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…そうか。
で、探す手段もあるんだろ?
[静かな声に返すのも、感情の揺れない声]
流石に手当たり次第、ってわけにもいかんだろうし。
そういうことならここに集められた時点で全員アウトだ。
そもそもお前がここに居ないことになるしな。
[あれ、わたし何言ってるんだろ。なんだかすごく馬鹿っぽいこと言っちゃった気がする。]
[赤くなって、わたわた。]
そう。その調子。
[老婆が嬉しそうに微笑む]
今度はもうちょっと息の力を抑えてやるとうまくいきますよ。
[傍から見ると、それはただの仲の良い老人と、孫の間柄に見えたことだろう]
[ベアトリーチェを見送ってから厨房に入り、食事をよそい直す。
念の為、ゼルギウスの分のザワークラフトと川魚のソテーも用意して。
広間に戻ると、「食べられるようでしたら」と言い添えてテーブルに置き、御伽噺を否定する少女からは、やや離れた――ソファ近くの席についた]
……神よ、貴方の恵みに感謝します。
命の糧となる彼らに、用意して下さった方々に、そして頂く我らに祝福を。
[眼を閉じ手を組んで、小さく呟く、祈りの言葉。
己が左手の朱の痕は、とうに意識から外れていた]
[食べたと言うベアトリーチェには、そっか、と呟き]
ああ……ちょっと、不安定になっただけ。
安定剤も飲んだから今は落ち着いてるよ。
[大丈夫、とまたいつもの笑みを浮かべて]
そうだね、美味しいものは元気をくれる。
食べて元気になるよ。
[自分を励ましてくれる様子に嬉しく思う]
[同時に既視感を覚えたのは封じられた記憶が原因だろうか]
[少女に似た子を知っているような気がした]
[ゲルダに問いかけられると、ヨハナが困ったように眉を寄せた]
いない。とは言い切れないだろうねえ。
御伽噺とは言えど、雲か霞かというほど、全く根拠のないところからは、出てこないだろうから。
けれど、そんな存在が身近にいるかどうか、というのは、また違う話。
私には、ちょっと分からないねえ。
もしいたとしても、この枯れ果てた身一つで満足してくれるといいんだけど。
[そう言って、手をほほに当てた]
[薄く目を開ける。
幾つもの声が重なって聞こえる。
和やかな、祖母と孫のような、兄と妹のような様子。
その一方で語られる、“御伽噺”上の生き物の話。
異様だ、と思った。]
……術は、ある。
生ける者を見極める力と。
……死せる者を、見定める、力と。
[二つ目を告げる際に、声は、微かに揺れて]
生ける者から見出す力を持つ者が正しく引き当てられたなら、余計な血を流さずに済むが……。
現実は、そう、甘くは……ない……。
[掠れがちの声。
無意識か、胸元に伸びた手が、服の上から何かを掴む。
陰る翠に、やり取りに不安げにしていた猫がなぁう、と鳴いた]
[慌てていた所を、薬師さんに頭をぽん、とされる。]
[顔は赤いまま、わたしはしゅーと力が抜けてしまって、なでられるまま。]
[料理を運んで来てくれたウェンデルには再度礼を言い]
[ソファーを立ち上がり料理の並べられた席へと着く]
[ベアトリーチェが用意してくれたカップもテーブルへと置いた]
[ウェンデルを見やると食事の前の祈りを捧げていて]
[彼らしいと表情が綻ぶ]
…あれ。
ウェン君、その手は…?
[目に入った朱]
[怪我ではなさそうではあるのだが]
[大丈夫なのかと声をかける]
[ヨハナに褒められても、子供の表情は変わらず。しかし、次には少し慎重にスープを冷まして、口に運ぶ。合間、ゲルダの言葉に、ふと手を止めた]
………食べられた………
[それは、本当に、囁くような声]
……少なくとも。
教会においては、事実として語られていました。
神の領域を犯す、悪しき存在。
[ほんの少しだけ、口を挟む。
自ら学んだ教えながら、昨日とも異なり、明言を避けた台詞]
滅ぼすべきものと。
[積み重ねられたキャベツの葉に、フォークを突き立てる]
エーファは、温かい食べ物、食べたこと無い?
[幼子に教えるようなヨハナの言にひとりごちる。
エーファに向ける翠玉は、変わったものを見る様子]
お伽話にも、それなりの理由がですか。
…ありがとうございます。
[釈然とはしない様子で席を立つ。
微かな、微かな、ともすれば聞き落としそうな呟きを拾い、動きを止める]
…え?
――…え。
[ゼルギウスの指摘に、小さくあがる声]
あ、いえ、……大丈夫です。
痛みはありませんから。
ですが、やはり見えると気になりますよね。
もし包帯などありましたら、頂いてもよろしいでしょうか。
[食事の手を止め、袖を引きつつ言う]
[なんだかウェンデルさんが怖い…]
人狼って人を殺す化け物、なんでしょ?
エーファちゃんはいるって言うけど…わたし、信じられない。
エーファちゃん、何でいるって思うの?逢ったことあるの?
あまり役に立てなくてゴメンなさいね。
[老婆はゲルダにそう返すと、エーファが、スープを先ほどよりもうまく口に運ぶを様子を見て、にこにことしたまま自分のスープを飲み続ける。
それは、エーファが言った衝撃の発言が出ても、なんら変わることがなく、ただ黙々とスープを飲み続ける]
生ける者を見極め。
死せる者を見定める。
[唇に指で触れ、その言葉を繰り返す。
続いた掠れがちの声に眉を寄せ、ハッと組んでいた腕を解いた]
お前、まさか――。
…それで、黙っていたのか?
あ!
わたし、ベアトリーチェ!ベアトリーチェ エアハルト。
よろしくね。
「ベアトリーチェおねえちゃん」って呼んで。
[「おねえちゃん」、というところにちょっと力を入れて、わたしは薄い胸を張る。えへん。]
[周囲の会話は聞くままに]
[今のところ口を出す気配は無い]
[為される会話についての知識は全くないのだから]
傷、ってわけではなさそうだしね。
痣に近いような。
ああ、包帯ならいくらでも。
食べ終わってからでも良いかい?
[仕事道具はソファーの傍]
[料理を口に運びつつ逆に訊ねかけた]
―広間―
良い匂いだな。まだ残ってるか?
[どれくらいかして、二階から広間へと降りてきた。
改めて広間に居る面々をゆるく見ながら、湛える表情は何時もと変わらぬ様。
丁度ウェンデルの声が耳に届き、表情は一瞬、翳るより暗いものとなるが。
緩く首を振り、中へと進む。]
[子供が再び手を止めたのは、ベアトリーチェの自己紹介が済んだ後だった]
ベアトリーチェ、おねえ、ちゃん。
[無表情なまま、言われた通りに、そう繰り返す]
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