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……こんな状況だから、精神的にまいってるのかも。
[安全が確保され、カルメンが衣裳部屋へと運ばれると、
そんな言葉が漏れた。
そして医務室の惨状と各々の病状を確認すると、
少し顔を歪める。]
一度、皆さんの病状や進行度合いを確かめたほうがいいかな。
弱ってる箇所を知っていたほうが、支えあうには良いだろうし。
[薬品庫から咳が聞こえる。
思い出すハインリヒの視線――同じ視線をそちらに向ける。
どちらが無理をしているのかと。
視線は泳いで、ハインリヒを心配するブリジットへ。
困ったね――そう言いたげな表情で微苦笑を。]
[ゲルダにも喉を心配するような視線を向けたのは、
去り際に聞いたオトフリートの症状が進んでいると知ったから。]
一先ず、お嬢様方の治療をしましょうか。
[穏やかな口調で次に眼差しを向けるのは、
ベアトリーチェとノーラにか。
消毒は――薬品庫に一番製造年月日が新しいものを並べてみたけれど、それが使えるものかは分からないから。
とりあえずは、患部を清潔にと、水で洗うことを促す。]
―――…。
[そう促し終えると、視界に改めて石化した老人を映す。
少し目を伏せて、黙祷を捧げた。]
―回想/了―
─ ロッカー→厨房 ─
[ロッカーを出ると、大広間にある、生々しい表情のまま石と化した中年女性の像が視界に入る。必要有ればそれらを躊躇無く壊すと言ったが、像を見て何も感じない訳でも無い。]
──ゲルダ。
小分けにして持ち運べる食事を作っているのか。
そうだな。
時間も無い。出口の封鎖された一階に
何時までも留まっているわけにもいかぬ。
二階の部屋奥に、三階へ続く隠し階段があった。
と、私が、残った最後のシチューをさらえてしまっても良いか。
緊張している時は空腹を感じ難いが。
行き詰まった時は、食事で気分転換する事にしている。
[缶詰の仕分けを手伝おうとして、賞味期限の記述場所を知らない無知を露呈する。缶詰を開けた事も一度も無かった。]
嗚呼、美味だな。
学生時代に姉兄妹弟が10人も居る
友人宅で食べた夕飯の味に似ている。
[黙祷が済む頃には、ゲルダは厨房に向かっていた。]
男はね、強がりたいときもあるんだよ。
特に、ブリジットさんみたいな可愛い子には、
ツヴァイさんも弱み見せたくないんじゃないかな。
可愛い子には、かっこよくみせたいものなんだよ。
[再度、ブリジットと視線が合えば、
貴女も気を揉み過ぎないように――と、
パチリ、片目を瞑ってみせた。]
―― 衣装部屋 ――
[右に、振れる足取り。
階段の途中で、小さな舌打ちが漏れた]
あ。
[目的地に着くと、自分が手を伸ばしたと同時に開く扉。
出てくると言うことは、とりあえず無事なのだろうと息をつく]
すみません、ミスター、……
えと、ミスター。
[ぺこりと会釈して、すれ違いに部屋へと入る。
カルメンの姿が見えると、ゆっくり笑いかけた。
彼女に視線を反らされた事は、気がつくことが出来なかった]
カルメンさんは落ち着かれましたよ。
オトフリートが来たんで、あとは預けました。
やはり、精神的に参っているようですね。
[顔色はいいとはいえないだろうが、とくに問題はないといった感じで。
医務室でまず水を飲む。]
だいじょぶですよ。だい じょおーぶ。
取ってくったり、しません。
[ただ、自分を呼ぶ声音は固かったから。
だから、彼女の前に膝をついて下手くそなジョークを口にする]
なに、か、ありましたか?**
病は気から……っていうしね。
心配されるっていうのは、多分、悪いことじゃないよ。
[令嬢に柔らかく微笑む。
必要とされていると思うことは、
きっと生きる力になると、そんな風に思うのは
――誰にでもあるという癒しの星の存在を信じる故。]
でも、心配されすぎるのも、良くないかな。
[時にそれは、互いの負担にもなるから。]
大丈夫、ツヴァイさんが無茶するなら、
僕が押さえつけてでも休ませるよ。
多分、今は休んでると思うんだけど。
[ハインリヒが聞いていたら、
そのまま返されそうな言葉を紡いで。
戻ってきたダーヴィッドに片手を上げてみせる。]
[水を飲んでから、石化した老人の元へ。
もう動かない。
顔に寄った皺もそのままに硬化している。]
結局、お名前も知らないままですね。
[その手をさする。
近い日、自分もそうなる姿を想像する。
火の中で、酸素と水を求めて死ぬのと、どちらがつらいだろうか?
冷たすぎる死に目を伏せた。]
――……ツヴァイも悪いのか?
[>>207エーリッヒとブリジットがハインリヒの話をしているのを小耳に挟んだ。]
彼は自分のことは見えない性質かもな。
そうですか。
オトフリートさんも病状が進んでいるようなので、心配ですが。
でも、あの人なら精神面は預けておいても大丈夫ですね。
[カルメンの具合を聞いて、少し安堵した色を見せる。
医者の卵は、ふっと思い立ったように足を動かす。
医務室の備え付けの机の引き出しを開くと、
思ったとおりに、時間の経過を感じさせる黄ばんだカルテ用の紙があった。]
とりあえず、薬も満足にない現状ですから。
各自の調子悪いところを纏めようかなって思ってます。
知っていることで、支えあうポイントも分かりやすいですし、ね。
まぁ、無理強いは出来ませんけど。
[片手にカルテを持ち、もう一方で頭を掻く。
病状を悟られたくないのは自分自身もだから。
それでも視線はクルリと、その場に居た人に注がれた。]
……病状を尋ねても?
…貴方にも――
[彼の数値が僅かに下がるのを確認すると
細い指先は流れるように落とし
彼の緑の瞳を静かに見つめた。]
――死んで欲しくないの。
[だから誰かの為に祈る事を止めないと。]
[やがて騒動が治まれば医務室へと入り治療を受ける。
細身の腕を曝せば肩に血が滲む。壁を押した時の茨の傷。]
――…
[名前も知らない老人がそこで完璧に石化しているのを
知れば、静かに黙祷を捧げただろう。]
―回想了/現在・医務室―
>>210>>213
[エーリッヒから病状を訊かれ、戸惑いの表情を見せる。
そして、ブリジットから諫められれば、はぁと、小さくため息をつきながら…。]
ブリジットさんとお呼びしてもいいですか?
で、ダーヴィッドと呼んでください。
[とりあえずは名前の呼び方を変えて話題とかしてみる。
部屋の奥にノーラの姿も見えれば、笑顔で手を振ってみたりとか…。]
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