情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[そして、立ち上がる。
それから、石像になった女性に口付けて……]
僕は、美しいものを助ける
そして、その人らしい姿で石になってほしい。
ねえ、狂ってる?
だって 人は、
いちばん輝いている時に、
そのままの姿でいるほうがいいと思わないかい?
[その場でしゃがんで、少女の手を握るように杖を握らせ
そっと、そっと静かに、囁くように少女へ問う。]
ピューリトゥーイ…の事、どう思う?
エーリッヒを石にしたのは、きっと…――彼ら。
[唇を緩く噛んで、赤いアルゴルを想い浮かべる。]
……
[空いた手に持つのはカルテと救急箱、そして小さな紙。]
(――…ペガスス。)
[紙を見下ろしながら、赤い髪の青年を思い出し]
お願い――…負けないで。
[病にも、薬にも。ふたつの意味を重ね呟き星に願う。]
―衣装部屋から一階ロッカールームへ―
[部屋を出た時、階下に向かう気配を感じて、そのままそっちに向かう。
そして、ヘルムートとブリジットがロッカールームに入っていくのを見た。
ポケットの中のカードキーを握りしめる。
そして、同じ場所へと足を向けた。]
……ツヴァイ?
[そして、ロッカールーム内にヘルムートとブリジット以外の人物を見るだろう。]
みんな、探し物か?
[霊体の自分とは、また違う視覚。
それは、石になった肉体の、もう失われた視野。
幾人もの人が、入れ替わり立ち代りその部屋に入ってくる]
[四体目の石像は、赤毛の青年の姿を認めた]
[青い瞳の、涼しい目をした彼。
ああ、こんな顔立ちだったと、思う]
(すみませんでした)
[届かない、謝罪の念を送る。
彼に、何てことをさせてしまったんだろう。
少し前。冷凍睡眠施設で見た光景を思い出す]
[カルメンのカプセルから、彼女を抱き上げて運ぼうとしていた。
甘やかで、親密で、穏やかな雰囲気に見えて、まぶしかった。
―― とても綺麗な光景だと、そう思った]
[何て言葉をかけていいのか、分からない。
許されるとも思わない。ただ、申し訳なく思う]
[彼の思いは、知らない。けれど、あの彼の誓いは。
真実だったと、信じている]
アーベル…皆は何処に行ったか知らない?
ゼルギウスに繋がるヒントを手に入れたの。
[顔を上げカメラを持つ彼に問いを投げるだろう。
この紙はユリアンが居なければ手に入らなかった。
それを無駄にしたくない。
何か、と問われればメモの内容も伝えるだろう。]
…ハインリヒに渡す物もあるし…
……
[カルテを見て、そこにダーヴィッドのカルテもあると気付く。ハインリヒのメモ書き、あの時の光景を思いだした。
彼が――赤星。「言わず」とも「印す」事なら出来る。
壁の茨で左手の指を刺し、ダーヴィッドの名前の上に赤い丸。]
…探して来るわ。
ベアトリーチェ…一緒に行く?
[遠く…鏡の先を見つめている。紺青の髪の男の姿。]
『―――…もう、疲れたんだ。薬は間に合わない。』
[寸分変わらぬ声でそう言った。]
『やってきたことは全て無駄だった…この病は治せない。』
[諦めきった、咳交じりの男の声。]
『どうせもう…助からない。』
[誰も、救えない。][俺も…お前も。]
[―――…ならば、いっそのこと…]
[鏡の向こう側、
紺青は虚ろを見つめて……その手で、首輪を断ち切った。]
[ただ一人を救おうとすることが、何故こんなにも難しい。]
『――…このまま狂えてしまえたのなら、どれだけ楽か。』
……お嬢さんが探してるのは、もしかして俺の荷物か?
そんな重要なものでもないし、あまり気にしなくても
…いいんだがね。
[ブリジットがロッカーを探す姿に苦笑が零れる。
先程掛けた警告は少女には届かなかったのか。
――…軋む音。赤く滲んだまま凝固した拳を緩く握る。]
…お前さんは。
何か用事があってここに来たんじゃないのか?
[手伝うというヘルムートには首を横に振って用件を促す。
用事はロッカールームにあるのか、それとも男にか。
言っている間にダーヴィッドも姿を現した。
少し、休みすぎたか…そう呟いて。
立ち上がると数度、自分のこめかみを小突いた。*]
―回想・3階―
[ノーラからダーヴィッドの事を聞くと納得したように頷く。
疑問など持たなかった。話の内容までは、覚えていなかったのだから。
情けないと、救われていると、言葉を聞くと少し俯いて。
「お母さん」という言葉に反応して顔を上げた]
だ、め。
ママは。ママは。
[何が、駄目なのかわからない。それでも、駄目だと思った。
憶えていたのはここに来て別れる時の家族の姿。ここに来るまでの、思い出。
思い出そうとして、やめる。無意識に思考が止まった。
手を引く。掛かった声に、寂しそうな笑顔を作った]
一緒なら、平気。少し、怖かっただけだから。
―2階・6の部屋―
[部屋に戻ってくると、ノーラから離れないようにして歩く。杖を渡されて、戻って来る慣れた感触。
ピューリトゥーイのことを言われると少し考えてから口にした]
×3ってあったから、3人いるのよね。
誰なのかな。
でも、薬に犯されてるだけで、その人は悪くないんでしょう?
その薬って、中和剤とか、ないのかな。
エーリッヒさんを誰がやったのか知らない。
でも、誰が手にかけたにしても、もう、エーリッヒさんは戻ってこないから。
[アーベルへみなの居場所を問う声。ハインリヒの名前を聞くと、一度だけ目を瞬かせた。少し、震えたのは肩。
一緒に行くかと聞かれると、何もなかったように頷いた]
─二階・(6)の部屋─
……何か?
[立ち上がった所にやって来たヘルムート。
呼ばれるまま、扉の傍へと移動する]
……確かに。
器材の揃い方もですが、資料用に集められた書籍を見ても、その辺りは伺えますね。
……調べたい、事?
[時間がない、と理解した上で、それでもなお、というからには大事なのか、と。
自然、表情は険しくなる]
……星座の形……ですか。
その形から、見えるものが何か……と。
[小さく呟いて。
続けられた言葉に、天鵞絨の瞳は宿す険しさを強めた]
……それには、俺も同意ですね。
仕掛け人が何を考えているにせよ、穏便に済ませられるとは思えません。
[むしろ、穏便に済ませなどしない。
そんな思いすら、感じさせる呟きが零れ落ちた。
同時、聞こえたシャッター音に瞬いた時には、険しさは大分薄れてはいたけれど]
……わかりました、では、俺は先にあちらへ。
時間の猶予がどれだけあるかわかりませんし、準備をしておきます。
[先に行ってほしい、という言葉。
容器を受け取り、一つ、頷く。
壁に寄りかかるブリジットには、軽く視線を向けて。
それでも、声をかける事はなく、三階へと]
中和剤…、…あるのかしら。
[眉を下げた顔が見られなくて良かったと感じる。]
―――…
[戻って、こない。 ずしりと心が重くなった気がした。
次に、ハインリヒの名に表情を明るくするのが見えた。]
…行きましょう。
[カルテと救急箱を片手に持ち、空いた手で少女が許すならその手を引いて部屋を後にするだろう。]
[歩きながらも巡らす思案。
この間、他の気配には意識を回せない、回さない。
それは、ここに来る以前から変わらぬ癖。
……それで大事故をやらかしかけた事が多々あるのは、余談として。
実験室の扉を通り過ぎかけ、慌てて戻り、中へ]
─ →実験室─
……そういえば。
さっきはいたが……また、いるのかね。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新