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………ゼル……
…ごめん、ね。
そんな、顔…させたくなかった、のに。
[身体から離れてしまった自分にも、涙は流せたのか。
頬を濡らしていく雫は、何にも触れることはなく。
ただ、落ちていくばかり。
そして何より、後ろめたいこの思いは。]
[あなたがあたしを連れていってくれることが、嬉しいということ。]
[歩きながら呟かれる言葉に眉が寄る。
それが正しいとも間違っているとも言えない]
ロミちゃん?
[見えないカルメンとは違い、その手にある折り紙に気がついた。能力の話は聞いたことが無かったが、引っかかった。
ハインも含めた三者で話し始めるのを緊張の面持ちで聞く]
[階下へ向かうゼルギウスの背中を廊下の奥から見送って。
入れ違いに、ローザの部屋へと入る]
「双花聖痕」は、導き手にして。
…甘美なる餌、か。
[徐々に黒ずみだした赤の中、微かに覗くのは、蒼の色彩。
なるほど、と柔らかく呟く]
─2階・廊下─
[通り過ぎた後のロミルダの声は、聞こえず。
聞こえていたら、引っ返していただろうけれど。
ともあれ、当初の目的通りローザの部屋へ向かおうとして]
…………。
[そちらから来る人影に気づいたなら、自然、歩みは止まる]
[通り過ぎたユリアンも、目の前のカルメンさえも今は視界に捉えず。
見つめるのは小さな少女。
その手にある黒い物と、口にした言葉に、ほんの一瞬言葉を失くして目を伏せて]
……そうか
[少し間をおいて口を開く。
どこか笑ってえいるかのような声]
……お前が「捜す者」か……
[問いには答えず言葉を落とす。
それはそのまま「肯定」に繋がるのだけれど]
――回想――
[明確に問うことはない。
けれど、海鳥を象った折り紙を見て、]
それ――
昨日は、青かったですよね。
そういうこと、ですか?
[どんな答えが返ってきたとしても、勝手に納得の色を見せた。
少しの間、沈黙を置いて]
……ロミルダちゃん。
「一段落」ついた後で、構いません。
ちょっとだけ、お話する時間、頂けますか?
なぁに。
とって食いやしません。
――私達は『共犯者』ですからね。
[場違いに、悪戯っぽい笑みを作ってみせる]
聞いて欲しい、お願いがあるんです。
[探しに行くというロミルダを止めはせず、]
ロミルダちゃん。
人狼は、ただでは死なない――そうです。
気をつけて。
[投げるのは警告。
ロミルダとは別方向から目的の人物を探すといった素振りで、広間を後にした**]
[ロートスに短く告げる声。
ユリアンが戻って来たことに僅かな安堵。
また傍を離れる気配はそのままにし。
そうして聞くロミルダの言葉]
……ハーリ、が。
[みた、と言うロミルダ。
それが事実なのかを知る方法はカルメンは持ち合わせていない。
けれど]
…ハーリ、なんだ。
[ハインリヒ本人の言葉でそれは確証へと変わる。
同時に、ロミルダが本当に「視る」者であることも確信した。
ゆっくりと、ハインリヒの声がする方へと振り返る]
[ぐし、と涙を拭って。
足を動かす。
ゼルがあたしを連れていってくれたから。
あたしはゼルと一緒に行ける。
そう思って。]
…ロミ、ちゃん?
クロ、エ…?
あなた、も?
[そして見つけるのは、生きている彼らと。
自分と同じように、身体の枷から離れた彼女。]
ハ…
[沈黙が降りて、更に問おうと名を呼びかけ。
落ちた言葉が耳に届いて、ロミルダは息を呑んだ。
手に力がこもって、黒い鳥がくしゃりと潰れる]
…そう、ですか。
[一歩後退る]
へぇ…
[空気を吐き出すような小さい声
短刀と極細の針に静かに荷袋から出した薬液を塗りつける]
…ぁあ…だから
[探すものという言葉。ロミルダは自分を人狼でないと尋ねていたことを思いかえす」
[止まったところで、何か言えるわけでもなく。
ふる、と頭を振った後、向かう先は当初の目的地──ではなく、自分の個室。
抱えていたものは、適当な場所に置いて。
荷物袋の奥に押し込んできた小箱を引っ張り出した]
ハインが、闇の住人。
[淡々と事実を受け止める。特に何も思わないのはもう死んでしまっているからなのだろうか。
それよりもカルメンの反応の仕方が気になってしまう]
ローザさん。
[声に振り返る。
自分と同じように、その場の他者から反応を示されない人]
……はい。僕も死者です。
[軽く目を伏せる]
―回想―
お話、ですか?
わかったです。
[ゲルダの言葉にはあっさりとうなずいて見せた。
悪戯っぽい笑みにきょとんとして、釣られるように見せた笑顔は、やっぱり困ったようなものになっていた]
お願い、ですか?
[首を傾げたけれど、その場では問うことはしなかった]
[自分はクロエがどうして死んだかなどわからない。
ただ、カーラを置いてきたのなら。
彼女は、きっと、精一杯に何かをしたのだろうと。
そう、思って。]
そういえば、預かったまま返せなくなったな。
この子。
双花のローザちゃんなら、ブリジットさんも安心だっただろうにね。
[腕の中には、奇跡の結晶。
その名前を未だに呼ばぬのは、男自身の気後れか]
ま、後でユーリが布持ってくるから、それまでは待って手よ。
…にしても、遅いな。
[ちょいと脅かしすぎたかと一人ごちて、部屋を出て。
今度こそ、階段へと]
[───また、意識が飛んでいたらしい。
しばらくして、ヒカリを抱いて歩き回るダーヴィッドについてふよふよと漂っていた自分に気づいた]
あー、えーと。
[空白の記憶を少しずつ思い出していく。
その間に知ったことは、ブリジットにとっては、急転直下の激動の出来事だった]
……んー。
色々、あったようだね。
[一言で表した]
[振り向いたカルメンにはその表情は見えない。
笑う…哂うその顔は]
そう…オレ、だ。
まさか本当に「見つける」とは、ね。
[隠すことなどする気はないのか、あっさりとそれを認める]
で…どうする?
オレを殺すか?それとも…
[言葉を切って哂う]
[今は、その力を完全に使うことは出来ない。
だけどここにいるのは子供と目の見えぬ女が一人]
[ゆらり、と]
[下がろうとするロミルダに一歩、近寄って]
[そして、ローザの部屋に入るダーヴィッドについていくと、そこに見えるのは光の無いローザとクロエの姿]
およ。
やっほ。元気?
[おおよそ、死者の出会いとは予想もしがたい軽さで挨拶をした]
[小さな筒状のものをとりだして、口につけ、息を吹き。空気の通りを確認する]
(どうすっかなぁ…今か…後か…身体能力わからないしなぁ)
[いっそ誰かに犠牲になってもらうか…なんて平然とした思考が浮かぶ自分に少々呆れて、軽く髪をかきあげる]
[元気?と問うその姿に、面食らいながらも微笑み首を傾げた。]
ブリジットさん、久しぶり。
んー、とりあえず元気、かな?
死んじゃってるけど。
[こちらも、軽い調子で返事を返した。]
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