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―― 篝火 ――
[年甲斐、の台詞にロランの視線を感じる。
ただ黙って頷いた。
ユーリーの説教を神妙な顔で聞く。
視線はゆらゆら揺れる火から話さないが、少しその向こうを見ているようだった]
もう二度とするつもりはなかったんだよ。
いい大人ってのはいつ成れるんだかね。
ロラン、20すぎても多分大人になった気はしないぜ。
[そうして、迷惑を現在進行形でかけているだろう彼女を思って自分の膝を抱え込んだ。そうしながらロランの肘の話について大体を察してた。片眉上げて]
……お大事に。
狼避けな。分かってる、分かってるよ。明日は手伝うって。
別に火がすぐに消えるって訳でもないんだ。いいじゃないか。
[今日は色々あった。多分疲れてすこしざらざらしてる。
それこそ子どもみたいにマクシームに言い返してみたりして]
[けれど、フォローのように入ってくるユーリーに]
………最近、実はやり飽きてる。
でも、分かった。収穫期が終わったらな。
[イヴァンの応えに男は微か柳眉を寄せる。
悩ましいといった風情で篝火を見詰め]
難儀だな。
[ぽつと零して]
じゃあ今度こそしないと大事なものに誓ってみる、か?
……、……いい大人、ねぇ。
[自分は如何だろうと考えて吐息を零した]
――…獣を警戒するなら。
広場で火を焚くよりも
夜は家から出ない事を徹底した方が効果はあるだろ。
マクシームも、……不安だったから
こうして集まりたかっただけじゃないのか。
[イヴァンとマクシームを交互に見遣り
最後は揶揄るような響きを乗せてマクシームへ]
飽きてるなら無理にとは言わないさ。
動かないと身体が鈍るし……
ああ、けど、イヴァンが手伝ってくれるなら有り難い。
オリガが何か育ててたと思うんだが
どれも同じ草に見えて、さ。
流石に全部抜いてしまったら戻ってきた時、大変だ。
[草むしりに関してはイヴァンにそんな風に言って
再び爆ぜる炎を花色に映した]
[キリルと手を繋いで森から出てくる。
森と村の境のところで一度足を止めて]
あたしは薬草をレイスさんに届けに行くけど。
[一緒に戻るのか、それとも、とは口に出さぬままに、そんな風に告げる。
どちらにしても、途中までは一緒なのだからと歩き出し。
広場で篝火が焚かれているのが遠目にも確認できた]
―― 篝火 ――
大事なもの、か。
[真っ先にちらつくのは、今日傷つけてきた恋人の顔]
今はキリル以外にないんだが、もう近寄れないかもしれない。
[背を丸めて腕の中に口元をうずめながら]
ユーリーは少なくとも俺よりは大人だ。補償する。なぁ?
[周囲に同意を求めてみた]
[酒はほどほどに、という言葉に少しだけ憮然とする。
だって、今日は飲んじゃいない。
論点はそこじゃないと判って居たから、言葉にはしなかった。
レイスを、との言葉には少し頭を横に振る。
彼をこき使って、笑いもせずに文句を言われるかもと思うと
とてもそんな事は、自分には無理だとおもうから]
…20過ぎても?
――じゃあ、幾つになったら、大人なの。
[もうそれは間近だったのに。
憮然とした表情のまま、呟く様に告げてから、
お大事に、という言葉にはこくりとひとつ頷いた]
…キリルに、何か。
[ユーリーが大人かどうか、という問いは、花色伺って頷く所だった筈だが。
その前の言葉にひっかかり、それは叶わなかった。
幼馴染の彼女に近寄れない、という言葉。
片方の眉を少しだけ持ちあげ、声は低まった]
―― 篝火 ――
一理ある。
[ユーリーとマクシームのやり取りを聞く。ユーリーに同意した]
こんな風に不安をもたらすなら、申し訳ないがあの人を畑から掘り出さなければ良かったよ。知らないままだったら皆、幸せだったろうに。
そうだな。
今回は派手に獣が集まっていたが、もし俺が一人で見つけていたらきっと誰にも知られないよう埋めていた。
[炎をじっと見つめながらまた一つ草を投げ入れた]
了解。
取っておいて欲しい草がありそうなら手紙で聞いといて。
多分返事がもどってくる頃には体が空くだろうから。
――…ン。
[イヴァンの声にちらと彼を流し見て]
友達甲斐のないヤツだ。
其処は幼馴染の名も入れておくべきだろ。
[揶揄るように呟いてから、吐息を零す]
さっきの話。
キリルとの間にあったことなら
早いところ彼女に会って謝ってこい。
悪い、と思っているんだろ?
[幼馴染の丸まる背に手を伸ばし
ポンポンとあやすように軽く叩く仕草]
大人、ね。
ふ…、褒め言葉と受け取っておくよ。
[広場は通らずにキリルとレイスの家に向かう。
途中でイライダにあったら手を振ったりもした]
レイスさん、戻ってるかなあ。
[呼び鈴を鳴らしてみる。
広場に誰が居るのか確認してなかったから、レイスが広場にいたのかどうかもみていない]
畑に遺体をそのまま置くのは……
さすがに気になる、だろ?
[イヴァンの言に苦笑して首を傾ぐ]
誰にも知られぬままじゃあの旅人が浮かばれない。
それに――…旅人が殺された事実さえも知らないままじゃ
また犠牲が出ることも考えられる。
――…あれで終わり、と言い切れない、だろう。
危険が迫るなら、其れを知り、警戒をしたほうが良い。
獣が集まってた、か。
イヴァン、よく襲われなかったな。
手が必要な時は声を掛けるといい。
こういう場合は僕よりもミハイルの方が頼りになるだろうけど。
[訥々と語り、もっと頼れと暗に言う。
手紙に関しては、軽く頷いて]
嗚呼、今度聞いておくよ。
……そうだな
[獣を警戒するユーリーに頷く。
けれどやっぱりそれはどこか真剣味が薄かった]
[丸めた背に、ユーリーからの励ましの手。
やっぱり子ども扱いされてるなあと思うが、昔からしんどくなったときにはこうして励まされてたことも多かった]
…………
[言い訳探して、けれどやっぱりそうする自分が情けないとは知っていた。彼女を前にして、またやるんじゃないかという怖れ。それを分かっていて前に進む決意をしたから得られた幸せだったのだけど]
……分かった。行ってくる。
[ユーリーと共に、マクシームからも少し手荒い応援の声]
ありがとう。
大丈夫、キリルとは別次元でお前らも大事だよ。
愛してるさ、わが幼馴染殿
[ゆるりと立ち上がる。キリルの家の方を見た]
ロランも。じめじめしていて悪かった。
………キリルに怖いことなんて、
[無いだろ。
なんて言う言葉は、慰めにもならないのだろうか。
ロランには割と精いっぱいのそれだったのだが。
責める気が浮かぶわけでもなく、悲しいでもなく。
ただ、イヴァンへと向ける視線は胡乱げ。
獣が、という話題については触れなかった。
ただイヴァンとユーリーを、語る端から交互に見遣る]
…がんばって。
[行ってくる、というイヴァンを見上げる。
行ってらっしゃい、ではなくて。
頑張るべきところなのだろう、と思うから、そう告げた]
[常より覇気のない幼馴染が分かったと言えば
男は手を下ろし、彼へと一つ頷く]
嗚呼、いってこい。
[マクシームの応援にはクツクツと喉を鳴らした]
……ん。
其れは嬉しいね。
僕も、大事な幼馴染の幸運を祈ってるよ。
[立ち上がるイヴァンにそう声を掛ける]
[しばらくして。
頼まれた薬草はキリルとレイスの家に残して家に帰るところ。
広場に通りかかれば、何人か集まっているのが見えた]
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