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[ハインリヒの言葉に、ちら、とそちらに視線を向けて]
……止められるものなら、止めたいが……。
ここから出るには、書を返還するか、迷宮自体を内側から叩き壊すか、そのどちらかしかない。
そして、前者は俺たちには不可能。
後者は……。
[やってやれない事は、ないかも知れない。
彼の本来の姿であれば]
―遺跡―
異界門。開かれるのが摂理なのだろうか。
だが、開かれるのならば私如きが何を為そうとも開かれるのだろう。ならば―――
[仰いだ空には、落ちかかりそうな満月が掛かって居た]
……駄目だよ。
[否定の言葉は小さくも、しっかりとしたものでした。くるりと向きを変えると、ぱさりと翼を生やしたベアトリーチェは葉の間をぬって、そらへと飛び立ちます。]
あと、もう少しなのだから。
[失われた過去のねむる、遺跡を目指して。]
―北東の森―
[背の高い草ががさごそ動いて、...の姿が現れる]
おい、ティル。遅いぞ。
またなんかあったかと思ったじゃないか。
はやく、帰ろうぜ。
[直前まであったことなど微塵も気がつかず、
もう一度右手を伸ばした]
……後者は、『最後の手段』ってわけだな。
[オトフリートが言葉を濁したので、大方その辺りだろうと察して。]
で、まだ傷は痛むか?
癒しの術が使えれば良かったんだが。
[痛々しい傷を指差し、状態を聞く。]
……うん。もうすぐ、なのだね。
[まさらな翼で飛び立つかの女を見送る。
その右の、残った瞳には、少し悲しみが映るだろうか。
しかし見るものはなく、月の光もそこに届かない]
止めて、やってほしかったな
[その言の葉は、精霊に向けて。]
……望みすぎは、身を滅ぼすのに。
[と、がさごそという音。風の音。
そちらを振り返った苗床には、今は微笑みが浮かぶ。
様子など感じさせぬような]
うん、何もないよ。
そうだね、早く帰ろう
[今度はその手を、左の、残った手で握って]
ま、そんなとこか。
傷は落ち着いてる……ありがとう、助かった。
後は……時計の音が聞こえれば、自力でどうにかなるんだが。
[イレーネの"ありがとう"の言葉にただ静かに微笑を返して。]
[オトフリートの言葉を聴きながら、映し出される光景をじっと見ていた。]
借り物のチカラが齎す変化に、何の意味があるだろうね?
時計?
町にある、でっかい奴みたいな?
[コートのポケットにしまい込んだ、銀無垢の鍵巻き式懐中時計を
掴む。]
こんなんじゃ駄目か?
[時計を取り出し、見せる。]
……自分で変化を起こす力に気づけなければ、他者を頼りたくもなるんだろうな。
[アーベルの言葉に呟いて。
ハインリヒの見せた時計に、一つ、瞬く]
いや……十分すぎる。
時を刻むものの音は、俺に一番活力を与えてくれるから。
[アマンダは意識を澄ませ、氷の精霊の気配が感じ取る。
そちらへと足を向けた時、月の光に影が差し、羽ばたきが耳に届く]
……ベア…
[目を細め見上げ、佇む]
おう、そうか。じゃあ貸しておく。
貸すだけだ、後でちゃんと返してくれよ。
[鎖から懐中時計を取り外し、オトフリートに手渡す。]
−北の遺跡−
[ふっと、円い眼は二人の精霊の姿を捉えたでしょうか。]
こんばんわ。
[挨拶をする声は、どこまでも穏やかなのでした。]
そうだな。
過ぎたる力なんて、己の身を滅ぼすだけだってのに。
……それがわかるような歳じゃねえ、か。
[ベアトリーチェが『神童』と呼ばれていたことを思い出す。]
過ぎたる力、か。
『一度死に掛けた』その時から、持っていたのかもしれねえな。
ああ、勿論。
……感謝する。
[笑顔で時計を受け取り、ぎゅ、と握ったそれを額に押し当てる]
……力は、与えられるものじゃない。
自ら切り開くもの……。
何故、それを。気づかせてやれない……。
[それから、小さく呟くように]
―北東部/森→中央部を通ってKirschbaumへと―
[町の様子はあまり変わらない。
それは普通の人では、意味がないからだろか。
この風の子も、
本当なら、そうであれたはずなのだろか。
少し考えながらも、
約束のために、Kirschbaumへの道をとる。]
[目を細めたまま、挨拶代わりに片手を上げる。穏やかな声]
…やあ、二人とも。ここだったのか。
[ミハエルの問いはアマンダも知りたかったこと。静かに見守る]
う……ん……
[ぼんやりと目を開ける。
その瞳の翠もまた色が薄くなっていた]
あ……
[そしてその視線が向いた先には開かれた空間の裂け目があった]
これは、門を開く鍵だと、聞いているよ。
[云いながら、小さな右手を、手首に巻かれた鎖の輪に延ばします。真珠は月の光を弾いて白くきらめいておりましたけれども、指が触れた瞬間にそれはかたちを変えてゆきます。腕輪から、一冊の書へと。]
『世界と世界の狭間にある、無限なる混沌の海』へと続く門であり、
『世界を生み出せし秩序の王』が去って行った門にして、
『世界を無へと還す混沌の王』が訪れるとされる門を。
[それはまだ天と魔の封印が施されたままでしたけれども、それには闇よりも黒い布が張られており、表紙には銀の糸で古い言葉がつづられていました。]
―Kirschbaum―
[...はいつものように店内に入り、
マスターに挨拶してふわもこに蹴られ]
さーて、どれを頼もうかな。
みんながいないうちに注文しちゃえ。
[うきうきメニューと睨めっこ。いつもと変わらない日常]
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