情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
え?……えーっと。
[今にも倒れそうな少女が耳にするのは、抱き方の選択の言葉だった]
それじゃあ……前が、いいかな。
───なんか、恥ずかしいけど。
[そう言った顔は、ちょっとだけ恥ずかしそうだった。
その様子だけを見ていると、そこにいるのは見た目通りの年齢の少女であることは間違いの無い事実である]
……みゅう。
私が、ライヒアルトを守るはずなのに、これじゃあべこべだよ……。
―広場―
あぁ、旦那。
俺は大丈夫だ。
キャルの所為で少しばかり寝不足だが。
[ヴィリーには僅か、冗談めかして答えるが。
ゲルダの言葉に、そちらに視線を向けて]
さぁて。
あからさまに怪しいのは、余所の人間……だがね。
[具体的な名前は出さない。
だが、そこに含まれる人間の前でも、言葉を紡ぐのに殆ど躊躇いはなかった]
─宿屋─
[クロエが大人しくベッドに入れば、その枕元に立つ]
そ。叔母さんのことも信頼してやれ?
[母娘仲を十分に知っている上での軽口。
小さく笑うのを見て、自分の首筋をポリポリと掻いた]
ああ。だから心配しすぎるなって。
……考えすぎるな。
[呟きは否定はしても気休めにすらならないと。
別の言い方をして、いつものよに頭を撫でた]
どうする、一人の方が休めるか?
―広場―
まあこんなことになっちゃったし。
旅人には居心地悪いだろうなあ……
[苦笑浮かべるユリアンに、やっぱりか、と僅かに頷き。]
――あたしは、まだ見てない。
見るのが、恐いから。
[人だかりに、ということばにふるりと首を振った。]
[今度は声をかけられる側になれば、視線を近くに戻してそちらへと。
名を呼ばれればそれであってる、というように手をあげて返した]
んー…、まあ少なくともぶっ倒れてりはしねえ。
[リッキーから聞いた話では、と思い当たりゲルダに顔を向け、「大丈夫なのか?」と遅すぎる言葉を向けた。
その口から出た質問と、答えには表情を硬くした]
んー…まあそうだわな。
[当然といえば、と硬い表情のまま笑ってみせ]
ゲルダたちもそうなんじゃねーの?
[まるで冗談を言うように自分から口にしてみせた]
[自然とゲルダの隣に立つと、自分を気遣う妹分を安心させるように微かに笑顔をみせ]
俺は、少し休んだ。
[そう言うと、ゲルダの頭を撫でて。
ウェンデルの返答には、そうか、と微かに苦笑したものの、続いた言葉に笑みを消し。]
………そう、だな。
もう、会ってきたのか?
[自衛団詰め所の方へと、自然視線を向けたまま、何とは言わず。]
― 森へ ―
[前が良いと云われれば、ひょいと抱き上げる。
一番最初に運んだ時とは違い、今度は横抱きに。
それでも、どこか荷物を運んでいるように見えるのは、
運び手が生物学者だからだろう。]
…――ヴィリーさんに護ってやれといわれましたから、
まぁ、間違いではないのではないでしょうか。
[そのまま、行き先も告げず、歩み始める足。
抱えてる重みも感じさせず
――そもそも、少女は見た目より軽いわけだが
何故か導かれるようにやってきたのは]
…―――?
[先程見た風景。
円のように開けた場所。
ひときわ大きな切り株が印象的なその場所だった。]
[ちょうど呟いた時に、ヴィリーに頭を撫でられて、
なんとなく宥められたような気分になりながら、ヴィリーとウェンデルのやり取りを聞く。]
みゅうぅぅ。
[抱きかかえられると、今までの中で一番尾を引く口癖を口走った。
なんだか、顔が熱い。なんでだろう。よく分からない]
……?
[そして、少しだけ痛む貝のブレスレットを巻いた右足]
[───遠い昔。この足を怪我したような覚えがある。
さて、それは一体どうやって治ったのだろうか?少女は覚えていない。
だけど、その時に、同じような感触で、何処かに連れて行ってもらえたような───]
───!!
[微かにあった思い出は、また違う思い出によってかき消された。
ドクン。と心臓が高鳴る]
……。
……まぁ、とは言え。
そいつらも含めて、そもそもどういう基準で容疑者なのか、それすらわかんねぇけどな。
聞きそびれちまった。
[ひらひらと手を振り、続けてから、詰所の方向を見て]
あぁ。
酷ぇ有様だったよ。
[同じ方向を見るヴィリーにそう返した]
[───……嗚呼]
[ここに来たときもそうだ]
[少女は、確かに抱きかかえられていた]
[どこかへ連れて行かれたときと同様に]
[此処に置いていかれたときと同様に]
[きっと、それは優しさだったのだろう]
[生まれた場所に返してくれることは]
[だけど、少女にとってそれは]
[心に傷を負うほど、悲しいことだったのだ……───]
ベルちゃんと従兄弟だったのねぇ。
それは初耳だわぁ。
[安堵半分。けれど、現状ではもう半分に疑念をうかべるのも当然といえば当然か]
――……おじさま、おそわれた、って。
[ぱちくり、焦げ茶がまたたいて警戒の色をさらに強める。
左腕をつかむのに、その視線もうごいて]
「感染」……。
[思いついたことばをつぶやき、それに身をふるわせた]
あたくしみたいに、関わりのうすい人間なら、人狼でも、へいき?
人狼として、殺されても、へいき?
─宿屋─
うん……わかってる。
[軽口と、その後の仕種と。
気持ちは緩むけれど、不安は容易くは消えない]
……そう、言われて、も。
[目の当たりにした死。
これから向き合わされる事は──自衛団長の話を聞いた時点で、感じていたけれど。
幼い頃に力の重圧から守ってくれた両親は、一方は既に亡く、一方は場所を隔てて。
それだけでも、重いものがあって──と。
そんな思考は、撫でる手と、向けられた言葉に遮られた]
……大人扱いする気、そも、ないよね……。
答えにくい聞き方、する、し。
[何やら、いじけたような物言いになるのは。
素直に心細いといえない気持ちの裏返し]
[自分から軽く重い言葉を口にするユリアンの頭を、ゲルダにするのと同じように撫でて]
…自棄には、なるなよ。
こんな時なら、尚更だ。
[それだけ言うと、手を離して。
ウェンデルの言葉には、そうか、と呟くも表情は翳り。]
…詳しい話を、させたくなかったから、かもしれん、な。
そっか。
ま、俺から言わせりゃ楽ってだけで殺されたんじゃたまんねえって話なんだけどな。
[呟くように返されたゲルダの答えには苦笑交じりの明るさを帯びたまま返した]
ああいや、なんか昨日倒れたって聞いた気がしたから。
[ヴィリーと話すウェンデルを見遣り]
容疑者だけ、って訳でもないといいんだけどな。
ほら、お伽噺ではいるだろう?
能力を持つもの、ってやつさ。
― 森の中 ―
[白い光を受けて見た風景。
その瞬間にも既視感を覚えていた。
それは今、同じ場に立っていることで強くなる。]
…――何か、此処であっただろうか。
[首を傾げる。
毎日フィールドワークで来る森のこと。
特別此処だけに想いを寄せることなどないと思うのだけれど。
微かな頭痛を感じて、1mm程眉をひそめた。]
まぁ、良いか。
リディさんは、そこに座って置いて下さい。
[一際大きな切り株の上に、少女の身体を降ろす。
フィールドワークをする為なのだが、
その説明はなく、少女を降ろすと、くるりと踵を返した。]
─宿屋前─
[ヘルムートが紡ぐ『感染』と言う言葉。知って居たか、と言うように小さく息を吐いた]
いや、それは無いとお墨付きは貰ってる。
それに、死ぬほどの怪我を負ったわけじゃない。
その前に助けられた。
[誰に、とは言わず。言う必要も無く。続く問いにようやく視線を上げ、ヘルムートを見やる]
……どっちも是とは言わん。
俺は、人狼を『止める』。
それだけだ。
少なくとも人狼と相打ちする以外で死ぬ気はねぇ。
[見やる瞳に強い光が宿る。紡いだ言葉は他の『人間』の手にはかかるつもりはないと言う意味を持ってヘルムートへと向けられた]
かもな。
[ヴィリーの言葉に腕を組んで]
……だが、容疑者の中に本当に隠れてんだとしたら、結果的に自分の首も絞めてるコトになる。
どうも奴ら、そこまで賢い生き物ってワケでもないらしい。
[ふん、と鼻を鳴らした]
俺は、クロエが、そうだと聞いた。
[霊能者、だそうだ。と、ユリアンに向かって言い。
リディとライヒアルトのやり取りは、二人が言わない限り他言するべきではないだろうと思い、口を噤んだ。]
[ふいにヴィリーに頭を撫でられれば驚いた様子]
え、あ、ああ。うん。
[動揺はありありと。
しかしその効果あってか表情は少し和らいだものになったか]
いや、まあそうだな。
で、ヴィリーはどう思う?
[にはは、と笑って見せた後「ほらさ、」とウェンデルと同じ質問を向けてみた。]
―宿屋―
…板子一枚下は地獄。
[唐突に声の調子を変えて言う]
航海中ってのはな、常に危険と隣合わせなんだ。
特に嵐や襲撃に遭えばそれを嫌でも肌で感じる。
そんな時は、悪いことを考えたら絶対に駄目なんだよ。
最悪の事態への備えは忘れないが、気はしっかりとしとくために明るい明日を考える。
ま、本気で死に物狂いの時はそんな余裕もないんだけどな。
…最初からそうなってたら、絶対に保たない。
だから。考えないのは無理でも「考えすぎるな」
……!!
[切り株の上に座らされ、驚いたようにライヒアルトを見つめると、その背中は段々と遠ざかっていく姿が見え、少女は思わず叫んだ]
ヤだ!!
行かないでよ!!
私を、此処に捨てないで!!
[涙がポロポロと零れ、心臓がきりきりと痛む。
顔をぐしゃぐしゃに歪めながら、少女は苦しそうに体を折り曲げた]
うあ……うああぁあぁぁぁああああああぁあぁん!!!
[涙と共に、何かがポロポロと零れ落ちていく。
心が削れ落ちていく。
チリン……と、鈴の音が鳴った]
―広場―
でも、ほんとうに能力者が容疑者の中に居るなら、その人たちを疑わせて殺させようとしてる可能性だって……
[あるんじゃない、と言う言葉は、ヴィリーが告げた能力者の名前に、驚いたように跡切れる。]
クロエ、が……?
[信じられない、と言うように幾度か瞬いた。]
……あぁ。
生者を見分ける者、死者を視る者、死の手から護る者。
[本の文字をなぞるかのように述べた。
ユリアンに目を向けて]
文献じゃ、御馴染みの存在だな。
……尤も実際に出てきたとして、ソレが本物かどうかも俺らにゃ分からんワケだが。
[数日前にアーベルに向けたのと似た言葉を繰り返した]
[問いの後、早々と告げられたヴィリーの情報に瞬かせ]
クロエ?アーベルの従妹の、だよな。
[ふーん、と思案顔の後。]
なんか、本当にお伽噺に迷い込んだみてえな感じ。
[笑えない冗談だと言うのは、今し方自分で見てきた現実で理解しているのだけれど。
笑いは小さなため息になって途切れた]
―宿屋―
…そりゃ、まだ這いずってる頃から知ってればなぁ。
第一、本気で子供扱いするなら、最初から言うこと聞かずに寝かしつけてるぞ?
[調子を戻して笑う。
ぶち猫に尻尾で叩かれ、何だよと下を向く]
素直じゃないな。
いいよ、ここに居るって。
[そんなところだけは聡かったりして。
椅子をベッド脇に引き寄せると腰を下ろした]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新