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……返事が無い。誰も……、いない?
[それなりの緊張感を持って訪れた家。けれど、それは空振りに終わってしまい。
また誰かが倒れたのかと施療院に行けども、こちらでも目的の人物は見当たらず。
ただ施療院の主から、カレンもまた結界樹の中に居るのだと言う事を聞くことになり、表情を険しくした。
礼を述べて、施療院を辞する]
…これは、勘で探し回れと言うことかね?
運命の出会いとやらが、現実に存在したら驚くもんだが…。
[リディアの言葉には、羽根をばさ、と揺らして少し中腰に立ち上がる。]
恵まれてる?俺が?
何、言ってんだ…
[その目には、仄黒い光。]
……『堕天尸』になったからって、その者の本質は変わらない。
アタシの母上が、そう言ってたよ。
『虚』は、誰しも抱えるモノ。
ただ、それとどう付き合うか、どう向き合うか。
それが道を分けるだけ……ってね。
[亡き母の言葉を思い返しつつ。
笑う様子に、笑みで返して]
ああ。
頑張らないと、ね。
[止めようとするジョエルを手で制して、まるで気にする様子もなく...はラスの羽に触れた]
さっきも言ったじゃない!
私は親がいないんだってば! でもラスさんはいる。ア〜ヤだっている! ジョエルんだってあんなに心配してるし!
これで恵まれてなかったら罰あたるよね〜!
[あ、当ててもらってもいいのかなぁ? と物騒な一言]
あは、ラスが堕天尸になったのは
目がこんなにちっちゃいからだよ〜
[と真似するように、糸目にして]
だからちょっとのことしか見えなかったんだよ〜。
うん。きっとそうそう〜あははは〜
[雰囲気など読めた試しもない...は、やっぱり笑っている]
俺、は。
このまま、後何十年同じ生活をしたらいいんだ。
それで、親父やお袋が居なくなった時は自分の体さえ満足に動かせないくらい老いてるんだろう。
でも逃げられない、逃げられないんだ。
そんな人生、もういやなんだよ…!
緩慢な真綿で首を締められるような苦しみ、だ…
[リディアの言葉はほぼ聞かず、勝手に綴る言葉は、彼を知る者ならば多分驚くような後ろ向きな「心の闇」。
背の翼は、薄金より闇色を濃くし、ざわりと「虚」の気配が波立った。]
うー………
[呻きながら、柔らかな寝床から起き上がった。意識をはっきりさせようとすれば、片方だけのみつあみがゆらゆらゆれる。目の前に居る、人々を見て]
……ああ。
[思い出す。捕らえられたラス、迫ってきた黒と、目の前のスティーヴの顔、ちらりと見えたアヤメの顔と]
皆、無事か。
[小さく、呟いた]
あは。
お寝坊さん〜。お寝坊さん〜。おはよー。
[ゆらゆら揺れる三つ編みを楽しそうに見ながら]
無事〜。無事〜。
[やっぱり周囲を気にした様子はない]
[ゆらゆらと中空を漂う、
淡い――薄くなったひかりを見上げ、緩慢に身を起こす]
……どうしようか、な。
[首筋に、色を失った指先を添えて、独り言ちる。
ゆるりと首を巡らせ、
微かに聞こえる水の音に喉の渇きを覚えて、そちらへと歩むことにした。
数日前に訪れた、洞窟の傍と気づいたのは川辺に辿り着いてからのこと]
[腕を伸べたまま、ラスの言葉を聞く]
だから、それを早く…言えと、言うんだ……!
[蠢く虚の気配に、息苦しさを覚え、声は掠れた]
堕天尸……に、なっても、変われるわけじゃ、ないんだ……
[目を伏せて、つぶやく]
虚は、なく、ならない……
……うん。虚があってもなくても、ラスさんは、ラスさん、だったし。
[アヤメの顔に笑みが浮かんだことに一瞬嬉しそう]
堕天尸、どこにいる、んだろ……?
……知ってる?
[ラウルに向かって首を傾げる]
[ネロの声を聞いて、ふむふむとうなずいた。みつあみがひょこりと揺れる]
そうみたいだな。あんまり変わっていないから拍子抜けした。
………そんなに眠っていたのか。虚に飲み込まれたせいか、夢見が悪かった。
ところで、眠っている間に髪型が変わっているのは結界樹の効果なのか、ひょっとして。
[それ程多くも無い、エリカとの記憶を思い出す。
最初に出会ったのは、広場]
後は…島の端と、あの洞窟か……。
エリカちゃんは、人目に触れないような場所が好みなのかね。
[そんな場所にばかり向かっていた自分に気付けば苦い顔。
けれど、躊躇うことなく、どちらかと言えば近い森の中の洞窟へと足を向ける]
[ざわりと広がった「虚」は、すぐに抑え込まれて霧散する。
ぐ、と拳で胸を押さえて膝をつきながら、額に汗を浮かべてジョエルを見る。]
…言ったって、あんたが心労で禿げるだけだろう?
[苦しげに、笑った。]
[ラスの羽を撫でながら、大丈夫と呟いて。そしてネロの言葉に大きくうなづいた]
そうね。
結局そうやっていつもいつも狭い世界しか見れなかったから、そう勘違いしているだけなのかもね。
だったら、ここで羽が真っ黒になっちゃうくらいまで全部吐き出しちゃえばいいよ! それでもみんなついてきてくれるよ?
変わりたくて、そうなるヤツも、いるかも知れないね。
けど、人の根っこなんて、そうそうころころ変わりゃしないよ。
[目を伏せる様子に、静かにぽつりと呟いて]
『虚』がなくなれば、人も世界もおかしくなる……だったかな?
ただ、強くなりすぎると、危なくなる……ってだけで。
ちぃちゃい頃に聞いた話だから、よくは覚えちゃいないんだが。
[嬉しげな様子に、感じるのは安堵]
どこに……か。
さて、島にいるのは、確かなんだが……。
[呟いて、空を見上げる。
首を傾げられたラウルは、くぅぅ、と鳴きつつ、同じ向きに首を傾げ]
そうなのよ〜! ここに入ると髪形変わるんだよ! ジョエルんが逆毛になってるのは思わず噴出しちゃったもん!
[とりあえず、カレンには冗談を言っておこうと...は思った。
だって、カレリンのクールな反応もかわいいんだもん。とは言葉にはしないが]
−施療院−
[見慣れぬ部屋で目を覚まし、顔を顰めて手の平で覆う。
薬による眠りの強制。常と違い覚醒は鈍い。]
………一服盛られたか。
[諦めの溜息を吐き、顔を洗う。
鏡に映る姿に渋面は更に酷くなり、腰に差したままの狩猟ナイフを顔に当てた。]
…これでいいだろう、先生。
[無精髭を剃り終え、鏡に写る老女へと問う。
頷きに口の端を上げ、感謝の呟きを残し露台から飛び立った。]
[カレンの三つ編みをやっぱり楽しそうに見つつ]
うん。でもここ狭いの〜。狐さん嘘つき〜。広いっていったのに〜
[ケイジはあくまで外観よりも大きいといっていたのだろうが
いつのまにか外より狭いことで嘘つきになってしまっている。]
カレンがぐっすり寝てる間に、髪型はネロがいじりましたー。
[そして嬉しそうに報告]
[片膝を突く。
揺れる水面に映る己の顔に、表情はなかった。
手のひらの器で水を掬い取り、喉を潤す。
ほぅと、細く息を吐いた。
それから、顔を洗う。全てを流そうとするように]
[リディアから同意を得られれば嬉しそうに頷く。
ただ意味がわかっているか否かは反応から不明だろうが]
でもねでもね。
目を大きくしてみようとしたんだけど、そしたらラスはカエルさんみたいになるんだよ〜
……ああ、おはよう。リディアも変わっていないな……。
[言いながら、あまり雰囲気を気にかけることなく、ラスの黒と金の斑の羽を興味深く眺めている]
[リディアの様子に、はあ、と息をつき、腕を降ろす]
誰が禿げるか。
[ぼそりと反論してから、額に滲んだ汗を拭った]
そうだな……つまり、そういうことなのかもしれない。
[顔を上に向け、光の漏れる空間を見上げる]
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