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[各人の身に起こっている事は、知るか否か。
いつもと変わらぬ様子からはそれを悟る事は出来ず]
――へえ。
[ただ、耳を掠めた、少女の台詞に。
不意に、青の眼がすいと細められた]
て、おや。
[勢いよく開け放たれたドアと、押されてよろめくハインリヒ。
開いた扉の向こうに立っていた姿に、短く声を上げ。
その間に、ブリジットに意識を向けたアーベルに、ち、と舌打ちしたのは言うまでもない。かも知れない]
[ミリィのコメカミを両の手の拳で押さえつけてグリグリ]
そーだーなー。
できりゃー若人には「年寄りを労わる」って言葉と「ごめんなさい」って言葉を伝授してやりたい気持ちが満載な気分だぜー?
―宿屋―
[仕方なく道を歩けば、宿屋にたどり着く]
ここしか行くところ、ないんだよなぁ。
[ぽつりつぶやいて、ドアを開ける。中を見れば、見知った顔がいくつか見えて、少し安心したが。
店内をよく見れば、いつもより人の少ないの様子に、少しだけ心が寒くなる]
おや、ミリィ。私は元気か? 元気らしい。
これで丈夫なのは取り得だからね。
ミリィこそ元気そうで何よりだよ。
[入ってきたミリィに視線を向け]
塞がない。良い事じゃないか。希望していられるという事だ。
塞ぐ。それも良い事だ。そのうちは終わらずいられるのだから。
[一緒に入ってきた姿には]
医師殿も元気かい。それは結構。
あるいは塞いでいるかね。それもまた結構。
……それが本当なら。
人狼だけを処すことも可能なんじゃ。
[頷くイレーネを見て、ぽつりと言葉が漏れた]
事を起こされる前に、こちらから起こすことも可能、かも。
んぎゃあ!?
[ハインリヒにぐりぐりとされて、ミリィが大げさに騒いだ]
痛い痛い痛いってば、おじさん!
あ、あれだわさ!
年寄りをいたわるという言葉と同時に、おじさんには、若いのを可愛がるという言葉を覚えるのが必須よ!
乙女のちょっとした冗談も分からないなんて、それだから、もてないのよ!
[ぎゃーぎゃー言いながら、じたばた]
[ハインリヒの言葉に苦笑を返し、けれど否定はせず]
ん、そうですか。私たちのほうは何もないですよ。大丈夫です。
[聞こえたアーベルの返答に、くるりと向き直る。]
もう。それってまるで、私がヒトに食べられないもの作ってるみたいな言い方じゃない?
[失礼な、と腰に手を当てる。
ユリアンの返事には、頷いて。]
そっか。なら、良かったで……
[言いかけて、イレーネの言葉が耳に入る。]
イレーネ? それって、……凄いじゃない。
[ぱっと表情に光が差した。]
……賑やかだねぇ。
[ハインリヒとミリィの様子にこんな呟きをもらして]
ん、ティルも来たか。
[続けてやって来た少年に、いつもと変わらぬ様子で声をかける]
ミリィの元気さを分けていただきましたから。
[ブリジットの言葉もサラリと流す。
ティルの声に振り向いて]
ああ、ティル。昨日は失礼をしました。
不足などはありませんでしたか?
[ぐりぐりされてる中、ブリジットの言葉が聞こえてきた気がするが、痛みに負けてよく分からない]
ぶ、ブリジットさん!
今、取り込み中!
挨拶は後にして〜!
[いまだに、じたばた]
ほら、大人気ないですよ。
[最初は手を出さずに、だが自分に声を掛けても続けるのを見ればそう言ってハインリヒの肩を叩き]
ミリィもちゃんと謝りましょう。
故意でないことは良く分かっていますけれどね。
[さすがに煩くなったのか、ティルが来た事もありミリィのコメカミから手を離す]
ったく、口のへらねー嬢ちゃんだな。
その余りまくった言葉の片隅でいいから謝罪の言葉を混ぜやがれってんだ。なあ?
[と、周りに同意を求めた後で。ユーディットの言葉に気がついて]
ん?イレーネの何が凄いって?
世が塔ならば黒き影は怒りである。
塔でなくともそれは同様。
だが黒き影が本質でなく実体なら?
異形が神の遣いなら祈らねばならない。
その怒りを鎮めんがために。
異形が神の遣いでないなら?
――それも同様!
星を仰いで祈らなければ。
早く薪を用意しないと。
[アーベルに頷き、早口に言ってから荷物より筆入れを抜く。ペンを取り出しては、掌に黙々と何か細かい文字を書き始め]
[けれど思う事があるのか、不意に沈黙を落として、口許に手を添える。
喧騒はやや遠くなるも、向き直ったユーディットの視線に顔を上げ]
――ん?
何か、言った?
[イレーネに明るい表情を向ける様を視界に留めつつ、問うた]
こんちはー。
[挨拶をして、中に入る。途中、エーリッヒには手を振って挨拶をして。
オトフリートの傍に行けば]
オト先生、昨日はご馳走さまでした。
先生も大丈夫…みたいだね。今日は顔色悪くないし。
[そして騒いでいるミリィの方をちらりとみて]
なーるほど。
[にやりとした表情で笑った]
…?…?…
[やっとのことで解放されたが、頭がぐわんぐわんする。
目がちかちかとして、星が出ているような気もする]
と、扉の近くでぼーっと、ちてるのが、わ、悪いのさね。
[ふらふらよろめく]
[ユリアンにこくりと頷く。]
うん…あ、でも。
[と、少し間をあけて。]
まだ今、見えるわけじゃないの。
いつ見えるかは、具体的には分からなくて…。
それに、見分けることが出来る人数も限られてて。
一日に、一人だけ。って。
[そう、指を折り、口伝を思い出すようにしながら口にする。]
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