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コダマじゃ流石に無理じゃないか…?
一緒に行くのは――…
[何もないとは思うが万一トラブルが起きたらと思うと。
自然に視線は、保護者の方へ向く]
どうだろう?
[涼と同じタイミングで問いかけを]
出来る限りは努力するが。
では。行きましょうか
[といって、榛名の手を引くようにしながら、殊更ゆっくりと旅籠の扉を潜ろうとして。
一度だけ旅籠にいる面々へと振り返り]
こういう状態ですから…注意なさってくださいね
[わかっているような気がするが。一応それだけ告げて、榛名の負荷にならないような歩調で歩き出す]
っふふ。さっちゃんは、本当にからかいがいがあるな。
ままごとも、たまにはよいものだよ?
[旅籠から出ようとするのには、少し眉を顰め]
怪我をしたり、村の人を刺激することの無いようにな。
[言って何処まで通じるかとも思ったが]
あ、桜を見に行くなら私も行くわ。
そもそも…いや、うん。何でもない。
[『一番最初の目的それだったんだし。』とは言いかけて黙った。変な誤解を招きそうだったので。]
…うん。
よろしく、琉璃兄。
[微笑を浮かべたまま、そう言って]
兄さんも、着替えたりするでしょ。
その間に何か用意してくるね。
[琉璃の見送りをしながら、台所の方へと]
[蓮実に手を引かれ、その後に続くように旅籠の出入り口へと移動する。旅籠へ残る者達に小さく会釈する余裕は辛うじて残っていただろうか]
……私、いっつも、こう、だね……。
皆に、心配、かけてばかりで…。
[俯きながら、ゆっくり歩きながら、ぽつりと零した]
あんまり詳しいことは知らないんだ。受け売りだから。
[ぽり、と頬を掻いたあと、小百合の方を向き]
…そうだな。
一人で考え込むよりは、まだ…マシになるだろ。
ニギヤカ担当の涼ちゃんみたいにはいかないだろうが。
[コダマから離れる様子には、少し首を傾げ]
…猫は、嫌いか?
想像するだけで唾でちゃう?
[すっぱいと力説する涼に笑いながら。]
まぁ小難しい理由は置いといて。直接炭酸が骨に触れなければ溶ける事はないの。つまり、飲んだだけじゃ溶けないわ。
ただ飲みすぎると、カルシウム不足になって骨が弱くなるのよね。だから飲むと溶けるって言われてるだけ。
[大雑把に説明するとこんな感じ。]
[村の雰囲気もやはりいつもの良くも悪くも変わらないという状態に非ず
むしろこのような状態で変わるのは皮肉にも感じながら、榛名の手を引いて]
榛名さんは、親しい人と、損得勘定で付き合っているのでしょうか
[ぽつりとこぼす言葉に答えずに問うた]
……お前、本気で俺をなんだと……。
[玲のいう事を、という言葉に、はあ、とため息をついて]
ああ、そーだな、このままじゃいられんし。
[着替えて、という玲の言葉には頷いた。
まだ本調子ではないのは確かであり、なんと言っても]
……起きてから、一本も煙草吸ってねぇし、な……。
[ある意味問題発言]
あ、はるなちゃん。
また、あとでね!
[元気になるといいなって、出て行こうとしてたはるなちゃんに手を振った。
それからりきっちゃんの言葉に、りきっちゃんをじーっとみる。]
うん。
だいじょうぶ。
絶対逃げられるから!
ゆきおにーさんには迷惑かけないよ!
…そこで兄貴より、弟の方が問題にされるのって。
いや、俺の人徳か…?
むしろ、ツッコみどころだと思ったんだが。
……まあ、いいか。
[けらり、笑って]
ああ、そうか妻がいないな。
よし、俺が立候補するか。
……当然嘘だが。
…吸うなら自分の部屋で、ね。
今、父さん刺激するのは拙いよ。
[廊下を歩きながら、振り返って一言投げる。
そんな一幕は普段通りに戻ったようにも琉璃には見えただろうか]
[つつくなといわれてくすりと笑いかけて]
誰か一人は引き上げる訳にならないと、ね?
大丈夫、ボクもつらかったら、ちゃんと二人に頼るから、
約束するよ?安心して。
[玲にも笑いかけながら]
もちろんそれは玲もだから、ね?
榛名のことは任せて二人が心配してたって後出会いにいくって言ってたって伝えておくよ。
あと、
それを悪いと思わないようにもね。
[二人に笑顔を残して葛木家を後にし、旅籠へと向かった]
え?
[逆に問われ、ふ、と視線が上がる]
そんなことは、してない。
する気も、ない。
[考えることも無く、即答してゆるりと首を横に振った]
[蓮実と榛名が出て行くのには、ひらりと手を振り。
注意するようにとの言葉には、頷き一つ]
…じゃあ桜に、行く時は3人か。
向こうに着けば、今なら聡もいるかもしれないが。
[少し、考える素振り]
…ん?無茶…か。
利吉さんのそれは…少し難しい注文だな。
考えるだけの余裕がなくて、身体が動いた場合は容赦してくれ。
[けらり、何事もないかのように笑う。
けれど、すぐに首を傾げ]
なんで小百合には、好きにしろ、と?
うーん、それじゃ、いこー!
[ぱたぱた、ドアに近寄って]
……ちょっと、りきっちゃんひどい!
トラブルなんておこさないもんだー!
ゆきおにーさんも、おねーちゃんも、いこー?
[*コダマもついてくる?*]
うーん、残念だけど…まぁ何か起こるよりはマシよ。何も怒らないかもしれないけど、用心に越した事はないし。
私も後でバイク見てくるわ。
[顔を曇らせる裕樹にはそう言って肩を叩いた。]
あはは、私も詳しい事は。
泣いたらすっきりするっていう感覚はある程度、かしら。
[涙についてはそう答えて。]
そうね。愚痴聞き役にくらいなら。
あはは、涼ちゃんにはなれないわー。
[元気よねーと笑いながら言う。]
そうですよね
[即答して首を横に振る榛名を見ながらもやっぱりゆっくりとした歩調で歩いて]
でしたら申し訳なく思わないでくださいな。
みなも、損得勘定で榛名さんと一緒にいるわけではないでしょうから
…それとも、そう見えます?
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