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[ちら、とハインリヒに視線を向ける]
ハインリヒさんは相変わらずのようですねえ。甘いものの食べ過ぎで病気になられなければいいのですが。
そだね、また来年……。
ここに流れ着けたなら。
[薄紅が、少し色を強めた気がして。]
なんだかこの樹、君のことが好きな気がするな。
大変?
あぁ……確かにある意味大変な場所かもしんないね。
[くすと笑う。]
−西部・桜−
ああ。
もう、咲いていたんだね。
[とてとてと通りをあるいてきたベアトリーチェは、先客も気にせず、巨きな桜の木の幹に小さなてのひらで触れます。ほのかにあたたかさが感じられる気がしました。]
来年も、ここに来れたら良いね。
君も。
……僕も。
[苗床は小さく笑う。
次いだ水の精の言の葉に、わずか首をかしげる。]
そう、かな?
もしそうなら、ずっとずっと、見ていたからかもしれないね。
ずっとずっと、長いこと。
そう、大変な場所だと思うんだ。
特に、今は。
なんでこんなに、なんだろうね。
[ヒトじゃないヒトの多さについて言っているつもりでも、その言の葉は不足しているだろうか。]
何かが起きそうだね。何か、おおきなものごとが。
何もかわらなければ、良いのにね。
体質にあわないもの。
[首を傾げて]
オトフリートさんも食べすぎたの?
[そこで自分と同列に考えるのはどうだろう]
……つらい、の?
[聞きながらそっと右手を伸ばして頭を撫でようとする。
その手からはふわりと何かが放たれて。
無意識に使った力では、気休め程度にしかならないだろうが]
[注文した特大プリンパフェを目の前にして、スプーンを
突き刺そうというその瞬間。
クレメンスの声が聞こえた。]
……ぐお。
神父サマもこの店の常連だったのか。
[かくんと肩落とし。弱みを握られた気分。]
……神父サマ、これは俺の数少ない楽しみなんだ。
俺、甘い物喰うなと言われたら生きていけない。
[大袈裟な。]
[...は、クレメンスに向けて少しだけ口の両端を上げて微笑みのような形を作った後、店主が運んできた食事に手をつけようとして]
…!
[カウンターで、男が今にも食べようとしている特大のパフェを店主ごしに見て少し驚いた。
そして再び神父に視線を戻した後、手元の食事に目を落として食べ始めた。]
食べすぎじゃありませんよ。
……実は……コーヒーが体質に合わないのを、忘れていまして……。
[にも関わらず、何となくで飲んでしまい、体調を崩して。
無意識の内に、生命の力──彼にとっては、養母にあたる竜王の力を求めて、庭の樹にもたれていたらしい]
……でも、だいぶ、ラクにはなっていますよ?
[感じた力に、ふと、自然な笑みがこぼれる。
均衡を司る影輝の力は、それを崩した身には心地良い]
ーKirschbaum・店内ー
[肩を落としたハインリヒに、笑みを向ける]
常連という程ではありませんが、美味しいコーヒーを飲みたければ、この店が一番ですしね。
いえいえ、甘いものを食べるななどとは一言も。
ただ、少々心配になっただけです。甘いものばかりを食べていたお年寄りが目に白い膜が出来て亡くなったとか、いろいろ悪い噂を聞きますから。
[しばらくそうしていたのですが、声に顔を向けると、いつだか見たような男の子と、まったく知らない男の人とがいるのが見えました。]
こんばんわ。
[にこっと微笑いながら、ぺこっとお辞儀をしました。]
…………。
さりげなく、脅されている気がしてならないのは気のせいかな?
神父サマ。
[妙に引きつった笑顔。
オーダーしたプリンパフェに手を付ける事すら忘れているように見える。]
うん、そしてこうやって……。
[薄紅と少年を交互に見。]
なんとなく、ね。
長いこと、かぁ……。
だから、なのかな?
変化自体は、悪いことじゃないんだけどね。
変化しなければ、澱んでゆくのみで。
ただ、急激な変化は……激流となって、弱いモノを呑み込んでしまうから。
そうならなければいいんだけど……。
ーKirschbaum・店内ー
[ハインリヒに向かって首を振る]
いいえ、脅してなどおりませんよ。
主の御心に誓って、心から心配しているだけです。
[真顔]
コーヒー?
[彼女はまだそれを飲んだことが無かった。
とりあえず危険な飲み物らしいと認識することにした]
それなら良かった。
気をつけないと危険がいっぱいね。
[にっこりと微笑み返す。
それから桜の樹を見上げてその幹に手を触れた]
本当に綺麗。綺麗で優しい。
[桜の樹はここの空気と同じように安定した気を放っていて。
若干疲れていた彼女にも気持ちが良かった]
[挨拶を終えて、再び落ちてゆく桜の花びらを追っていると、木の根もとに居る黒猫と眼が合いました。その姿は今にも闇に溶け込んでしまいそうで、ベアトリーチェの金いろの髪とはまるで対照的です。]
[ぺこりと頭を下げた金色の天の人の子に、苗床は微笑む。]
桜、好き?
[それから水の精の言の葉に、頷いて]
こうやって。ただただ、すごしていられれば。
話をしながら、すごしていられればいいね。
この桜が僕を好いてくれているのなら、それだと思うよ。
ずっとずっと、綺麗に咲いていてくれるようにって、祈っていたんだ。
[そして変化に対しては、少し顔を曇らせて]
僕もきっと飲み込まれてしまうよ。……ううん、違うか。僕は飲み込まれるのではないね。
僕はたとえ。仮令、変化が必要だとしても……それがおきては欲しくないんだ。
今のままに変わらず。そうでなければ……
[ふと口をつぐみ、それから子どものように、子どもらしく笑う。]
桜が見れなくなってしまいたくないしね。
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