情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
―広間―
[自分も傍の椅子を引いて座りカップに口をつけた。
視線を上げるとユリアンが見えた。いつも同じ席に座っている様子は変わらないものを示しているようで。
何だか泣き笑いのような顔になった]
イレーネちゃん…。
[小さな嗚咽が聞こえて立ち上がる。
はたりはたりと雫を零す少女の頭にそっと手を伸ばした]
そう、好きなだけ泣いてしまいなさい。
悲しみに潰されないように。
好きなだけ泣いていいのよ。
[ユリアンの言葉を繰り返すかのように言う。
叶うならば母が我が子にするみたいにその頭を抱きかかえようと。左肩に生まれてきた違和感は二の次にして、イレーネの頭を*撫でようとした*]
空腹は馬鹿に出来ないからな!
衝動…トリガー…。んー御伽噺に出てくるみたく、満月の力とか、そういうのか?
[エーリッヒの言葉に首をかしげながら。]
火の無いところに…か。
[その部分には妙に納得できるものがあったので、神妙に頷くのだが。]
団員の中に犯人?まさか。少なくとも鉱夫の爺さんが殺された時に全員アリバイがあったんだから、それはないさ。
むしろ自衛団の中で一番怪しいってのは俺で………っていやいやいや俺じゃないし。
[ぶるぶる首を振ると、オトフリートが座って落ち着こうというのを聞いて頷いた。こちらも顔色はまだ良くないままだったので。
茶や菓子を運ぶ程度はもう出来るだろうとエーリッヒに言われるまま、皿を受け取り広間へと運んだ。]
[台所へと戻ると少しだけ水を貰って、少年は乾いた喉を潤す。
僅かに零れた涙は、袖で顔を拭ってやり過ごした。
精神的な疲労感は消えず、浴室に行こうかと思ったが、先程のやりとりを思い出して広間に顔を出そうとして。
台所から広間へと繋がる場所から幼なじみの姿が見え、足を止めた]
─広間─
[伸びて来た手は頭を撫でて。更に頭が柔らかいものに包まれる]
ぅ、ぅう………お、じい、ちゃん……。
うああぁぁああああぁあぁああああぁぁぁぁ!!!!
[がちゃん、と手からカップが滑り落ちる。カップは割れてしまったが、それに気付くことも出来ず、エリザベートに縋って大声で、泣いた]
―広間―
[空いたテーブルの上に菓子皿を置きながら、嗚咽を漏らすイレーネと、それを慰めるエルザの方を見た。かける言葉はみつからない。そのまま視線はすこし二人からずれ、やや後ろの方へと向けられた。]
………。
[さっきも視界に入り、驚いて目を逸らしたモノ。
白くぼんやりとしたソレが何なのか、ゆっくり目を凝らした今はすぐに理解出来たものの。今はただ椅子に座って額に手をつき、じっと押し黙った*ままだった。*]
レーネ……
[小さく名を呼べど声をかけることは出来ず、聞こえた声に口を引き結ぶ。
中に踏み入れかけた足を戻して台所から廊下へと出ると、首元の赤石に指を触れて、*息を吐いた*]
─広間─
[泣いて、哭いて。零れる滴は止まる事を知らず。猫が心配げに鳴いたのは自分の泣き声で聞こえなかった。膝の温もりと、抱えられる温もり。それに縋って長い間*泣き続けた*]
―二階・個室―
[引き続きダーヴィッドを弄ったり、結局ウェンデルの暴走を止められなかったりしながら、片付けを終えた後部屋へと戻ったのは昨夜のこと。
そして悲鳴が響いたのと同時刻。
女もまた、眠りから引き上げられた]
…なん…だ、喧しい。
[不機嫌に掠れた声。
髪をくしゃりと掻き、ベッドから降りる。
取り敢えずは着替えようと、2、3歩進んだところで]
――ッ、…!
[不意に目を見開き、膝から頽れた]
[素足に冬の床は冷たい。
けれど女は呆然と空の一点を見つめたまま、立ち上がろうとしない。
意識は自らの内に向けられていた]
…な、に?
[唇から困惑の声が洩れる。
肩を抱いて止めようとする震えは、外の寒さから来るものでは無かった。
沸き上がっては消える様々な感情。
その合間に、ノイズの様な声]
…てき。
[子供の様な拙い声で、うわ言の様に呟いた。
刹那、瞳が色を失い――すぐに戻る]
[はた、と我に返ったように、辺りを見渡した]
…何だ、今のは。
[未だ混乱している頭を振り、手をついて立ち上がる。
纏まっていない髪がばらばらと揺れた。
ともあれ着替える為に、服に手を掛けて]
ッ、
[けれどすぐに手は止まった。
昨日から違和を感じていた右の脇腹。
妙な熱と共に、薄暗い中でも鮮やかな蒼色が、咲いていた]
[結局それから何とか混乱を抑え、着替えを済ませ、苦手ながら髪も纏めて。
女が部屋から出たのは、悲鳴から随分と経った後のことだった。
聞こえてきた泣き叫ぶ様な声に、眉を寄せながら階段を降りる]
― →広間―
[廊下に少年の姿はあったか。
けれどそちらに何事か問うことはしなかった。
広間に入ってからも、目の前の光景に暫くは黙り込み]
…何があった。
[やがて場の誰かに子細を問う声は、常よりも覇気の無いもの。
右手は腰の辺りに掛けられている]
─広間─
……すみません、お願いします。
[休んでくれ、というエーリッヒの言葉に頷いて、一足先に広間へ。
彼とダーヴィッドの交わす、衝動云々という言葉に思うところはあったが、予想外の疲労はそれに意見を呈させる余裕は持たせてはくれず。
空いていた椅子に座り、イレーネが泣き出す様子に軽く、目を伏せた]
……ああ、ミーネ。
[やがて、昔馴染みの声が聞こえたなら、そちらへ翠を向ける。
声の覇気のなさに、僅かに眉を寄せるものの。
問われるまま、一連の事態についての*説明を*]
―回想・昨夜の自衛団員との話→部屋へ―
だからですね、ヘルムートさんは絶対違いますって!
だって、あんなに素敵な曲を作る方なんですよ。人狼のわけないじゃないですか…!
え、聞いたことない? なんて勿体無いことですか!
そんなあなたに教えてあげます。
ヘルムートさんの曲はですね、〜〜〜
[以下略。
多分、被害者の団員は、もう少年と話したくないと思ったにちがいない。
喉が枯れるまで喋り続け(テンションが高いのですぐだったのはまだ救いだったに違いない)、疲れた少年は部屋に戻った。
そのままぐっすりと眠って、眠って――]
―2階→広間―
[夜明け頃にベッドに潜り、布団の中でぬくぬくと休んでいたところに、ダーヴィッドの悲鳴が聞こえて目を覚ます]
ぅ〜…?
今度は何やったの、ダービーちゃんったら……
……だんちょ…?
おっちゃんがどうかしたのかな。
[寝ぼけた様子で呟きながら、窓の外を見る。
数人の自衛団員が慌てた様子で走ってるのが見えた。首をかしげながら着替えて階下に降りれば、見ない方がいいと言われる。
話を聞けば、にわかには信じられずに瞬くが。
イレーネの様子もあり、否定もできずにとりあえず広間へ]
………冗談かボケだと思ってたのに……
[そんな呟きを溢しながら。
とりあえずは、皆が落ち着けるように昨夜作った菓子と、紅茶やホットミルクを支給するだろう**]
―朝・2階個室―
[朝は習慣付けられた早さだった。しかしながら、それは寮生活のもので、どうやらダーヴィッドより遅かったらしい。
微睡から醒めたのは、悲鳴を聞いて]
――んぅ?
まだ、早い、のに……何。
[目をこすって起き上がる。
しかし夢現の状態では少しの間ぼぅっとするしかない。
声もかすれていると気付いて、なんとか起き上がると、とりあえず聖書を開いた。
文字を読んで、小さく声にする。
ドアの開く音だとか、人の歩く音だとかも聞こえはしたのだが、それらを正しく認識しているとは言いがたい。
つまり、少年は寝ぼけていた]
今日もどうぞ私達を見守っていてください。
良い一日でありますように。
[ぱたり、と本を閉じ、漸く頭を振って覚醒した。
しばらく、黙りこむ]
あれ、誰の、叫び声でした……?
[首を傾げる。
声はちょっと掠れている]
……とりあえず下に言って、お水を頂きますか。
[しかしその前に身支度を整えなければ、と。
覚醒したとはいえ、少しゆっくりとした動きで着替えを終えて広間に向かう]
―広間―
何があったんです?
[泣いている声も聞こえてはいた。
物々しい雰囲気に、ヘルムートが居ても、今はテンションが上がらない。
少し声は掠れていたりする。
事情を聞くと、驚いた顔になって、死者の冥福を神に祈った。
聖句を唱えた後は、それでも水を頂きたいと、お願いするより自分で取りに行っただろう]
神の御許で、どうぞ安らかな眠りを。
――お水、汲んでありますか?
ないようでしたら、汲んできます。
─広間─
[どれくらい泣き続けただろうか。枯れてしまうのではないかと言う程泣いた後、泣き声は徐々に小さな嗚咽へと変わって行く。未だ、エリザベートに縋った状態であることには変わりなかったが]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新