情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
―広間―
[泣き止んだようなイレーネに、広間に戻ってきて気がついた。
自分は喉を潤わせたが、あんなに泣いた子は飲まなくて平気なわけがあるだろうか]
――水、のみます?
あったかいものより、冷たいほうが飲みやすいかと思いますが。
この度は、ご愁傷様でした。
[聖句を再び言うのは、話の様子で、彼女が身内だったと気付いたから]
―広間―
[ようやく泣くことのできた少女をずっと抱きしめていた。
あやすようにとんとんと、何度も右手でその背を撫でる]
ありがとう。
[割れてしまったカップを片付けてくれたのは誰だろう。
泣いている少女を抱きしめたまま、囁くように感謝を。
引っ張られた服の合わせは崩れ燃える様な痣が見え隠れしていた]
落ち着いてきたかしら。
[嗚咽へと変わり始めた頃、優しくイレーネに声を掛けた。
まだ背を撫ぜる動きは止めないままに]
─広間─
[しばらくして嗚咽は何度か鼻を啜るものへと変わり。多少は落ち着いてきたことを示し始める。背を撫ぜられる感覚が心地良い]
……───。
[問うたウェンデルに返したのは、黙したままの否定。何かを口にする気力は無く、顔はエリザベートの胸元に向けたまま、首を横に振った。縹色が見え隠れする痣を捉え、じっと見詰めていた]
エルザさんも、お飲みになります?
他にもあるとは、思いますが
[少年からは彼女の痣を見ることがない。
机の上にローザが用意したものを見て、首を傾げる]
お水の方がよろしければ、お持ちしますよ。
イレーネさん、それでは、タオルお持ちします。
水で湿らせて。
泣いた時は、あるほうが良いですから。
[もし要らないと首を振られても、エルザにお願いしたい、と、視線を彼女へと向ける]
―広間―
っ。
[縹色が花を見詰めているのには気付いていない。
走った痛みは何の警告だったのだろうか。
僅かに身動いだが、堪えて少女から手を離そうとはしなかった]
私も後でいいわ。
タオルはお願いしましょう。
ね。
[ウェンデルの気遣いに頷いて頼んだ。
最後の一声は腕の中のイレーネに向けて]
はい、エルザさん。
[微笑むことはない。
死者を痛むのは神学校に通う生徒として、当然の話だった]
必要でしたら、言って下さいね。
タオル、今、お持ちします。
他の方も、冷たいものが必要でしょうか?
[必要だと言うのなら、その人の分も水やらタオルやらを台所から持ってくる予定で尋ね、
台所へと向かうこととする]
─広間─
[エリザベートが身動いだことで、ハッとするよに縹色を瞬く。ゆるりと視線を彼女の顔へと向けた]
…………ぅん。
[ウェンデルの申し出と、エリザベートの問いかけに応じるよに小さく頷く。そうしてからまた一つ、鼻を啜った]
―回想 広間―
お達し待ちか。
…起きたか。ダーヴ
[広間少し考えるように目を閉ざしていたがオトフリートの帰還。
ダーヴの目覚めに、小さな反応を返し、続いて現れたエルザにも何があったのか簡潔に説明して]
いや、俺は食欲ないからいいや。
どっちかっていうと水。むしろ頭痛がするから水頭からかぶってすっきりしたいぐらいだ
[しかし水を被ることはなくお菓子に手もつけず、ただ水を一口口にして、イレーネの慟哭には一度目を開けたがエルザがいるのを確認して静かに目を閉ざしていた。]
―広間―
御爺が。
[説明を受ければただ一言。
昔馴染の表情には気がつかないまま、壁に背を預け、暫しぼんやりと眺める。
時折見えるエルザの朱からは、やや視線を外した。
自らの蒼は今は手で押さえられた服の下]
…嗚呼。
手伝おうか。
[漸く壁から身体を離したのは、イレーネの泣き声が小さくなり、ウェンデルが台所へと向かう頃]
……考えてもわからないか
[小さく呟き。目を開ける。
いつのまにやら集まっている人たち。いや、記憶を漁れば視界に入ったりはしていたらしい。ただ認識したのが今というだけ]
ちょっとイレーネも落ち着いたか…しっかしあったまいて
[昨夜、食事の場所に来なかった人は、食事を食べたのだろうか。
というのは、台所を見ればわかるかもしれないが。
そこは少年は気にしなかった。
水瓶の冷えた水でタオルを洗う。
指が、手のひらが、手の甲が、冷たさに赤い色を帯びた。
ヘルムートが申し出てくれた手伝いには、逡巡して、
しかし断ることはなかった]
ええと、でも、冷たいのは僕がやりますね。
ヘルムートさんの手は大事な音楽を生み出す手なんですから。
─広間─
[説明を聞いた後の昔馴染みの様子に、怪訝なものを感じるものの、それを追求する余裕は自分にもなく。
軽く目を閉じ、ぼんやりとしていた。
猫は同居人と、イレーネと、どちらの側にいたものか決めあぐねるよに、落ち着かなく二人の間に視線を行きかわせていたりする]
―台所―
…嗚呼、ならそっちは任せる。
温かいのもあったがいいかな。
[ウェンデルには素直に頷く。
ローザが紅茶に使ったか、湯はあったのでそれを使うことにした。
外からは自衛団員のものか、足音が聞こえて来る。
言葉は無く、小さな溜息が洩れた]
─広間─
[ウェンデルが台所へと向かった後、エリザベートを見上げていた縹色は再び下に落ちる。突然、ツキンと胸の奥で痛みを感じ、今度はイレーネが身動ぎ、自分の胸元を押さえた]
────っ。
[鋭い痛みにきゅ、と瞳を瞑り。痛みを抑えようと大きくゆっくりと呼吸する。痛みが和らぐと大きく息を吐いた]
……ュェ……。
[小さな呟きは瞑っていた瞳を開いた時に映った猫を見てのこと。落ち着かない様子に、震える手で一つ、撫でた]
―台所―
はい。
お願いします。
[提案に、その時ばかりははにかんだ笑みを向ける。
タオルの水を絞っていると、足音もよく聞こえてきた]
ヘルムートさん?
大丈夫ですか?
いえ、
こんな事になって、大丈夫もないとは思いますが……
[溜息を耳ざとく聞きつけて、しっかりとタオルを絞った後に、心配そうに彼女を見る]
お疲れだったり、あの。
大変なら、僕にお任せ下さい。
お休みにならないと……。
オト兄。お達しとやらはいつ頃くるとかは聞いてない?
[自分の思考はシャットして別のことへ水を向けようと、多分聞いてないだろうなと思いつつも問う]
─広間─
[猫は撫でる手を避ける事はなく。
ただ、不安げな鳴き声をひとつ、上げる。
その声に、同居人は半ば閉じていた目を開けてそちらを見やり]
……ああ。
俺は大丈夫ですよ、ユエ。
……どうやら、『いつもの』らしいですから。
[だから、今はイレーネの所に。
そんな言葉を向けていた所に、ユリアンからの問いが向けられ]
……いつ頃か、までは。
上と相談する、と言ってましたし……多少、時間はかかるかも知れませんね。
いいや。
[大丈夫だとは言わないものの、ウェンデルの気遣いには首を振った。
その間も湯にタオルをつけ、手は動いている]
…本当のところ、少しでも動いていないと、気が滅入りそうでね。
[弱く、苦笑めいたものを見せた]
―一階:広間―
[簡単に身を清め、服を着替えてから、少年は広間に赴く。
扉を開く時には、昨晩とは異なる意味合いで勇気が要った]
……おはよう、ございます。
[既に朝というには遅い時刻だったかもしれないが、感覚は麻痺していた。
なるべく平静を保って、声を発する]
それは、…確かに。
動いていたほうが、気が紛れますね。
[その表情は、少年は初めて見るもので。
じぃっと見てから、心配そうに眉を下げる]
ヘルムートさんは、その。
……人狼、だと思いますか?
ここに、人狼がいる、と。
僕は、今もまだ居ないと思っているんですが。
思いたい、とも言いますけど。
そか。ってことはいつくるかわからないのがくるまでただじりじり待つ感じなんだな
[元から期待してなかったためあっさりと頷く
だが待つといっても昨日とは雲泥の差だ]
ああ、フォルカー。おはよう。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新