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だろうね、キミはそういう所、細かいから。
[白猫を守るように抱えつつ、ふ、と笑む]
いやあ、それじゃあ動けないなあ……。
今のオレには、お姫様をお護りする、という重要な役目がありますんで、ね?
[口調は軽いものの、しかし、瞳は険しくて]
[脇腹から流れる血は気にも留めずに艶然と笑う]
驚いているみたいだね、ボーヤ。
隠し玉があるのはそんなに不思議かい。
それからもう一つ。
ここには幻術を使うからと言って来たんだろう。
その幻術、どうやって導かれると思っていたんだい。
[リボンを引き寄せながら逆の手を翳した。
部屋中に拡散していた香気がレッグの周囲へと集う]
美しい夢を見るがいいよ。
永遠の眠りへと誘ってくれる夢をネェ!
[囁くように歌うように語り掛ける。
引き戻されたリボンが手の中で踊り、レッグへと向かった]
[瞬間、
ガキン!
という金属同士の衝撃が手に走った。
...は正体を確認しようとするも、先に眼前に迫っていた床との衝突を避けるため、一度床の上で回転すると立ち膝をして再びトリガーを引いた。
だが、今度は補助として。
トリガーと同時に、再度歩法の一歩を踏み出そうとして、くらりと脳が揺れた]
な、なん、だ?
[それが己の周辺に集まった香りが元だと気付いたのは、リボンが心臓に向けて真っ赤な糸を紡ぎ終えたところだった。
ナイフを振るう。
いや時間が足りない。
銃を盾にする。
いやすでに糸は銃の位置を抜いている。
だから、全てを本能に任せて、左腕を心臓の前にわざと反らした。
……そう。それは残念
[言葉自体は棒読みで、その真意は秘めたまま。彼の胸元の白猫を見ると]
お姫様、か。愛されてるって素晴らしいねぇ
[それはディーンでなく、レギーナに向けた言葉。その目は冷たいものだった]
[捕らえた、その瞬間、爆ぜる熱。身体は軽々と壁に吹き飛ばされ。身体全体が千切れるような痛みが走り、折れた肋骨が肺を傷つけ。]
『しまった……。』
[紅が緋を吐き出して。]
[思考の中に沁み込む幻。
それは大切なものの影となり目前に像を結んだ。
助けを求めるかのようにレッグへ手を伸ばして]
[一瞬の幻惑、だがそれで十分だった。
リボンはナイフも銃も掻い潜り、軌道を変えてその足を、腹を、腕を、首を切り裂いてゆく]
[優雅に舞うかのようにそれを成し遂げ、動きを止めた。
視線の先には血飛沫を撒き散らしながら倒れてゆくレッグ]
終わりだネェ。
……ジョエルくんの恨みを買うと、美味しい紅茶が読めなくなるからねぇ。
[結構、重要ですよぉ? と。
口調はどこか、冗談めかしているものの、碧の瞳は真剣で]
……っ!
天蠍の姐御っ!
[ふと、耳に届いた音に、そちらを見やり。
舞い散る緋に思わず声を上げる]
[轟音。圧倒的熱量と運動エネルギーを持った空気の壁が襲いかかる。]
[いくらか距離をとり、防御姿勢をとっていたとはいえ、滅茶苦茶に翻弄され床を転がり、しかし受け身をとって立ち上がる。]
[耳が聞こえない、目の奥がチカチカする。それでも銃を構え、粉塵の奥に向けて射撃姿勢をとる。]
それは惜しいかも。まあ、もうそんなこと頼み込める立ち位置じゃなくなってますがね
ともあれ単なる嫉妬と羨望です。気にしないで下さい
[その時背後で響く爆音。そして、ディーノの言葉により振り向かずとも決着は理解できた]
そう、そうなったか。残念ですわ、お姉様
[軽く目を瞑り、そう呟く。その声は本気で残念そうな響きを含んでいた]
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