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世界に生きる物が居て。
世界が生きる物で構成されている以上、
…あらゆる「声」は満ちて”当たり前”だからな。
声が聞こえぬ事に――…我が幼き仔は、喜ぶかもしれぬが。
[小さく喉を鳴らして。何て事の無い様に、さらりと言葉を紡ぐ。]
界が揺らぐ前に――上の者が、何らかしてくれるとは思いたいが。
…それまで、我らが無事で居る事が何より先決だな。
精々、頑張って迷わぬようにせねば。
[嫌そうな顔に、けらりと喉を鳴らす。
一周は廻ってきたのだから、恐らく迷うことは無さそうだが
まぁ…万が一逸れた場合は、如何するか。ちらりと考えて。
ふと、立ち止まる相手にゆるりと視線を向ける。
不思議そうに蒼を瞬いて]
…如何した。
[不意に、セレスがぴくり、と身を震わせる。
同時に感じる、気配]
……おやま。
堂々と、いらっしゃった事で。
[くすり、と笑みつつ立ち上がる。左肩に舞い降りる白梟と、右肩に飛び乗る碧の獣]
……んじゃ、行きますか。
[口調は軽く。どこかに散歩にでも向かうような、そんな感じで]
─…→広間─
設定は失敗か。
もう少し時間があれば何とかできたかもしれませんが。
やはりぶっつけでは難しいですね。
[鏡をのぞきこんで窓にうつる影を確認し]
そろそろ終幕?
居合わせられないのが少し残念ですが。
彼の望む結末はどんなものなのでしょうね。
―自室―
[寝台の上に仰向けに転がり、閉じていた目をぱちりと見開いた]
………
[寝台を降り、廊下に出ると、天聖の麒麟の部屋の前へ]
気をつけてください。
[ドア越しに声をかける]
[逃げろとは言わなかった。多分、それは意味がない]
……、
[ゆるり、][振り向く]
[異なる青の双眸が、黒を見据えた]
やあ。
[返すのは淡々としたものではなく]
[静かながら感情の篭められた声]
……久方振りというべきかな。
「虚のいとし子」。
[呼ばれた名は、竜郷での通り名。皇竜により、つけられし物]
……ま、そう言うべきなのかな?
[にこり、と笑う。それは、旧知の友にでも向けるような笑み。
ただし、見据える異眸は鋭さを失いはせずに。
肩のセレスは、やや首を傾げてじ、と青を見つめて]
…ノイのことか?
[幼子で思い浮かぶは並ぶ青年を幼くしたような少年。そう言えば声で傷つくこともあるのだったか]
でも声がねーって事は、誰も居ないって事だよな。
誰も居ない空間に一人、耐えられるのかね。
[俺には無理だ、と呟いて。笑われる気配を感じれば]
これでも記憶力に自信はある。
一度覚えれば、迷うことは無いぜ。
[無事回りきれればの話であるが]
[足を止めた部屋。その場所にはプレートが掲げられていなかった]
いや、何か…。
[理由もそこそこに引き寄せられるように扉に近付き、開けた。そこは未だ手の加えられていないような場所。未開発区画。他と違いさっぱりしているような印象のその部屋で、床に横たわる影を見つけた]
……ヘルガ?
[近付き、その人物を確認する。横たわっていたのは、紛れも無く陽光の精。眠っているらしいその表情には普段よりも幼さが見えたが]
[足を止めたは何の因果か。引き摺られるように共に落とされたが故に、感知したのだろうか]
―二階個室―
[広間へ降りる前、一度部屋に戻りて亜麻色の布を置きかけて――]
…あ……
[不意に変わった『何か』に、私は小さな声を上げる。]
そこにかけられたのは、雷精の声]
………はい。
[始まるのだと――私は籠に眠りし紫の羽竜を両手に掬い上げる。
恐らくは何処に居ようと同じ。
それに――隠れていようとは、思わなかった]
[オトフリートを呼ぶ名に、その表情に、僅か、目を伏せる]
[言葉は差し挟まず、静かに対峙する二人を鋼の瞳で見つめている]
[合わせるように][微かな笑みを含む]
[返す視線には親しみなど微塵も無いが]
折角の再会だ。
のんびりと茶でも飲み交わす、
というわけには行かないけれどね。
[集まる気配に気付いたか、眼を細めた]
さすがに、この状況じゃ、俺も呑気に茶を淹れる気にはなれんしね。
[ふ、と笑む。集まる気配は気づいていても、振り返りはせずに]
……さて。
ご用件は?
[問われれば、無言のまま笑みを返す。
微かに鳴らす喉は、肯定にも似た響きをもって]
――さぁ。
誰も居らぬ世界など、終ぞ経験した事無いから解らぬが。
今でさえ居心地が良くないと思うておる私にも、無理だろうな。
少なくとも、あの仔は機鋼の青年に懐いておった様だ。
三対で或る事も要因だろうが……声が、聴こえぬからか。
[ゆるりと視線を向ける。プレートの無い部屋。
先程も通ったが覗きはしなかったとふと思い出して。
扉を開ける相手に僅かに蒼を瞬くも、ゆるりと後へと続き。]
……おや、陽光の。個の様な場所に落とされて居たのか。
…大丈夫なのか。
[視線の先に横たわる相手に気付き、ぽつりと呟く。]
嗚呼。
今更、言う事でも無いのだけれどね。
界の軋みは、既に感知しているのだろう。
影輝の精霊が抑えはしたようだけれど、
長くは持たないに違いないから。
その前に、纏めて「頂こう」かと思って。
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