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その。
幽霊が出た、と…こちらの方が。
[背に隠れる少年にあたふたとしながら、青年の呆れたような言葉には至極真面目に返した]
[頬を赤く染めた子供が、わたしはよくわからなくて首を傾げてしまう。
幽霊、なんて居るのかしら。
わたしはそう思ったりしたけれど、彼が信じているなら仕方ないのかもしれないとも思う]
そうね。きっと牧師様は、幽霊をやっつけて下さるわ。
[尤も、自分の職業を知られたら、わたしが一番、危険かもしれないけれど。]
[虐めるのは、というハーヴェイの言葉に、ぱたぱたと手を振って]
いじめてない、いじめてないってば……。
だって、ごめ、トビーくんがあんまりにも面白いコト言うからぁ……。
[笑いながら、どうにかこれだけ言って。
それでも、説明抜きでコーネリアスに会わせてみたいというイタズラ心は抑えきれなくて、それ以上は言わず]
……そうですか。お詳しそうに見えたのですが。
では宿題。
『ばらの下で』とはどういう意味でしょう?
答え合わせは私の気が向いたとき、と言う事で。
[くるりと背を向け、温室の外へと歩き始める。]
ヒントはこの屋敷にある懺悔室。
答えが合っていたら、ちょっとしたご褒美でも。
何が欲しいか考えておいてくださいね。
では、そろそろ館に戻りましょうか。
暗くなってまいりましたし。
[すたすたと歩き去っていく。]
―温室→二階階段前―
[怯えたように首を振る少年に尚も笑いながら]
あぁ、確かに牧師さんなら何とかできるかもな。
[側の女性を見て頬を染めるのに気付き、ははぁ、と含み笑い]
でもなー、いざって時に女の子を置いて行くわけにも行かないだろ?
男なら勇気を出してみろ?な?
…綺麗なお姉さんに笑われるぞぉ?
[やたら楽しそうなメイに、ネリーの後ろから小型犬のごとく唸りつつ、ぶんぶんと首を横に振る。もういい加減、首が痛くなってきていたりするがそれどころではない。]
ぃーゃーでーすーっ!
幽霊さんは牧師様と仲良く天国へいってもらえばいいんですよぅ!
[よく聴けば牧師様までゴートゥーヘヴンだったりするけど、まぁ言いたい事は伝わるはず。たぶん。
ハーヴェイの虐めちゃダメ発言にはちょっとばかり感動したり。]
……トビー?
[ お下げ髪の少女に隠れる少年を見遣れば、腰に手を当てて半眼になる。]
お前は俺を如何いう目で見ているんだ。
臆病な子供を玩具にする程、厭な性格はしていない。
[ハーヴェイの言葉に少し慌てて]
苛めてないって、鍛えてやってるだけだって。
[かなり無茶な言い訳。
少年が三つ編みの少女の陰に隠れるのを見れば苦笑して]
無理はしなくて良いって。
少しずつ強くなりゃ、それで良い。
…薔薇の下で…。
[牧師の残した言葉を、もう一度繰り返す。
姉はそういうロマンチックなものが好きだった覚えがあるが。
後で蔵書でも漁ってみようかとも思いつつ。]
―二階階段前―
こらこら、勝手に人を殺さないでください。
[トビーの頭を痛くない程度に小突きつつ。]
……幽霊?いませんよ幽霊なんて。
少なくともこの屋敷には――
[とそこで、ローズマリーの姿を見て固まる。
顔が真っ青だ。]
[「綺麗なお姉さんに笑われる」というナサニエルの言葉が男心(一応あるらしい)にぐさりと刺さる。]
…ぅ゛。 …でもやだ。
[やっぱり、怖い。]
[これがいわゆる愛の鞭なのかしら。ちょっと考えたけれど、どうやら皆、楽しんでいる様子。
愛の鞭というより、遊んでいるだけかしら。
そう思いながら、階段に足をかける。]
……? あら、こんばんは?
[降りようとしたら、やってきた人の姿。
牧師さんだわ、と思いながら、挨拶をする。どうして固まっているのかしら、と思うけれど、答えなんて出るわけはない。]
[村で時折見かける物静かな青年は、まだ子供の彼にとって親しみやすいとはいえないものの、嫌いではなかった。
ハーヴェイが冷酷とか非道とか思ってるわけではない、決して。
ただ――]
…ハーヴェイさん幽霊って信じてなさそうなんだもん。
[ぽつり。ようはリアリストと思っているらしい。]
……牧師様まで天国送ってどうするのー。
[動転しきった言葉に思わず突っ込んだ所に、タイミング良くやって来た当のルーサーが突っ込みを入れ。
直後に固まってしまったその様子にきょとん、と瞬き、視線の先を辿れば、何度か橋の側で見かけた女性の姿]
……牧師様?
[ひとり温室に残り、物思いに耽っている。
ゆっくりと歩を進めるたびにベージュのゆったりしたチュニックが銀髪と共に揺れる姿は、確かにある意味幻想的というか…ひとならぬものに見えるかも知れず。]
……幽霊なんて、居る訳がないだろうに。
[ 視線を逸らすトビーに溜息を吐き軽く目を伏せて、未だに笑っているメイと若干慌てた様子のナサニエルとに順に顔を向ければ、口端を僅かに上げる。]
さて、如何だか?
[ 後から訪れた黒衣の牧師にも礼をするも、一転変化した顔色に首を傾げた。]
[少年の“仲良く天国に”との言に、思わず頷きかけた。積極的にその存在を信じているわけでもなかったが、実のところ彼女も幽霊は怖い。
と、噂の牧師様が現れて、そちらに会釈する。視線に僅か期待が籠っていたかもしれない。
しかし青ざめるその顔を見]
…あの、大丈夫…ですか?
[遠慮がちに声をかけた]
……ああ、失礼。
昔の知り合いに瓜二つだった物ですから、つい。
[慌てて取り繕ったような笑みを浮かべつつ、帽子を取って会釈する。]
私はルーサー・オブライエン、見ての通り牧師です。
[胸元で十字を切る仕草。やや真剣味を帯びているような気はするが。]
[痛くはないものの驚きに飛び上がって振り向けば、独り帰ってきた様子の牧師様に安堵の溜息。
しかし、続く言葉とその顔色に、まさかと震え上がる。]
『この屋敷には幽霊はいない→屋敷の外に幽霊はいる!?』
[再びネリーの背に隠れて、そうっと牧師様の見る方向を窺うも、そちらに白い影はなく。不思議そうに小首を傾げた。]
お知り合い?
まあ、そうだったのですか。それは驚きますね
[十字を切る姿は、なんとなく、それ以上を聞けない雰囲気だと思った。
もうその人は亡くなっているんだろう。でも……少し、困ってしまう。]
わたしは、ローズマリー=ライアと申します。
残念ながら、牧師様のお知り合いではないですけれど。よろしければ、宜しくお願いいたします。
[職業がばれたら、嫌われてしまうでしょうから、注意しようと心に決める。]
[相変わらず怯えた様子の少年…(ハーヴェイはトビーと呼んだが)その様子に今度は出来るだけ優しく]
あんなもんは居ると思うから怖いんだ。
居ないもんだと思えばなんて事はない…と思う。
[その後でハーヴェイが此方を見て呟くのを聞き]
無理強いはしねーって。
[そしてやって来た牧師に会釈をするも、顔色が悪い事に怪訝に思い首を傾げる]
[ルーサーの様子に戸惑うものの、ひとまず本人の説明で納得し。
それから、トビーの頭にぽむ、と手を置いて]
なーんで、そんなに怖がるかのなあ、もぉ……。
[先ほどよりは笑いの鎮まった声で言いつつ、そのまま頭を撫で]
こちらこそよろしくお願いします、ローズマリーさん。
[ようやく、いつもの穏やかな笑みに戻る。]
……ふふっ。屋敷の外にもいませんよ。
安心なさい、トビー君。
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