
[白っぽい炎の片翼を背に飛翔。
加速、加速──ぐ、と鳳凰のその身に近づいたかと思えば横薙ぎの一閃]
マリィ。
戦いたくないのは私も一緒だけどね。
[珍しく歯切れ悪く。困った顔でマリーを見る。
と、リカからシャツを放られて、反射的にキャッチ]
って、リカちゃんもやる気満々だし。
…止まらんな、こりゃ。
[先に突っ走られてしまえば、後に残ったのは同じことするわけにもいかず]
鎮めとか、一番の苦手だっつーの。
神宮寺先輩辺り、気付いてこっちに来てくれないかな。
[何しろヒサタカは追いかけてくる可能性だって高くて。介入させないようにと警戒するために息を吸い込んだ。
救いの女神が既に一番の危険と接触してるとか知れずに]
[一と全で全をとる、優等生な答えにふーん、と呟くと]
そう。ならそうすれば。
……ワタシに勝てたらだケドッ!!
[そう言って、リカに向かって地を蹴る。
だが、射程外から剣を上段に振りかぶると]
ッセィッッ!!
[振り下ろし。本質が水の剣は遠心力で伸び、射程外からリカを叩き潰そうと襲い掛かる。]
……くそ! どっちへ行った……! 九尾! 上から見えるか?
[サキに気付かないまま、上空の九尾に問いかけるが、九尾は申し訳なさそうに首を振った。
その様子は、憑かれているのではなく、家族を探しているようで――]
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>>*29
――此処のダイスは、有り得るから笑えません(笑)
下から叫んでも詮無い事ですね、…お任せします。
貴女ならきっと如何様にもなるでしょう。
ご武運をお祈りしております。
僕に祈られると、ちょっとダイス目が怪しくなるかもしれませんg
気に入ってもらえなくて、結構!
[軽薄な笑いは瞬間、影を潜め。
引き締まる表情は、滅多に見せぬ『本気』のそれ。
手にした刀──天凰刀を抜き放ちつつ、後ろへと飛びずさり、横薙ぎの一閃を避け]
……さすが、速い。
[呟きと共に、距離を計る。
こちらの方が間合いは短い。
逆に言うならば、それは、彼我距離ではこちらが有利、という事。
深呼吸、一つ。羽ばたく五色の翼が大気を打ち]
……せいっ!
[距離を詰め、気合と共に繰り出されるのは、袈裟懸けの斬り下ろし]
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