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えー!?
あ、じゃあ準
[しかし否定の言葉がものすごく早く、少女はぜんぶ言えずに口をとがらす。]
オトせんせー、うそつかなくてもいいのに!
あ、でもそれなら……
いやいやなんでもないですよ!
そっか、照れてるんですね!
ごめんなさい!
[リディの言葉に、額を押さえ。再び口を開く]
照れてなどいない。現在もこの先も、俺が妻を迎えることはあり得ない。
相手が誰であろうとだ。
そんな相手と噂を立てられて、薬師殿が迷惑するということが分からないか?
[厳しい目で少女を睨む]
まあ、全員分ともなれば膨大な量となる。
そもそもあれは一種の毒薬に近く副作用が大きいとからな、
私はそのようなことに薬は使いたくはない。
[もう一度、溜息を吐いた。
ベアトリーチェの呟きを耳に留めて考える素振りを見せる]
私は魔法使いではない、泥棒探知は出来まい。
いや、しかし……
[眉根を寄せ、顎に手を当ててぶつぶつと呟きだす]
エーリッヒ=リヒト。
盗まれた絵筆に親しいものは在るか?
[盗まれたのは対のうちの一本のみだと聞くと、向き直り]
ならば、その毛を――
[ひそひそ、くすくす、
また別種のざわめきが広がっている。
けっこんしき、おこさん、などと聞こえてきたか。
[そのような言葉もどこか遠く、
ただ、エーリッヒだけを見つめ続けて]
…筆、
はやく帰ってくるといいね。
むー違うの?
だって密室にふたりきりだし、そういうことけっこうオトせんせーあったじゃん
[最近読んだ本には、人にかくれてお付き合いする人たちの話があったらしい(当然ハッピーエンド)]
オトせんせーはもてるけど、あんま女の子と仲良くしてないみたいだし
でもミリィせんせーとは仲良いし……
せんせー顔も頭も良いから、ミリィせんせーとすごくお似合
密室というのは、書庫のことか?
それなら俺は、図書館の客全員と結婚することになるぞ。
[本を選ぶ時は一人ずつしか書庫には入れない。だから必然、毎度二人きりなわけで、ぶっちゃけそれ狙いの若い女性もいたかもしれないが、気付いたとしても放置するのがこの男だった]
・・・・とにかく薬師殿には謝れ。
[ずかずかと近づいてくる薬師にちらと視線を向けてため息]
ふくさよう…。
そっか、色々むずかしいのだ、ね。
[薬師への信頼は絶対だった、
物騒な単語を耳にしても動じず信じきった表情をしている]
[考え込む彼女を見守っている
と、オトフリート>>291とミリィの怒声に]
あわわわ…
一番仲よさそうだった!
[真顔で言った。
だが続いた言葉と向かってくる人を見て、なやんでから。]
はーい
[秘め事だなんて考えた。]
お前の せいかーっ!!!
[顔を真っ赤にして手にしていた袋を投げつけた。
距離を空けていたせいで目標(=発信源)を違えたらしく、
オトフリートに渡すはずのものを、彼に向けて]
[みれば、あちらにはリディとオトフリートの姿があった]
うわ、うわ、よくわかんないけど…
この、ながれじゃぁ、
薬師さんと司書さんが好きあってたとしても、
うまくいかなくなっちゃいそう、な…
[こんな台詞を聞かれたら怒られるのかもしれないが]
[リディに視線を向けていたために、飛行物体に気付くのは遅れた]
・・・・!!
[気配に気付いた時には既に遅く、思いっきり顔面にヒット]
あ。
[投げたものが少女の教師にむかっていくのを見た。
わかってますともという、妙な笑顔を向けたから。
でも海にいたことに気づかないくらい同様してるんだなぁとミスリードは強くなった。]
[途中、人から得た情報に行き先は広場へと変更。
途中響いた叫びに緑を瞬かせつつ]
多い、ですね…
[着いた先。
それにしても多い広場の人波に、思わず呟き。
そんな中で再び響く叫び声]
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