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[ハンカチを断られ、肩を竦める。残念めいた顔。
本題のすぐ近くの話題に、少し考えて]
…それは、昨日の?
あんまり…詳しくは知らないかな。
カレンちゃんと……ラスだった事は、知ってるけど。
[名を呼ぶ前に、微かな躊躇い]
…その事で、エリカちゃんに会いに来たんだ。
…ジョエルは、巫女さんが好きなのか?
[ふと、今まで気になっていたけれども聞けなかった事を勢いに任せて聞いてみた。
続く言葉には、眉を顰めて]
…耐えなきゃ、って思ってるわけじゃない。
あんたやアヤメじゃあるまいし。
………だって実際、変わらない、じゃないか。
[リディアに囁かれた言葉には。
細い目を見開いて、見返した。]
…キライな奴なんて誰にだっているだろ。
[言って、這うようにしている体を捻って頭を撫でようと手を伸ばした。]
……そう。
封じられたのは、堕天尸。
また、気づけなかった。
[ぽつり、
零す声にも感情の色は見えず。
ただ、眼が揺らめいた]
そのこと?
あれは…アヤメ。それに…ああ、あの子供か。
[遠目見つけた姿に、昨夜から一緒だったのかと合点する。
そのまま空を滑り近づこうとして、視界の端を掠めた淡い金色に反射的に振り返った。]
…………ロザリンドか。
[昨夜封印した人物ではない事に、安堵と落胆の混じる感情を抱えつつ、空に留まりその姿を見た。]
うん。大丈夫……
[むっとしたように口を尖らせて、天を指さして]
危なっかしいのは、アヤメさん……だよ?
……さっき、落ちてきた、のに……
[ぴぃぱたと羽ばたくラウルに、ね?と同意を求めて]
うん、内緒
……アヤメさん、も、無理しないで、ね。
[口の前に指を一本立て。ラウルへの言葉に違和感を覚え、駆け出すアヤメの背中に向けて]
ごめん、なさい……
[なかなか告げられなかったその言葉は、果たして耳に届いたか]
お前、それを俺にここで言わすか?
[呆れたように、ラスを見る]
というか、お前、それを聞くということは今まで気付いてなかったわけか。
俺はてっきり、お前とアヤメには、とおに知れてると思っていたが。
ああ、それとだな。
なんでお前、自分が嫁を貰うという可能性をざっくり切り捨ててるんだ?
…人の色恋なんて気づくかよ。
[苦々しくジョエルに笑いつつ]
…嫁?
何言ってんだ、貰えるわけないだろ。
[言葉には、細い目を糸にして言う。]
[カレンが治療をしてくれる時には体を起こして再びあぐらを掻く。
ありがと、と口の中でお礼を言いながら]
…俺、優しくないぞ。
ないし…目が細いのは、関係ない。生まれつきだ。
[同じ形をした父親の目を思い出しながら憮然とした表情で言った]
結局は闇なんてそんなもんでしょ? 多かれ少なかれ強かれ弱かれもってて当たり前。みんな普通でみんな堕天尸みたいなもんじゃない!
絶対気にしすぎだってば!
カレリンだって、普段はああ見えるけど、怒ったらそれはもう……
[と、ラスに力説しつつ、カレンを怒らせた時を思い出して、身震いした]
あ、ちなみに、ジョエルんのはある意味シスコンだよね〜!
[と、清々しく笑った]
…そおね。ラスは、堕天尸だった。
[鈍い痛みと共に、浮かべるのは苦笑]
……また、って事は、前にも気付けなかったことがあったんだ?
[その口ぶりを気に止めて、顔を覗きこむ。
感情の無さ、けれど、揺らめくものが其処にはあって]
うん、その事。まだ、この島には堕天尸がいて。
それだから、エリカちゃんに、俺の味方になって欲しくて。
[駆けながら、肩越しにちらりと振り返る。
指一本立てる仕種に、くすりと笑みが零れた。
それから]
……エリィといい、オーフェンといい……。
なぁんで、揃いも揃ってアタシに謝るかなぁ……。
[微か、捉えた言葉に。困った子たちだ、と呟いて]
そんな言葉、いらないよ。
謝るなら……笑って。前、見て。
[紡がれるのは、願い]
………いや。
[一度横に首を振り、紫紺を広げ近づいてゆく。]
………………よく見るなと思ってな。
[それがいつからかを思い、目を眇め淡い金色の翼を見る。]
[ラスの答えにしみじみ頷いた]
成る程な、自分のにも気付かない筈だ。
[貰えるはずないという言葉には、息をつく]
だから、お前……いや、まあいい。
今すぐ変われとは言わないさ。
[カレンに非難がましく見られても、何を責められているのか分からなかったので首を傾けた。
背中で、縛った髪が揺れる。]
[小さな頷きは、肯定の意。
前に向いた眼差しは過去を見つめる]
……どういう、こと?
[まだいるという事実を彼が知っていることと、
その後のまるで繋がらない台詞に、眉を寄せた]
[走り去るアヤメを見送った後、くるる、と鳴く声に]
……ラウル、どうしたの?
アヤメさん、心配?
うん、大丈夫、だよね。強い、から……
[嫌な予感を振り払うように、ラウルの嘴をちょんとつつき、微笑む]
[家へと駆け戻れば、さっと湯を使って身体を流し、身支度を整える。
泣き腫らしの顔も、多少はマシになっただろうか]
さぁて、と……。
あの子ら、二人を一度には護れはしない……なら。
アタシ自身が盾になるのもまた、一興かね。
……旦那やら兄さんやらには、怒られちまうだろうけどさ。
[期せずして、それは巫女の思いと同じものだが。
それは、知る由もなく]
……行って、みるか!
[先の事はわからない、けれど。
決意を込めた呟きの後、外へ]
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