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俺はコイツがあるからいらねえ。
[料理に関しては出来るが作る気がないから黙り、飲み物の勧めには手を横に振る]
そっちのちびも呑んでもいねえ内から文句垂れてんじゃねえよ。
茶に垂らすとあったまるんだぜ?
オマエの場合はミルクの方がよさげだがな
[ラッセルに瓶を揺らして見せ、無精髭に囲まれた口を歪ませる。ミルクはネズミ呼ばわりの意趣返し]
可笑しい言い方だと思っただけだ
良いと思うが、ねずみ
[鼠に対しての笑いは、ケネスを苛立たせるだろうが、男は気にすることもなかった]
[珈琲をいれるのも適当に]
[慣れた者が見たら、適当すぎると文句をいうだろうが、コトコト音を立ててやがて沸騰した湯を淹れ、注いだ]
砂糖がある場所はわからん
飲むなら飲め
[カップに移すのは望まれた分だけだった]
[どれだけそこで過ごしたか。
やがて常盤を揺らして露台を離れる]
何かするべきことがあれば。
気も紛れるのでしょうか。
[部屋を借りた一角に伸びる廊下を足音も無く歩きながら。
ポツリと呟く]
あ、そうなんだ。
[ギルバートの訂正に胸を撫で下ろす]
合わないっていうか、例えは解り辛いかな。
いくら飾っても真実は変わらないから、
そのままに伝えるほうがいい。
オレ、言葉選ぶの上手くないけれど。
なんてーか、えらくキザな男だなおい。
そういうのはアンタの言うご婦人とやらにしろや。
なんかあちこち痒くなってくらあ。
[ギルバートの台詞や仕草に粗野な部分が馴染めず、ぼりぼりと首筋を掻く。それぞれの名乗りは耳にしていたが気のない態度で聞き流していた]
[泉を離れ、どれだけ進んだか。
いつしか周囲には蒼黒い木々。
それはどこまでも続くが如くひしめき合い、先に進むのを阻んでいた]
……どうあっても、出るは叶わず、か。
予想していたとはいえ、ここまで見事に的中されると、腹立たしいな……。
[ため息と共にこんな言葉を吐き出し、踵を返す]
あそこに戻る……しか、ないか。
[男の揺らす酒瓶に釣られて視線が揺れる]
ちびじゃなくてラッセルだよ、鼠の人。
髭のおじさん、のほうがいい?
ああ。
うん、ミルクは好き。
よくオレの好み、わかったね?
[皮肉は通じず、あっさり答えた]
[鏡が無いのはやはり不便で。客室はほぼ同じつくりだろうと当たりを付け、それ以外の部屋を一つ一つ覗いて回る。一つくらいないだろうかと淡い期待を持ちながら]
と言うか、客室に鏡が無いってどう言うことかしら。
普通あるものじゃないの?
[とは言ったものの、記憶が曖昧過ぎて自分の言う「普通」が本当に「普通」なのかははきとせず。それでもやや憤慨したような様相で部屋を開けては鏡を探し、また廊下に戻ると言う行動を繰り返す]
ぢゅー
…とでも鳴けば満足か?
ああ、服からしたら言われてもしゃーねえな。
[クインジーの声にふざけた鳴き真似を返す。チーズを投げようと動いた目が薄汚れ鼠色の袖を見、弄ぶにとどめて肩を竦めた]
[珈琲を淹れたカップを受け取り、
両の手で包んでそっと口をつける。
幾度か息を吹きかけ、冷まして飲んだ]
……にがーい。
[舌を出す]
[木々の間を戻り、再び緋の敷き詰められた空間へと。
今は人影のない泉の側を通る際には、水に触れて行きたい衝動にも駆られたが、それは抑え。
そこに映る月をしばし見つめ、佇む。
周囲の緋が風に揺れた]
……なんつったっけ、この花……。
[揺れる緋を眺めつつ、小さく呟く。
幾つかの名のある花と。
それは、認識してはいるのだが]
身体が痒くなったら、一度汚れを洗い流すのも悪くはないさ、髭の御方。
俺に染み付いた言葉や行動が「これ」なのは、どうしようもない事実だ。今さら変えてしまったら、全てを忘れてしまいそうで――畏ろしいのさ。
[珈琲の香りにひとつ鼻を鳴らし、カップに手を伸ばした。]
ありがとう、クインジー。
[歩く先にあかいリボンが目に入る]
シャーロット様?
どなたかをお探しですか。
[部屋から出てまた次の部屋へと向かうのを見て、声を掛けた]
……その内、思い出すか。
[結局、記憶の探索は諦めたか。
軽く肩を竦めて言った後、城へと続く道を辿る。
吹き抜ける風、揺れる緋。
夜気は冷たく体温を奪うが、紅の熱は表層の一部をさらうだけ]
そう鳴いたら、皆から鼠と呼ばれることだろうよ
あの番人ですらそう呼ぶんじゃないか?
[珈琲が冷めるのを待つか、置いたまま低く笑う]
[苦いと言うラッセルには、やっぱりなと言う]
砂糖やらミルクやらがあれば良いな
どこにあるやら
[ギルバートには、気にするなと軽く言い切った]
ついでだ
[あれからどれだけの時間が経ったかは分かりません。
わたしは廊下にいました。
ひとが嫌いなわけではありませんが、大勢と共にいるのはあまり好きではありません。
声が誰のものなのか認識し辛いからです。
随分と賑やかな部屋を通り過ぎ、静かな廊下を、こつりと杖を鳴らしながら進みます。]
さて、と。
これもそろそろどうにかせんとならん訳だが……。
[目を向けるのは、左の腕。
包帯を替えるぐらいはしなくては、とは思うものの、手持ちは先に使ってしまっていた]
……どっかにある、かねぇ。
探すか……面倒だが。
[どことなく、他人事のように呟き。
イザベラに見せてもらった見取り図を思い返しつつ、廊下を歩いていく]
[何度目かの室内探索。足を踏み入れたのは倉庫のような沢山の物が置かれた部屋]
うっわ、何ここ埃だらけ。
[扉を開けたことにより舞う埃を払うように顔の前を手で仰ぐ。様々ありそうなその部屋に入り、今までと同じように鏡を探し始める。箱や布の包みを開いたりして、ふと動きが止まる]
………───。
[布から覗いた銀の光。それは己が姿を映していたが、探していたものではなく。思い起こされるのは番人の言葉。しばしそれを見つめて、息を飲んでから布を戻した。元の場所へと戻すと足早に倉庫を出る]
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