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[アーベルが去るのを背で見送れば、やや厳しい面持ちのままで。
エルザの元から離れ、ギュンターの近くに。]
…知っている事全て、話しても…らえますか。ご老人。
跡継ぎであれ。
命もあげるよ。
[耳に甦る二つの言葉]
殺される前に殺せ。
既に人が死んでいる。
[先程聞いたばかりの言葉も]
殺せ?
死んでいる?
殺された?
[頭が痛い。
既に論理が破綻していることにも気が付かず。
彼は震える声で]
[手についた苺ジャムをぺろりと舐めとって、
食事を終えると食器を重ねて片づけをはじめる。]
きゅうにん ななにん ごにんに さんにん
おはよう おはよう おはよう おはよう♪
[でたらめな歌をうたいながら、ごきげんに。]
だけどひとりは おしまいおしまい♪
[エーリッヒの態度に、先ほどから違和感を覚える。
感情を押し込んでるような]
状況に、付いていけないのに、あなた、穏やかな態度、ね?
[首を傾げた。
そしてギュンターとオトフリートの様子を*見ている*]
[片付けていくうち、自分が出したのではない本も机に乗っていることに気が付いた]
[開いてみれば日記のようなもの]
[最初の頁に『箱庭完成』とだけ書かれた]
箱庭。
……殺しあう為の?
[何故そう思ったのかは分からない]
[けれどそう考えた瞬間、誰かの笑い声を聞いた気がした]
っ!
[驚いて開いていた手を離す]
[日記は元の位置に、正しく戻り]
怖、い…!
[バタン、という音を立てて窓が閉まる]
[その音に身を竦め、後は後ろも振り返らずに書斎から走り出た]
- 書斎 → 居間 -
[そのまま部屋に戻らなかったのは。
孤独になるのが恐ろしかったからだろうか]
[けれどそこでは今まさに。
自分の思いついてしまったことが肯定されていて]
う、そ……
[真っ白な顔のまま、扉の所で立ち尽くす]
どしたの?
[食卓を片付け終えて、毛布を肩にかけたまま。
扉のところに立っている、少年の姿に首をかしげる。]
みっきーも、さむい?
[少女に訊かれて、初めて気が付く。
自分が震えていることに]
…うん。
寒い、な……
[寒さだけが原因ではないが。
一度認めれば震えは大きく、止まらなくなっていった]
[彼、ギュンターは静かに語る。最初から最後まで。
神でない者が「神」になり作ったこの箱庭で、人狼の血を持つ者たちによる、生存を賭けた「戯れ」が始まる事を。
我々はもうこの「戯れ」から、彼は彼の「運命」から、逃れられない事を。
そしてこの「戯れ」では、御伽噺の通りに、「人狼の力」と「人の力」が対立する事、(「神」に寄れば)共存は不可能であり、生きたければ生きる為に殺さなければならない事。
最後に、「神」と「裏庭の少女」については何も知らない事を述べた。]
[自分の肩にかかっていた毛布をぱさりと少年にかけ。]
あったかいほうがいいもんね。
わたしは、あったかくなったから。
[にこぱと笑って、ぱたぱた*二階へ*]
[人狼の血に目覚める者]
[人のままで力に目覚める者]
[神の戯れ。誰も逃れることは出来ない]
な、んで……、うそ…だ……。
[...の呟きにギュンターはそちらに視線を流して告げる]
「すべては神の手のうちに」
[その言葉に這い上がってくるのは、絶望にも似た何か]
嫌だ……
「ならば武器を取って誰かを殺せ」
[必死に首を振る]
[信じたくないと思いながら、けれどそれが真実であることをどこかで悟っていた]
[それを見たギュンターは...から視線を外してベアトリーチェを見た]
[彼女は何も話していなかったのに]
[視線を受けても少女は何も反応せず]
[にこぱと笑って毛布を...に掛けた]
[毛布に残る温もりを感じ、小さく息をつく]
……貴方の言っていることは良く分からない。
[ギュンターに否定の言葉を返す。
それが今の...には精一杯で]
……私ももう休みます。
おやすみ、なさい。
[何かを考えている様子のオトフリートに頭を下げ]
[どこかふらついた足取りで部屋へと*戻った*]
[彼の、微笑を浮かべていたそれとは大分違う、強い瞳。
全てを聞くと、ギュンターから視線を離す。]
ありがとう…ございました。
[表情は微笑を浮かべ、しかし瞳は深く考えるような色で]
[声を掛けられはっと顔を上げる]
おやすみなさい、ミハエル。
[取り繕うように微笑んでいったこの言葉は、ここでは逆に不自然だったろうか。
それでは私も今夜はここで。広間にまだ残ってそれぞれで考えていた者たちにそう言って、彼もまた広間を*抜けた。*]
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