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[そんなよく見えない景色の中、桜のそばにいる女性の姿だけが、神楽の目に妙にクリアに写った]
綾野、さん?
[そう呟くと]
[───リィンと澄み渡った鈴の音がどこからか響いてきたような気がした]
『桜の覡』
[咄嗟に口から紡がれたのは綾野の一族の名前。
なんだろう。あまりよく思い出せないけど、あまり良くないモノの気配がするような気がする]
……行ってみようか。
[もう一度独り言を呟き、彼女は竹箒を適当に投げ捨てて、桜の元へと歩き出した]
─中央公園─
はい。
時間が空いていたので。
[声を掛けられ淡々と答えた。
今日のアルバイトは遅番だった]
桜が見たくなって。
[傍らの雑誌に手を置いた。
すぐにそれた視線には疑問を抱いたが、表に出なかった]
―駅前―
[伽矢の小さい頷きに了承の意を取り、
伽矢に促されると千恵の手を引きながら中に入っていく。
千恵が注文を頼むのを待ってから自分は季節限定のを頼んだ。]
混んでるみたいだね。
[しょんぼりしている千恵の頭を優しくなでて]
中央広場に戻ってそこで食べよ。あそこならベンチもあるし。
伽矢くんもそれでいいよね?
─駅前─
座れないみたいだな。
オレは広場で構わない。
[込み合う店内を眺め、従妹に返す。
幼馴染の提案には同意を向け。
しばらく待って出てきた持ち帰りの袋を纏めて持った]
村の設定が変更されました。
― 中央公園 ―
あの人。 まだ居るのね。
[桜を見続ける女性は、少し暗い表情に見える。
大樹から少し目をそらすと、見た事のある男性を見つけた]
昨日の眼鏡君じゃない。
……史さん、だっけ。
─中央公園─
桜……ねぇ。
[言いながら、それた視線はそのまま桜へ]
この時期の桜って、あんまり見て面白いもんでもないと思うんだが。
後は、散るだけだし。
―中央広場―
[一向に動かない女性から視線を逸らした。
別方向から視線を受けた気がして、辺りを見回す]
ん。
[ベンチに腰掛ける女性が1人。
店で見る時と少し印象を違える為か、すぐには誰だか分からず、目を細める。
ややあって手を打った]
……あー、『桃』の。
[女主人に向かって頭を下げる]
───中央公園───
……ふむ。
[多少駆け足気味で急いできたものの、実際に近くまで来てみると、あまり変わった様子も無く、平和そのものの様子]
……。
[見渡してみても、周りを行きかう人の様子も、たまに聞こえる鳥のさえずりも、空気の感じ方も、何一つ変わらない]
……取り越し苦労かな。鳥だけに。
[親父ギャグにも程近いセリフが飛び出た]
―マック店内→公園―
[がっかりしたものの、瑞穂に撫でられると元気が戻ってくる。背中のうさぎもぴこりと揺れた。
広場でいいって二人が言うので、こちらもこっくり頷いた。
袋は全部、伽矢が持ってくれて。
こちらは身軽に公園へとやや早歩き。
公園に入りベンチを探し。
見かけた人にあっと声を上げて]
ももおばちゃ!
[とととと走って、百華の膝へとぽすん。]
―中央公園―
春の桜のように華やかではないけれど、大樹なら枝の広がりがよく見えて面白かったりしますよ。
[落ち葉を逆に辿るように、同じく視線は大樹へ。
淡々と言うので受け売りのように聞こえたかもしれない]
今日は雑誌に桜の話題を見つけたからですけれど。
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