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[輪をポケットの中に入れると、エーリヒの隣から離れて、アマンダへと延ばした手。いつもなら、その小さなてのひらからは透明な光が溢れたことでしょう。けれども、今度はなんにも起らなかったのでした。]
あれ?
[きょとん、として、もとから円い眼が、ますます円くなりました。アマンダが身を引いたのにも、千花が声をあげたのにも構わず、じっと自分の手を見ています。]
ぁ………。
[一瞬、階上へ向かうダーヴィッドを呼び止めようとして止めた。決して共に居て(様々な意味に於いて)心地の良い相手では無いが、それでも近くへ居ると安定した。だが、そうすることをミハエルの自尊心が許さなかった。]
[降りてきたブリジットが涙目なのは構わない]
…。お前も、オトフリートも誰も感知しなかったのだ。自警団如きが何かを目撃しているとは思えないが。
[もう面倒だ。誰か説明するだろうと、丸投げ。]
[アマンダは聖なる少女に、困った笑みを浮かべる。
千花は、均衡の力で落ち着いたか、円らな目を開いて少女を見た]
…ベア、ごめんね?
でも、私は…
[「ヒトではないから、いらない」
そう言いかけて、ミハエルの言葉が耳に届く]
『千花を見ても、変わらなかったベアはきっと、大丈夫。
だけど、ハインは…ユリアンは?』
…大丈夫、もう、落ち着いた。
[変わらぬ事を望む姿に、流水は溜息ついたかもしれない]
そんなことはないと思う。
私たちでも気がつけないことだってあるかもしれないよ?
ずっとここを見てきた人達の方が変化には詳しいかも。
[部屋へと戻るダーヴィッドにはおやすみなさいと手を振って。
アマンダの声にそちらを振り返った]
…そうか。だが彼らももう、眠りへ着いて居るだろう。
…私も戻ろう。アマンダ、もし不調が私に依るものだったのなら工房まで送らせてくれ。
[言うや、外套を羽織って外へ。
影輝王の前から早く立ち退きたかったのだ。]
[階段上がりかけたところで、ミハエルに声をかけられて振り返る。]
んー…まぁ…、確かにそれもそうだが、
犯人捜しに協力してもらうのは出来るんじゃないかな?と。
結界で囲まれたとはいえ、この街…かなり広いぞ?
[しばらく手をひっくり返したり延ばしたりと忙しかったのですが、アマンダが謝るのに、ふるふると首を左右に振りました。金いろの髪もおんなじに揺れます。]
アマンダが謝ることはないよ?
[それから、帰ってゆく皆にぺこりと頭を下げました。]
お休み、ダーヴィッド、ミハエル。
そうだね、もう遅い時間だね。
一度休んで、それからまたいろいろ考えた方がいいよね。
[ミハエルが立ち上がったのに肯いて]
おやすみなさい、またあした。
ん、心配ないよ?
[ベアトリーチェが手を見つめている姿に、やはり少女も疲れているのだろうと思いつつ視線を上げれば、いつの間にかきていたイレーネと目が合い、笑って誤魔化す。
それから、ミハエルの申し出に瞬いて、頷く]
あー、うん。ありがと。
でも、ミハエルのせいじゃ、な…
「チチッ」
…えぇと、とにかく、行こうか。
[アマンダは少しへばっている千花を頭に乗せて、立ち上がる。
そのまま、残る面々に手を振り、ミハエルに付いていく]
ああ。エーリッヒが体調不良を訴えて、
ベアトリーチェが倒れた。
[簡単に事情を話す。]
自警団の連中が見たか、見ていないか。
それをはっきりさせておけば、何かとやりやすいをだよ。
あと、事後報告だとじっちゃんがうるせえのよ。
[ミハエルの問いには面倒くさげに返し。]
……。
[アマンダとベアトリーチェのやり取りを見て、ため息。]
ああ、もう、こんな時間だね。
[皆が去ってゆくのに、今気附いたように云いました。カウンターの上に置いたままだった絵を手に取ると、くるくると巻いて筒のかたちにします。紙に画かれた世界は見る見るうちに隠れてしまいます。]
ベアトリーチェも、帰ることにするよ。
エーリヒ、お話の続き、また聞かせてほしいな。
[それから他の人たちに「お休み」と挨拶をすると、扉のそばで一度だけ振り返ってお辞儀をして、夜の闇の中へと駈けてゆきました。]
[窓辺にもたれて、薬煙草に火をつけながら、帰っていく小さな背中を見送る。
氷のかけらを当てられた、ややひろい額を指先で撫でる。
あれで少し冷静になれたような気がして、不快には思わなかった。]
エーリッヒさんも調子が悪いの?
[そう聞くと何となく彼の傍へ。
丁度シスターとの間に入る位置に立って]
大丈夫?あなたも無理はしないで?
[彼の気配は彼女にとって心地よく。
その動きに目を細めたかもしれないシスターにもまた、小さく笑みを送った]
―鍵の書消滅の夜・Kirschbaum―
[飛ばした輪の行方を追いつつ、Kirschbaumへ。
ティルの事は、ひとまずアーベルに任せ、自分は階下に落ち着いた。
事情の説明は周囲に任せ、ひたすら輪の追跡に意識を向けていた……のだが]
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