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変質者だって? そりゃまたなんだい?
あァ、こんにちわだよゥ。
[噂好きが先立って思わず口を出してから、挨拶。
籠を差し出すにはタイミングが悪そう…というか話が気になって耳を傾ける]
[ユリアンにはええ、と言いつつ一つ頷き]
変質者さんなら、ブルーメが撃退していますよぉ。
[エーリッヒにはさらりとこう返す]
なんていうか……子供らしくない、子供、って言えばいいのかしら。
妙な違和感を感じさせる人影を見かけたのです。
[変質者、という言葉に少し悩んだ。
…ややあって頷いた。
姿が姿だから多分仕方ない。
ヨハナの声に気付き、頭を下げ。
首輪のことを思い出したか、口に手を当てた]
あれ、ヨハナ婆。
間抜け猫は?
[泥棒から間抜けにひっそりと格下げされていた]
いや、俺も今聞いたばっかりだから、
[言いかけて、次いだミリアムの台詞に首を傾ぐ]
…………子供らしくない……妙な違和感、か。
それなら、俺も見たかもしれない。
見たというか、直接見たわけじゃないが。
変質者に子供って、また変な話してるねェ。
[素直に突っ込んでから、ユリアンの様子に籠の布を少し持ち上げた。ふわりと甘い林檎とバターの香りのする紙の包みを取ってから、籠ごと差し出す]
あァ、そうそう冷めないうちに前払いさねェ。
こっちはミリィに。約束していた分だよ。
[それからエーリッヒの言葉に片眉を上げた]
…うちのツィムトは間抜けじゃないさね。
それより坊はもらえなかったのかい?
森自体も、変な、ざわめている感じがするんだよな。
妖精の環があってさ、それ自体は、祭りの後だから格別珍しいことでもないんだが、間抜け猫……ティル曰く「危ない」ものらしいし。
[口許に手を当て、眉を寄せながら言う。
熱を残す腕が少しだけ、疼くような気がした]
おかしなのが入り込んだかな……?
あら、ヨハナの御婆様、こんにちわです。
[挨拶しつつ、ぺこり、と一礼して。
差し出された包みに、表情が一気に崩れた]
ありがとうございますっ!
御婆様の作るお菓子は美味しいから、凄く嬉しいですっ。
[にこにこしながら受け取って。
エーリッヒの言葉に、瞬き一つ]
エーリも、ですか。
んん……やっぱり、色々と気になりますねぇ……。
昨日から、妙な違和感も感じますし。
[ちゃんと、調べた方がいいかしら、と。
呟きながら、*軽く首を傾げ*]
うん? ああ、違う、違う。
昨日の泥棒猫の事だよ。先に行くって言っていたんだが。
[勘違いを訂正した後、緑の眼を瞬かせる。
他者の心配を余所に、喧嘩をした当人はと言えば、すっかり忘れ去っていた。ヨハナの表情に一瞬不思議そうになり、それから苦笑を浮かべる]
いや、こっちの話題が気になったから。
それに、食べるなら、ゆっくり食べたいし。
[好物に口許を綻ばせるさまは、なんとなく見せたくないらしかった]
[前払いと言われ、籠自体は素直に受け取った。
代金の一部でもあるからか、頭を下げて、やや丁重に。
それから少し考えて]
取って来る。
[そう告げて、店目指して駆け出す**]
こちらこそ、ツィムトが迷惑掛けたからねェ。
[ミリィの表情に婆も笑って、子供とか、森とか、妖精の輪とかに耳を傾ける。少々不謹慎かもしれないが、婆の目は楽しげに話へ興味を示していた。噂好きの血が騒いでるらしい。
それからエーリッヒを向いて]
なんだい、猫の子の事さァね。
ちゃぁんといい栗を持って来たよゥ。
ツィムトが戻ってきたのと入れ違いに消えちまってたけどねェ。
[まさかマタタビから逃げたとは思わず首を捻り、続けられた言葉に目元を皺だらけにして笑った。美味しそうに食べる様が可愛いから、坊呼ばわりが抜けないのかもしれない]
調べられるなら調べて欲しいかな。
原因わからないと、俺も、すっきりしないしさ。
[表情を崩すさまを眺めながらミリアムに言う]
ああ、でも、診療所の事もあるだろうから、無理はせず。
手伝えることあるんなら、手伝うよ。
[取って来ると駆け出したユリアンを目を細めて見送る]
うんうん、真面目な子だねェ。
磨いたか首輪になったか、出来上がりが楽しみだァ。
[既に聞こえないだろうが丁寧に頭を下げた姿を褒めてから、エーリッヒ達に向き直る。是非とも好物より気になると言う話をじっくり聞かせてもらうつもりだ*]
ああ、ちゃんと約束は果たしたんだ?
[言葉の端に微かに混じる安堵の色]
……消えたって、忙しい奴だな。
どっかに菓子を盗みに行ってたりして。
ヨハナ婆のところに敵うのは、早々ないけど。
[笑みの意味を知ると、ほんの少しだけ憮然とした表情になる。大人ぶろうとしても、老婆の前では特に、子供染みた様子は抜け切らぬらしい]
[結局は立ち話もなんだからとベンチに移動して、お子様二人に駆逐されそうなシュトゥルーデルを食べながら、会話を交えることになる。
頬が緩むのは抑えたつもりでも、*実際にはどうだったのやら*]
[用事があると話の輪から抜け、通りに立ち並ぶ店に入る。
普段、村に出て来ない青年に対してかけられる声の多くは食事の心配。料理が不得手なのは周知の事実だ。焼きたてのパンやミルクを頼むと、大抵はおまけがついて来た]
いいの?
いつも悪いねえ、サンキュ。
[両親を早くに亡くし、祖父をも喪ったという子への同情もあったろう。軽薄な笑みを浮かべる当人が、どう感じているかは分からないが。
暫く店番の女性の話し相手、というより噂の種を探された後、袋を抱え帰途に着く]
[小屋に一度戻り、荷を整理する。
ミルクは主に夜、裏口に置くためのもの。風習を知りながらも祖父が亡くなってからは止めてしまったこと。けれど今日は、祭りの後の出来事を鑑みて。
パンの袋には木漏れ日を受け黄金に煌めく瓶を入れてから、森に赴く。香ばしさに釣られ、ひとかけちぎり、蜂蜜を塗って口に*放り込んだ*]
そういえば不審者みたいなのおれも見たよ。
不審者じゃない気もするけど。
よくわかんないし、忘れてた。
[シュトゥルーデルを頬張りながら、そんな事を告げた。]
[食べる量はそんなに多くない。最初からちゃんと少なくして手をつけたので、問題はないけれど。]
んん、ご馳走様。美味しかった。
エーリ君いってらっしゃい。
あ。
おれもちゃんと、材料貰わないと。食事の。
どっかで夕食つくるの面倒くさいって言ってる人、知らない?
エーリ君とおれの分を貰うのが報酬で、お仕事するんだよ。
これでも十年くらい、んん、もっとかな? 旅してるし、おいしい料理なら作れるからね。
[そんなことを皆に聞いて、どこで食材を貰うか、甘い林檎の香りの中で*考えていた*]
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