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……氷のを眠らせたときの余波が、大地のにも来たせいじゃないのかしらぁ?
大分、疲れていたようですしねぃ。
[ザムエルが目覚めなかったことの訳を、ナターリエなりに解釈してみた]
……輪転が遠いと言っていた。
< 話を聞き終え、ぽつりと呟いた >
それと関係があるのかとは思うが。
確証は、ないな。
永きを生きるのに飽いたか?
< 飾りを持たない左手で己の髪を梳いて、視線を落とす >
知れば知るほどに躊躇いは生まれるのにな。
知らなければ、単純に、お前らを悪とすることが出来た。
……願うことをしようとも思わなかった。
そうですね、私自身も。
…恐らくは剣も。
[そうでなければどうして養父でなく自分に託されただろう]
そう、御師様は無事なのですね。
[実情は無論知りようもなく。僅か安堵の息が漏れる]
ええ、この中には持ち込まれて居ないようですから。
オトフリート様は、どなたかに託されたのでしょうね。
[その名を呼ぶ時には、少し肩が震えた。
もう一人の「干渉されたもの」が誰であるのかも未だ知らない]
―東殿・氷破の部屋―
そう……。
[ナターリエの言葉に、微かに肩を落としながら。
目まぐるしく動く思考は読み取れるはずも無く]
……あの仔……アーベルの支えや助けにはなりたいと思ったことはあるけれど。
それは、あの瞳に関してのこと。
[赤紫の瞳を思い出しながら、ぽつりと呟く]
……思いか、心かは分からないけれど、"揺らされて"いたのに……
全く気付かなかったなんて、情けないわ、ね。
[伏せ目がちに、息を零した]
…奪われぬはブリジットのお陰か。
助けられてばかりじゃな。
儂がいつ目覚めるか、と言うのもあったやもしれんが、封印かかりし故に、と言うのは大いにある。
[僅か安堵の息を漏らす。相手方に渡らなかったのは僥倖だったろうか]
……ぬ?
ブリジット、何を探して居る?
[辺りを見回すブリジットを不思議そうに見やった。
ナターリエの見解を聞けば確かに納得出来ようか]
周囲へもかかるものであれば、可能性はある、か…。
―裏庭―
[その頃、青年は裏庭の闇の中で氷の歯車を弄んでいた。掌の血は既に止まっており、純白の氷は赤に染まる事は無い]
『――…あぁ、クレメンス』
[意識の一部は心話で届いた生命竜の声に向いていた]
―東殿・回廊―
近いな、とても。
[笑みを湛えたまま、ゆっくりと近づく。
剣の事は知らないまま。
近づけば周囲を、琥珀の粒子がちらり舞いはじめる。]
何故俺が、永遠に近い生を得たか。
エインシェント種だからじゃねぇ。
エインシェントであれ、外側からの攻撃には死ぬ事もある。
俺が生きて……いや、生かされてるのはこの琥珀の粒のせいだ。
数多の生命の中に溶け。俺を生かしつづけ、なのに二度と俺とは交わることもなくなった。
俺の片翼の成れの果て。
[ぽつりと、呟く顔に浮かぶ笑みは、軽薄よりもさらに薄い。]
剣も、かあ。
……にしても、なんで、竜王はあんたと爺ちゃんに預けたんだろな、剣。
[呟きは、独り言のよに]
うん、大分参ってるっぽいけど……ね。
[声に滲むのは、慕うものの安否を気遣う響き]
誰かに、か……。
少なくとも、精神のじゃねぇだろな。
おっちゃん辺りに預けた……ってのは、薄いか。
[よもや、影輝の手にあるとは思いも寄らず]
―東殿・氷破の部屋―
[毛布をひっくり返したり、辺りを見回していたが]
……ザムエル、ナターリエ。
そのあたりに、氷で出来た歯車が落ちていないかしら……?
[ゆっくりと、ベッドから降りて、二人へと尋ねた]
[ブリジットの言葉に、少しだけ安堵の息を漏らした。
だが、口から漏れ出るのは、いつもの皮肉気な口調で]
今更、嘆いたところでしょうがないわぁ。
「今」という時間は、絶えず「変化」をもたらすものなのですからねぃ。
重要なのは、「これから」
何をすればいいのかということ。
ブリジット。
貴方が、騒動に協力していないというのならば、私達に協力して頂戴。
精神のを止めるために。
何をすればいいのかは……自分の中で答えは出ているでしょう?
氷で出来た歯車?
[ブリジットの問いに疑問で答える]
……少なくとも、私がこの部屋に来たときには見ていないですわよ?
むしろ、そんなの触りたくもないですしねぃ。
氷で出来た歯車じゃと?
[ブリジットに言われ己の周辺を探し始める。果ては下に敷いていた毛布の下をも探すが、それらしきものは見つからず]
ぬぅ?
そのようなものは無いようじゃが…。
何か大事なものなのかの?
あーもう、足に来てるし…
[壁に縋って、ひょこりと立ち上がる]
まずいなあ…見つけるまで保たないかも。
[ためいき]
それに、怒られそーだし。
[ええ、各方面に]
―東殿・氷破の部屋―
そう、ね……。それは、大丈夫。
辛いからって、今を封じ止めて、過去に浸ろうとは思わないから。
そう、これから。これからが、大切……。
[胸の辺りに手を置いて、呟く]
もちろん。
アーベルの事に気付けなかった事もあるけれど……
きちんと、お仕置きしないといけませんから。
[ナターリエを見据え、呟いた]
─西殿・寝室─
[束の間の眠りからゆるりと這い出す。
未だ元の姿には戻れぬまま。]
…おかしい、な。
煙草切らしてるから…って訳じゃないだろうし。
[満ちてこない、力。
違和感に、その手を握って開いた。
剣の力に押し流された影響は、緩やかな変容として肉体を蝕んでいく。
燃えるような赤毛の一部は、燃え尽きたような灰色に。]
―東殿・氷破の部屋―
[流水竜と老地竜、二人から見当たらないと言われれば、顔を曇らせて]
ザムエルのそれを封じている、鍵のようなものなんだけれど……
……やられたわ。アーベルに、持っていかれたみたい。
[口元に手を当てて、眉を顰めた]
片翼の。
< 縮まる距離。
顔を上げ、舞う粒子を視界に納めた。
少し、螢火に似ている >
剣を用いれば、その願いは叶うのか。
世界の理を壊して?
< 手を握ると、微かに鎖の音が鳴る。
黒布の上から触れた粒子にか、石が揺らめいた >
……彼女の事も彼の事も、多くは知らないな。
オティーリエの願いと、その覚悟は聞いたが。
それを写して、願いを抱いた。
影輝王はその事を見越していたのかもしれない。
だから、剣をこちらには渡さなかった。
だが、ならどうして、連れて来たんだろうな。
何かが起こる事は予想出来ていただろうに。
< 何を願ったか。そう問われ、眼を伏せる >
一時は、影であることを願った。
一時は、己であることを願った。
今は――…
[ブリジットの威勢良い答えを聞けば]
おお。怖。
[と、おどけたように首をすくめた。
だが、続く言葉には、少しだけ表情が真剣になった]
なるほどねぃ。
短時間で封印を解けぬならば、鍵を持ち出して、ゆっくりと解く、か。
……大地の。
いつ封印が解けても良いための心構えをしておいたほうがよさそうですわよ?
何と…。
[封印の鍵。それが見当たらないと言う]
それを壊されてしまえばかけた封が解かれてしまうと言うことか?
安定欠く今それをされてしもうたらちぃと拙いかの…。
[考え込むように顎鬚を撫でる。封が解けたならば、己はその抑制に力を注がざるを得ない。それを意味する言葉だったのだが、その奥には自分でも気付かぬ操作がなされていた]
[封を解かれてしまったら「抑えられぬ」と言う植えつけられた意識が]
[翼を仕舞おうと四苦八苦していたが、結局諦めた。
そこらに合った服の背中を切り裂いて身につけ、外へ。]
…様子どーよ?
[水鏡の前に集まってる者たちの後ろから、ひょいと覗き込む。]
っと、火炎の兄さん。
……だいじょーぶ?
[傍目にも落ち着いてるとは見えない様子に、やや眉を寄せて問いつつ]
……なんか、あんまり良いとはいえない感じ?
[神斬剣周りの様子に、ほんの少し声は不安げに]
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