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なんだ、ないのか。美味そうだったのに。
[カヤの返事に、がっかりと肩を落とすと、頭上に這い昇った白雪さんのふかふか尻尾が、びたんと鼻をひっぱたいた]
「いつまで寝ぼけてるんだい、この子は!」
あう…だから痛いってばさ白雪さん。
[鼻を押さえながら、おなかが空いたというカヤを見る]
あー、そういや食堂使えなくなってんだっけか?
ごめんよ。
増やすことが目的じゃなかったんだけどね。
[投げつけられたもふもふ、今度は軽くキャッチ。]
バストが小さければ良いというものでもないよ。
その人にはその人の良さがあるって事さ、つまり君は今のままで十分に可愛いよっていう事。
[加えて、浅黄色のふわふわを手元に追加し、にこにこ]
[何か胸の話をしているような。
ふと自分の胸を見てみたり。こう、別に乏しくもなければ豊かでもないふつーな感じな。]
どっちつかずってのが一番幸せで不幸だったり…。
[むぅっとしながら。さっきからむにむにしていたふわもこは、徐々にでかくなってきてただ今両手でぎゅっとできるサイズにまで巨大化中。]
[巨大もふから開放されるや否やのウェンディに少し驚いたように目を瞬かせ]
そうよねぇ。人にはそれぞれ魅力があるわよねぇ。それにまだ成長するんだからね…
いえ、ありのままのあなたがそのまま素敵ということよ。
[と、心にダメージを追ってるクロエの頬をそっと撫でて]
あなたも…よ?
[と、不機嫌そうに腕を組みながらも浅黄緑のふわふわを出してるゲルダにおっとりとした笑みを向けた]
[翻った黒がふぁさ、と落ちた]
……そーなんだ。
まあ、誰かできるの期待するしかないわね……。
[ライヒアルトの返事に返す声は、何でか低い]
とりあえず……。
[すっく、と立ち上がりました]
……ここにいる連中、たたき出していい?
[目がマジです。かなり]
大量発生したふわふわを追い出せば使えることは使えるだろうけど。
そのふわふわをどこに追い出すかが問題、かな。
[イヴァンの疑問に簡潔に答えて。
白雪さんとのやり取りは、相変わらずだなぁ、とか思っている]
[次の文句を言う前にイヴァンの鼻に尻尾アタックが炸裂。
真白の龍にクスクス笑って表情を緩める]
そ。食堂はふわふわで埋まってる。
他にもお腹空いてる人がいるなら調達して来ようかな。
…精霊さんにお願いするとまた増えそうだし。
[直後、なにやら見たらしきイヴァンに首を傾げる。
運良くお説教中で気づいてませんでした]
ええ。私たちが何かするよりもよほど確実よ
でも、考えるなら…地下に生息していたのだからそこで何かあったと考えるのが妥当かしらねぇ…?
[と、鴉を見回りに出しているライヒアルトはお人よりで働き屋ね。と思いながら笑みを浮かべつつ、少しだけ真面目に考えていった]
んんー。
ふやさなければいい?
[寝ぼけ眼で顔をあげる。
いつのまにやら転がってきたふわふわを抱き上げ、ぎゅむ。
腕の中で無意識に抱き枕サイズにしてみたり]
…どしたの、ゲルダ。
[立ち上がってる幼馴染に目をパチパチ。
何だかヤバそう?と思いつつもふわふわは離さず]
[カルメンの言葉に少し嬉しそうな顔をする]
そうですよね。胸が大きかったら、剣を振る時に邪魔になりますよね。さらしをきつく巻いたりして大変でしょう。
・・・でも、小さいよりは大きい方がよかったです。
[現状さらしなど巻く必要ない胸がこれ以上大きくなるとはとても思えず、本音が漏れた。ウェンデルの言葉には]
ええ、僕がカルメン先輩のようにはどうしてもなれっこないし、僕は僕なりの良さを伸ばそうと思います。
べ、別に胸の大きさなんて全然気にしてませんし!
[自分とカルメンとを行き来する視線が虚勢を張っていることを思いきり周りにバラしていることに気が付いてません]
白いな(足が)
[思わず、ぼそりっと呟いたりして、決意をみなぎらせるゲルダの様子にはなんとなく後ずさり]
あー、外に追い出す方がいいんかね、やっぱり。部屋を占拠されるよりは大掃除だとでも思えば。
[ライヒアルトに向き直ったところで、ちょいちょいと白雪さんに尻尾でつつかれた]
どしたさ?白雪さん。
「ちゃんとお礼を御言い。その子とあっちの女の子が、運んで来てくれたんだからね」
あー、そだったのか。
[こくこく頷く]
地下……地下か。
様子を見に行ってみるのは手ではあるかな。
……ふわふわで埋め尽くされてなきゃ良いけど。
[少し怖い考えが浮かんだ]
えーと。
じゃ、カヤはちょっと調達に行って来るよ。
頑張って?
[ゲルダの低音に危険察知して、扉へと駆け出す。
さすがに外の巨大ふわふわに轢かれるのは怖い。
収穫して熟成中の洋梨を取りに*行くつもり*]
[立ち上がった右手には、柄にルビーのついた細鞭。
これが魔力の媒介にもなる事は、知ってる人は知ってる事実]
……どしたのも、なんもないっ!
とりあえず毛玉、ここの部屋から追い出すっ!
[どっか惚けたような幼馴染の声にきっぱり言い切った]
れ、連中ってコレの事ですか?
や、え、せめてこれだけは勘弁ー!
[とちょっと青色かかったふわもこは、離さないようにぎゅぅ抱きかかえ。
ゲルダの微妙な剣幕にうひゃぁと一歩あとずさり。
抱えたふわもこが何かもごもご動いてる気もするがお構いなーし。]
ところで、えーと、先輩。
「今のままでも可愛い」って、目が曇ってませんか?
僕は正直可愛さを母のお腹の中に置いてきた自信があります。
[ウェンデルの名前が分からなかったけど、学園内になれてそうなので先輩だと思って呼びかける。と、そこにカルメンが...の頬を撫で、赤面した]
あ、あの。一応、僕はこんななりでも女性なんです。
そう言った色っぽい仕草は、殿方相手にお願いします。
[妙にどぎまぎしながら慌てた]
食堂の窓から全部外に追い出すか。
室内占拠されるよりは良いだろう。
正直食堂は生命線だ。
[少し大袈裟な言い方ではあるが、腹が減っては戦は出来ません。
白雪さんが礼を、とイヴァンに促すのを聞けば]
ああ、ついでだったから。
気にするな。
ちょ、ま。
だから何がどーしてそうなったのよ!?
[反射的にふわふわを庇うように背中に回した。
ゲルダの右手に握られてるものが見えれば冷や汗一筋たらして]
と、とりあえず穏便にいきましょ。ね?
[両手を胸の前で重ね合わせる。
それがマナを集める時の癖であると知っている人は、ここにどれだけいるだろう。対峙してる相手は勿論知ってるだろうが]
[もっそりと立ち上がった、その拍子に、まだ肩の辺りに残っていたプチふわふわがほわりと落っこちる]
そだなあ、食堂か地下見に行く気なら付き合うさ。ふわふわ払いくらいならなんとかできるっしょ。
[訓練の後、部屋で手入れしようとそのまま携えていた剣の柄を軽く叩く]
いやいや、人として礼は言わんとね。
ありがとうな、ライムライト。
[今更だが人の名前の覚えも悪いのだった]
あらあらぁ。大変
[ゲルダの様子に少し後ずさりつつ]
そうねぇ…剣を振るったりするならやっぱり邪魔よねぇ…それに結構重いのよねぇ
[重いと肩がこってと嘆息。ないものからすれば羨ましいことであろうけれどその辺りは無自覚で]
あら?女性なのはわかってるわよぉ…やぁねぇ。
[どぎまぎする様子はおかしくて。それが見たいからやっているのだとかは口にせず笑みをもって誤魔化して]
あ、私はカルメンよ。よろしくね
[ほわっとした笑みを向けた]
穏便にって、あんたねえっ!
スカートん中潜り込まれた挙句にめくられて、落ち着けるわけないでしょーっ!
[多分、ターゲットにしてるのは、さっき出てきた浅黄緑な訳ですが。
幼馴染ならわかるかも知れないが、割と古風な育てられ方してたのでした、実家では。
故に、今の状況は(一部自業自得込みとは言え)ちょっと容認できかねるわけで]
生命線確保が先かな。
地下はその後。
……誰が、ライムライトだ!
[ずびし、とイヴァンの額に向けてチョップを振り下ろした]
その可能性は高そうよねぇ。
元々の生息地でないところでこれだけ増殖しているのですもの…地下だったらどれだけいるのかしらねぇ…
[と、ライヒアルトにあわせるように少し怖そうに…食堂では増やす一端を担っていたのは忘れている。]
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