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─広間─
[俯いたまま、鼻を啜り上げた。指で滲んだ目元を拭う]
……ボクの、”絶対”……?
[見上げられて、かち合う瞳。不思議そうな色を湛えてフォルカーを見返した。伸ばされたフォルカーの手は、イレーネの手に触れる。それに抗うこと無く、誘われるままにした]
他に理由…?
俺達の知らない何かってことか。
[何かを知っていそうだった人物、団長はもういない。]
死人に口なしか……
[小さく呟く言葉]
まぁ、御伽噺に生々しい話題はのせないよな、さすがに。
[ユリアンから帰ってきた返答にそう返しながら、お茶を一口。
手元の逸れは大分温くなっていたが気にならなかった。]
夢でもお話でもない、現実か…。
どうなるにせよ、うちらでもどうするか考えないといけなさそうだな。
─広間─
……ですよねぇ。
普通は、そこまで考えるものでもなし。
[ユリアンの言葉に軽く返し。
大丈夫、と問われてひとつ、瞬く。
そこでようやく、無意識の行動に気づいた]
ああ……大丈夫、ですよ。
ほら、今朝方びっくりして全力疾走なんかしたものだから。
その疲れが出てるだけですよ。
[にこりと笑う。一応、嘘は言っていない]
……うん。
[ユリアンの、ぐりぐりに関する突っ込みは入れず、後の台詞にのみ答える声は、静かなものになった]
……『力』は特定の場でしか、発揮できない。
そう、聞いたことは、ある。
もし――……
ギュン爺さまも、それを、知っていたなら。
[村長の息子ともなれば、伝承にも多少は詳しい。
集められた理由の憶測とともに口にした故人の名に、少年は、まなこを揺らした]
ええ……俺たちの知らない、何か。
ギュンターさんが何故、容疑者を集める、という行動をとったのか。
[その中に、『力あるもの』である自分がいたのは偶然か意図か]
何か、理由があったのかも知れませんが。
今となっては……ですね。
[エーリッヒの呟きに、零れるのはやはり、嘆息]
俺たちでどうするかは、考えておくべきでしょう。
…死人に…か。
[エーリッヒの言葉が聞こえれば、ちらと視線はイレーネとフォルカーが話し込んでいる方へと飛ぶ。正しくはその少し外れた所へと。
白くぼんやりとしたものは、イレーネの近くに浮いたまま。だが誰もそれを気に留める素振りがない所をみると、やっぱり自分にしか見えないのだろう。
『お前は上手く出来ない』と言っていた、祖母の言葉が思い出され溜息をついた。
オトフリートの言葉が聞こえてきたら、昨日ヘルミーネがそういや強がる云々言ってた事を思い出したりした。]
あんま無理してヘルミーネさんからどやされても知らないぞっと。
[ぼそっと呟いた。]
―広間―
タオル、此処に置いとくよ。
[フォルカーと話しているらしいイレーネに、控え目に言葉だけ掛けた。
言葉通りに傍に置いて、そこを離れる。
空腹は無かったが、気を紛らわすように甘い菓子を一つ摘む。
昔馴染の様子は目に入っていなかった]
―2階・自室―
[いつも、傍にあるのが当たり前だと思っていた笑顔。
共に歩みたいと言われたあの時…自分の口から出たのは…
『俺は、誰にも捉われずにいたい』と、ただそれだけ。
あら、そう…、と。それだけを言った彼女は特に変わった様子もなかったが…
その日、別れた直後…馬車の前に飛び出して――。
響き渡る悲鳴。
振り返って目に飛び込んできたのは、唖然とする人々と…]
――、ルザッ!!!!
[飛び起きた。
それは丁度表で悲鳴が上がったのと同じ時。
夢の中のそれと重なって、現実に耳に届いていた悲鳴は認識されぬまま
髪をくしゃくしゃっとしてまた横になる。
記憶と違わぬ夢の内容に、苦しげな表情を浮かべたまま]
[次に目を覚ましたのはそれから1時間ほど後か。
深く短い吐息をついて、のそりと起き上がった。
机の脇に立って昨晩記した報告書を見直し、問題なしと頷いた]
…腹減ったな…。
[そう言えば昨晩はすっかり検証に夢中になって食事を取らぬままだった。
腹をさすりながら部屋を出て、階下へと向かう]
―→広間―
おはようさん…なんか、食いもんないかな…?
[やや寝起き感の残る表情で問いかけながら、皆の顔を見回して感じるのは違和感]
どうした、なんか…あったのか?
[怪訝そうな表情で、首を傾げた]
うん。そんなの乗せてたり考えてたら子供の寝物語にもならんよ
[オトフリート、エーリッヒ。二人の同意に被せるようにいう]
俺らがどうするか…かぁ。
…人狼を…探す?
[ただ率直に何をすれば解決するかを述べる]
そっかぁ。オト兄。
ところでその疲れってのはどれぐらい身体に影響する疲れなのかな〜?
[オトフリートの言を嘘だと否定はせず、ただ信じもしないのであった]
……ぜったい。
外に、行くんだ、って。
その、絶対。
今も、レーネが……願うなら。
[手の温もりを感じながら、ゆっくりと口にする。
タオルを持って来てくれたヘルミーネとウェンデルには、顔を向け、礼を口にして軽く頭を下げた]
……特定の場?
[フォルカーの紡いだ言葉に、翠はそちらへ。
発動の条件については聞かされてはいたけれど。
その条件が如何に揃うか、までの知識は伝えられてはいなかった]
……って、あのですね、ダーヴくん。
何なんですか、それは。
[それから、ぼそっと呟くダーヴィッドに突っ込みひとつ]
[何処かぼんやりとしているエルザに視線は動き、すぐに逸らされた]
…何か言ったかい?
[話の内容は殆ど届いていなかったが、自分の名前は聞こえたらしい。
問いはダーヴィッドへ]
おはようルディン殿。
……ええと、今朝団長が亡くなった。
[とりあえず自分からはそう短く告げておいた。
人狼云々に関しては、きっと他の人が説明するだろうとか思ったので。]
ああ、軽くでいいならローザが作ったスコーンやらがテーブルに。
[朝食に関してはそう指しておいた。]
……はい?
[ユリアンの問い。
翠が数回瞬いた]
どれ、くら、い、って。
[瞬いた翠は何となく、移ろい。
ちょうど、入ってきたハインリヒへと向かう]
ああ、ハインリヒさん、おはようございます。
ギュンターさん……自衛団長が、亡くなりました。
……人狼の、手に、かかって。
……僕にも、全ては。
ただ――……
その時に至れば分かる……目覚めるんだ、って。
ただ、それだけ。
……逆に言えば、特定の場以外では、無力だって、こと……………なの、かな。
[終わりはほとんど独り言だった。
声には僅か、悔しさが滲む]
オトフリートさんは強がるから大丈夫はあんまり信用ならない、だっけ?そんな話を昨日ヘルミーネさんとしてたから。
[突っ込みには昨日ヘルミーネとかがしていた話を口にする。
ヘルミーネの声が聞こえたのでぱちりと瞬きひとつして。]
オトフリートさんが胸元抑えて大丈夫って言ってるから、無理してヘルミーネさんに怒られても知らないよって言った所。
[あっさり細かい所まで知らせておいた。]
よくて俺達で対処しろ。
悪くて皆まとめて…だろうしな。
[オトフリートに返すのはそんな言葉。
今までの対応を見れば、素直に開放されるとは思えない]
集会場内、いやまぁ外か。
で…起きたわけだしな……。
[自分達の中にその犯人はいる。そう確信をされてもしかたのない事実。]
どうすればいいのか、こういう時に何か詳しい奴はいないのか?
[頭に浮かんだのはライヒアルトの姿]
ライヒなら何か詳しくないかね…。
[呟きながら、そういえばあいつの姿をみていないなと思った。]
おー。ハイン兄さん。おはよう。
えっとだな。ここに集められた理由…あれが現実味を帯びてきたっぽい。
今日自衛団長が死んだことで…ね
[やってきたハインリヒに説明をして]
ちょとオト兄。そこで目をおよがせたら駄目だよ
[なぁ。というように同じように注意したダーヴへといって]
ヘル姉っ。またオト兄が無理してるみたいっ
[報告した。決して告げ口じゃないと思う]
─広間─
[フォルカーが口にしたのは、以前自分が言った決意。縹色が軽く見開かれる]
ぁ───……。
[その願いを護ると言うフォルカーに、何故か、頷けなかった。握られた手も握り返すことが出来ない]
[タオルを置いて行ってくれたヘルミーネとウェンデルには、今の余韻もあってか言葉を紡ぐことは出来ず、軽く頭を下げるに留める。片方だけ手を解放してもらい、タオルを手に取ると、半ば隠すよにタオルで目元を覆った]
お早う、先生。
[ハインリヒには挨拶だけを向ける。
ギュンターの死は直接見た訳ではないから、説明は他がするのに任せた]
そうか。
[それからダーヴィッドとユリアンの証言を受けて、視線はオトフリートの方へ。
暫し無言の時間が続くか]
……その時がくれば、目覚める。
……発動の条件……。
[フォルカーの言葉に、思案するよに目を伏せる。
ユリアンとダーヴィッドの言うあれこれは、一時的に意識から遮断した。
過ぎるのは、幾つかの推測]
その『力』が、人狼に対するためのものであるなら。
普段は、使えない方がいい……と。
俺は、思いますけどね。
[悔しさの滲む声には、こんな言葉をぽつりと返す。
もしかすると、妙な実感がこもって聞こえたやも知れないが]
[ハインリヒの姿が見えれば、軽く挨拶を返し]
そんな話聞かされて育った子供とかやだしな。
[ユリアンの言葉にそんな感想を漏らす]
ああ、探すにしてもどうやって探すとか、これからどう対応してくかだな。
[ユリアンの言葉に頷きながら]
どうすればいいのか、それが一番の問題だけどな。
[そこでオトフリートの言葉が聞こえた。
フォルカーの言葉は聞こえていなかったので、視線はオトフリートに]
場…か…。
[聞いたことのある言葉、呟いて漏らす言葉には何か知っている風にも聞こえたかもしれない]
[オトフリートに関しては、だなぁとユリアンに大きく同意した。
事実をヘルミーネに飛ばしただけで、きっと告げ口ではないと思う。
フォルカーの場とか力とかに関してはよく分からない。解ってないが、何か大切な話な予感はしたので、一応頭に単語を留めておいたりした。
エーリッヒが言う人物は、そういえば暫く見ていない気がした。実際はそんな長い間ではないはずなのだが。]
そういや今日はまだ見ないな、グラーツ殿。まだ寝てるのかもな。
[ちらと二階のほうへと視線は行ったか。]
[イレーネの反応を窺ってはいたが、返らぬ声、入らない手の力に、フォルカーは、理由を追求することはなかった。
一度だけ、少女の手を包み込む己の手に、強すぎない程度に力を籠めてから、片手を解放する]
レーネの望みを叶える――……
それが、僕の、“絶対”。
[傍の彼女にだけ聞こえる、囁くような声で言うと、立ち上がり、もう片方の手からも力を抜く]
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