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―館・ロビー―
イヴァンさん、ちょっと触らせて。
[ギュンターの剣に手を伸ばす]
うん。全然ないってわけじゃないや。
外に出ちゃったんじゃないみたいだね。
[エーリッヒにこっくり。
金の向けられている方向を翡翠も追いかける]
…やっぱり反省房だったりするのかな。
―館ロビー―
気配はするのに姿は見えず、ですか……
[ゲルダとエーリッヒのやり取りに包帯をした左手を顎にあてて考え込み。
北のほうへと向ける視線にいやーな感じがして眉を寄せた。
そうこうするうちに榛名が降りてきて、その独特の衣装に軽く瞬き]
おや、そういう服装もお似合いですね。
ああ、どういたしまして。
[布が手元に戻ってきたのなら、さらりと肩に羽織った]
─館内・ロビー─
わふぅ…。
[結論としてゲルダもゼルギウスも同じようで。
顔を見合わせて小さく鳴いた。
榛名がやって来たなら尻尾を揺らすことで挨拶として。
必要ならギュンターが居なくなったことと、これまでに出た推論を伝えることとなるか]
犯人と怪しまれて送られたんじゃないとするならー…。
誰がじいちゃんを反省房に入れたのかー。
うーん……『秘宝』を盗んだ犯人?
[しか考えられないかなぁ、とそれぞれの反応を見遣る]
―館・ロビー―
榛ちゃん。うん、偉い偉い。
それなら可愛いし、大丈夫だよ。
でも裾には気をつけて。
[着替えて戻ってきた榛名ににこっ。
ついでに何かのビジョンが見えた気がして老婆心も発揮しておいた]
ええとね。柳の翁が剣を置いて消えちゃったみたいで…。
―館一階・ロビー―
[ゼルギウスとゲルダからの言葉に嬉しそうにして]
ほめられたの〜…♪
[続いてかけられたゲルダからの注意の言葉に、腰に巻いた帯をぺしぺしっと、
着崩れないようにちゃんと締めてるよと伝えたいらしい]
剣を置いて〜……?
[消えたとの言葉にこてんと首を傾げた]
―館・ロビー―
[ゼルギウスにも、こっくり。
榛名への具体的な説明はエーリッヒにおまかせした]
張り切って犯人捜してた翁が、邪魔になった?
そう考えるとありそうな話かも。
うん?
ああ、うん。
[何かを思い出したように、ぱちり 目を一度瞬かせ。
ごくりと唾を飲み込み 大きな喉仏を上下させると
むん と分厚い胸を力いっぱい張った]
オレはいつだって自信まんまんだ。
だってそうだろ。
騎士団長が犯人なら、少なくとも森に剣を捨てていなくなる、
なんて事にメリットは無い。
隠れているなら、剣も身に着けておくべきだ。
[言って、北を見るエーリッヒを見て]
どうした?何か思い当たるトコがあるのか?
―館ロビー―
[榛名へはエーリッヒが説明するに任せて。
犯人が、と言い出した二人にふむ、と呟き]
けど、それって犯人が反省房に関われる、って言うことですか?
そうだとしたら厄介なことですねえ……
王様が作った反省房。
騎士団長…警備団長だっけ?彼が犯人でなければ考えられる事としては…
「犯人が反省房に関われるかもしれないって可能性」と、
もうひとつ「王様自身が犯人かどうか判らないけれど閉じ込めた可能性」…か?
[蜥蜴の癖に、と良く姉には言われたが、考える事は好きな方。
エーリッヒの言葉にもうひとつ、つけくわえてみて]
どちらにしろ、反省房に居るのか居ないのかは、王様に聞く事、出来ねぇのか?
[周りを見渡した。
浴衣を身に纏った榛名を見つけると、僅かに安堵の色]
―館一階・ロビー―
[エーリッヒから説明を受けると]
なるほどなの〜…
[実際わかってるのか、他人から見ると怪しかったかもしれないが]
むぅ〜、反省房〜…、ゲルと一緒じゃなきゃ嫌なの〜……
[きゅっとゲルダの服の裾をつまんで]
犯人見つけないと〜、怪しくなくてもいれられちゃうの〜……?
[みんなの推理の言葉を自分なりにまとめた結果、そう言っていた]
―館・ロビー―
だよねえ。
[エーリッヒとこくこく頷きあう。
ゼルギウスの言葉に、う、と詰まって]
…それって、とってもまずかったりしない?
王様の力にまで干渉できるってことだよね。
[ちょっと顔色が悪くなった]
それもやっぱり『秘宝』の力なのかな…?
[名残でも圧倒的だった力を思い出して、ほふん]
―館ロビー―
ああ、王様が閉じ込めた可能性も……
[イヴァンの言葉に頷きながら、ゲルダにには悩むようにしながらこたえ]
王様の力に干渉できるのか、もしくは秘宝の力で反省房とつながる道でも作ったんでしょうかねえ。
[首をかしげながら呟き]
王様が騎士団長を閉じ込めてない、って言ったら犯人の仕業、ということですねえ……
[はあ、と深いため息]
─館内・ロビー─
それじゃあ、王様に聞いてみるのが良いかなぁ。
そしたら少しは状況見えるよねぇ?
[そう言ってお座り犬はそれぞれを見上げながら様子を窺った。
王に話を聞きに行くと言うことになれば、その後をついて行くことに*なるか*]
―館・ロビー―
なるほど、道をつなげちゃうとかもありだね。
どっちにしても、犯人はあんな力が使えちゃうと。
[ゼルギウスとエーリッヒにこくこくこく]
犯人捜さないと、王様に反省房入れられちゃいそう。
犯人捜すと、犯人に反省房連れてかれちゃうかもしれない。
なにこの状況。
[にゅにゅにゅっと眉を寄せた。
榛名に触れてる手にもちょっと力が入ったかも]
うん、まずはそこから、かな。
[エーリッヒに頷くと、どうするのかなと周囲を見る。
全員で行くのならついてゆくし、そうでもなさそうならやりたいことがあるからと森に向かう*だろう*]
よし、じゃあ、王様に話聞こうぜ!
[ぐ、と握りこぶしを作り 天井へと突き上げる。
元気良く館玄関の扉を開け 脚を踏み出してから
ふと立ち止まり 後ろを振り返って]
…そういや、王様って何処に居んだ?
[その場に居る面々の顔を見渡した*]
―館・ロビー―
[どの道王様からと、たしかにエーリッヒの言うとおりそれはそうかもしれないと]
う〜ん〜…、ゲルが嫌なら、私も嫌なの〜……
[犯人どうのや秘宝より、ゲルダのことが大切らしく]
犯人はなんで秘宝なんでもっていったの〜……?
あんなもののどこがいいの〜……?
[妖精のお宝をあんなもの呼ばわりしていたとか。
秘宝がすごい力を持っていることはわからなくもないのだが。
目的がわかれば犯人探しのたしにはなるかなと示すような言葉になったかもしれない。本人にその意図があったかは不明だが]
[ゲルダの触れる手に力がこもると、その言葉にぽんと手を叩いて]
皆で探せば怖くないの〜……
[赤信号〜〜的なノリでそんなこと言っていた。
皆が移動をするなら、自然と自分はゲルダについていこうとした**]
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